gooブログ「脳トレ紙芝居」開始です!

今回から「数楽絵草紙への招待」という脳トレ紙芝居です。モットーは数で驚き、図形で楽しみ、算数でリード。数学オンチ卒業。

霧の玉手箱 2

2017-04-19 12:21:57 | 数楽絵草紙

スコットランドは霧の国、ウィルソンは霧や雲が好きだった

 イギリスの最高峰はベン・ネヴィス山(標高1344m)で、グラスゴーから北へ約100kmのところにある。スコットランドのこの一帯は「ハイランド」と呼ばれている。午後になると、天気が急変し、見る見るうちに霧が立ちこめて街外れの海辺から暖かい気流の影響で、一時間ほどで丘の上の城や寺院の搭など、古都全体が濃霧に包まれて、普通では山間部でしか見られない幻想的な情景が出現する。スコットランドでは珍しくない現象だが、大都市での思いも寄らない夢のような別世界に初めての旅人は驚くという。

                                                 

         

この自然の美しさに魅せられ、その謎に対する好奇心を持った研究者にウィルソンがいた。彼はただ、美しい霧や虹を実験室でつくりたいと思ったのが「霧箱」発明の動機であったと後日次 のように回想している。

「1894年9月、私はスコットランド丘陵で一番高いベン・ネヴィス山頂に当時あった天文台で数週間を過ごした。山の上にかかっている雲に太陽の光が当たったときに生ずる素晴らしい光の現象、特に太陽のコロナや、山頂や人が霧や雲に落とす影の後光にできる環状の虹の美しさに心をうたれ、同じ現象を実験室で再現したいものだと思った」。

ジャンル:
科学
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