~未曾有のEVA体験、再び~
役員仕事が煮詰まってるので、リフレッシュがてら行って来ました。
2007年 日本作品 クロックワークス=カラー配給 (07.9.1公開)
[総監督・原作・脚本] 庵野秀明
[監督] 摩砂雪、鶴巻和哉
[音楽] 鷺巣詩郎
[声の出演] 緒方恵美・・・・碇シンジ 林原めぐみ・・・・綾波レイ
三石琴乃・・・・葛城ミサト 立木文彦・・・・・・碇ゲンドウ
山口由里子・・赤木リツコ 清川元夢・・・・・・冬月コウゾウ
関智一・・・・・・鈴原トウジ
<見どころ>
12年前のテレビ放映以来、熱狂的なファンを持つ「新世紀エヴァンゲリオン」。
その物語を再構築する4部作の序章。謎の“使徒”との戦いを通じて成長する
少年の物語。
「序」は導入として旧作とほぼ同じシーンからスタートする。
<あらすじ>
世界を壊滅状態へと導いた「セカンド・インパクト」から15年後の西暦2015年。
14歳の碇シンジは、特務機関NERV(ネルフ)の最高司令官で父親でもある
碇ゲンドウから、謎の巨大生物“使徒”と戦う人造人間エヴァンゲリオンの
パイロットに任命される。
使徒との戦いが困難を極める中、地球存続のための任務を背負う彼らは、
ある国家規模の作戦を実行に移すことになる。
<感想>
TVシリーズから12年にしての映画4部作。
当時、まだ幼かった娘が、主人公碇シンジとほぼ同じ年頃になっているのに
驚くとともに、妙な感動を抱きながら映画を見ました。
「EVA」の話は、哲学的テーマが含んでいて、凡人の私には
深く読み取ることの出来なかった作品。
とりわけ、ラストシーンは、あまりにも衝撃すぎて、今でもわかんないことだらけ。
とにかく難解なストーリーで、何度見直したか・・・それでもわからん。
今回は、凡人の私でも少しはわかるラストに向かっていくことを願います。
主人公は、14歳の中学生、碇シンジ(緒方恵美)。
EVA初号機のパイロット
この屈折した性格が、うちの子とだぶって見えて仕方がなかった。
「逃げちゃだめだ・・・・逃げちゃだめだ・・逃げちゃだめだ・・・」
この名セリフも久々に聞きましたが、重く響きましたね。
この作品の象徴的存在の綾波レイ(林原めぐみ)。
EVA零号機のパイロット
感情をほとんど出さない14歳。経歴がすべて抹消の謎の人物。
相変わらず林原さんの神秘的な声は健在。
セリフ少ないのに、やっぱ綾波レイの存在ってすごい。
初号機
「エヴァンゲリオン」、相変わらずグロテスク。^^;
正式名称が、汎用人型結成兵器人造人間エヴァンゲリオン。長っ!
ストーリーは、6話のヤシマ作戦まで。
だからアスカ・ラングレーはまだ出てきません。次ですね、次!
内容は、V版とあまり変わっていませんでしたが、細かなところで変わっていました。
良い様に変わっていたので、気になりませんでした。
渚カヲルが、早くも出てきた(チラっとだけど)出てきたのは少々驚き。
伏線的に出しているのかな?
ヤシマ作戦が、ずいぶんパワーアップしていたので、これも驚き。
ミサト:「自分の子供を信じてください」
今になって、心にしみるミサトさんの言葉。
レイ:「こういうときどんな顔すればいいのかわからないの」
シンジ:「笑えばいいと思うよ」
この2つのシーンは泣けたねぇ~。
あれだけの内容を98分にまとめるのだから、内容が荒いのは
否めませんが、EVAの世界はそのまま健在。
まったく内容を知らない方は、やはり予習してみてください。
主題歌、宇多田ヒカルの「Beautiful World」はEVAの世界観に合っていて
心地よく聴けます。
NAOさん、すでに着メロ設定♪
エンドロール後、久々にあの予告口上が!!
ミサトファンの私には、うれしい予告でした。
点数は、4部作の最後につけたいと思います。
あくまでも、これは序章。ここまではついていけるんですが。
これから公開されていく、「破」「急」は、今度こそ理解できますように・・・。
NAOさんの解説でまた少し理解できました。
この後は私にはついていけないかもしれませんね。
ところで上映後に拍手はありましたか?
使徒は、「死海文書」からの名前なので、そこからしてマニアックというか、、、、。^^;
「序」は、ほんとプロローグなので、平穏に見られますが
「破」「急」が今までどおりだと、かなり難解になってきます。
>ところで上映後に拍手はありましたか?
一部の熱狂的ファンがいまして、そこは上映前から興奮しててうるさかったです。
予告が終わると「最高だ!」っていって拍手してました。
私は、ミサトのあの口上だ出たとき「やった~!」って思わずひざをポン!とたたいてしまいました。
この年でいいのか?いいのか?って思いつつ、
DVDまちにするかどうするか悩んでたんですけど、
すごく気になって……
やっぱり、熱狂ファンがいるんだ。
そんなシーンにめぐり合えたら、笑っちゃうかも。
でも本人さまたち、真剣ですよね(笑)
私ぐらいの年齢の方もけっこういましたよ。
「EVA」はかなり熱狂的なファン多いですね。^^;
ただ、映画の最中でもうるさくてうるさくて。
なんとかならんのか・・とも思いましたよ。