西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

大きな道路を斜め横断するネコ

2017-02-25 23:00:23 | Weblog
 先日、腰痛の治療の帰りに車を運転していたときのことである。道後方面から大街道に向かって自家用車を走らせていると、白黒ぶち猫がとことこを道路を横断していた。その道路は片側2車線で中央には電車が走っており、幅は10メートル以上あると思われる。
 しかもその白黒ぶち猫は左右をしっかり確認し車が来ないのを知って、余裕で横断していた。

 最近、老人の斜め横断で事故が多い。おじいさん、おばあさんが横断歩道を歩かずに斜め横断する気持ちはわかる。そのわけは、「遠いのだ!横断歩道まで」そんなつらい思いをするなら、今ここで渡っちゃえという発想になるのである。

 以前、斜め横断しているじいさんがいて、目前で停車していたら、そのじいさんは偉そうに僕に向かって早く行けという仕草をした。早く行ったら、その爺さんをはねてしまうわけで、老人という人生の先輩はものすごい変化球を投げてくるものだ。

 それから5本ぐらい道路が交差しているややこしい交差点でもすごい技の爺さんを見た。ここは歩道橋があり人も自転車も横断しないところだ。大きな道路は通行時間が長く、小さな交通量の少ない道路はその時間が短い。だから短い道路を走っている車はスピードを出すわけだが、その車と並行して爺さんが自転車をこいでいた。そこは自動車だけ走れる道路だと思うが、爺さんはかなりのスピードで横断したのだ。(まあ自転車の横断できない交差点はあまりないと思うけど、そこの交差点を5年くらい車で走っているけど、自転車でつっきって走り去ったのはそのじいさんだけである)

 斜め横断といっても大体道路を直角にわたるのだが、ホントに斜めにヨタヨタと渡る爺さんもいる。大丈夫か?と心配するが、おそらく大丈夫ではないだろう。

 今後、ますます斜め横断する老人が増えるだろうが、ドライバーは老人は斜め横断するものと認識して運転したほうがいいかもしれない。安全に斜め横断するために、先ほどのように賢い猫に誘導してもらったら、かなり事故が減るかも?
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