二人のピアニストに思う

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バブル獄中記とO君(3)

2012-04-11 18:15:29 | 歴史
バブル崩壊の影響で破綻した銀行や証券会社
  に対する刑事責任の追及により、粉飾決算の
  山一証券元会長や、不正融資の北海道拓殖銀行、
  幸福銀行、国民銀行の元頭取など、多くが
  有罪となった。
  しかし、また無罪となるケースも相次いだ。
.
長銀の粉飾決算事件は、08年に元頭取らが無罪。
  日債銀の事件も1,2審の有罪判決を
  09年に最高裁が破棄して差し戻している。
これらは前記のような、日本の司法関係
    自身の、問題点の現れ、なのだろう。

特捜部や報道機関の質的低下については前にも
特捜部とNHK、60年の変容:[A-119]に書いた


.
. ★ ★ ★ ★ ★
.
この様な時間的経過の中で、東京相和銀行関係
  裁判は、2000年8月に始まって長期化し、
  03年に長田元会長に懲役3年執行猶予5年の
  有罪判決が下ったのだが、数年後だったら
  判決は違ったろう、と思われるからである。
.
長田氏の裁判も、O君の裁判も
  2010年頃だったら、村木事件のように、
  検察の無見識が問われた、 かもしれない。
O君は、1999銀行頭取辞任。2001起訴、逮捕。 2004/6 
東京高裁より商法の特別背任罪で、懲役2年2月
の実刑判決。 信念ゆえに保釈金など手当てせずに、
最後まで検察に抗って、2004年に獄中死した
  O君の無念さ
、を改めて思う
、のである。

帝人事件の河合良成は、無罪判決の上に、
   事件に関する著書を書き残した。 
長田氏は、有罪扱いとなったが、存命中に、
   今回の本に主張を書き残すことが出来た。
所信を世間に訴える機会のないままに逝った
   O君の口惜しさは、如何ほどであったろう。

O君に関して、今迄に公開したブログ記事を挙げて置く:
  ▲出逢いの問題 (7)終章:O君:[B-15][2005/07/01]、
  ▲ 出逢いの問題 (8)終章(続):O君の評価:[B-16]、
  ▲ 特捜神話の終焉:[B-131][2010/9/9]
.         このようなことなので、

本来であれば、先見性を持ち、時代に先駆した
行動に最高の称賛が送られるべきであった
   O君や長田氏が、逆に処罰された事実は、
日本の歴史の汚点、として記憶されなければならない。

また、起訴当時のメデイアの取上げ方の一例として、
2001/2/4の新聞の、「社会・事件・ひと・話題」欄を写す。
「破綻新潟中銀・元頭取ら4人逮捕・特別背任容疑」
     の見出しで、記事の概要は次の様であった。
『 1999年に経営破たんした新潟中銀に、新潟県警が7日、
  商法の特別背任容疑で、大森龍太郎・元頭取(73)、
  前頭取の永村弘志(64)、元専務・大森信太郎(42)、
  ら4人を逮捕。 ― -(中略)― -
  回収が危ぶまれるのを知りながら、98年10月から
  早期是正措置発動後の99年9月までの間に9回、
  「富士ゴルフリゾートクラブ」に30億円を迂回融資し、
  新潟中銀に損害を与えた疑い。 (中略)
  大森元頭取が主導した問題案件は約50件。
  融資総額は99年末時点で約2000億円に達し、
  8割以上が不良債権化していた。 (後略)』、
と書かれていた。


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