二人のピアニストに思う

gooニュース、注目のトピックスで「フジ子ヘミングがNHK斬り」を見て自分でもブログを作り、発言したくなった。

鳩山を評価した不明

2010-09-23 17:09:35 | Weblog
ブログ記事に間違ったことを書いて公開し、
  そのままにしておくのは、気持ちが悪いので、
一応、「私が間違っていました」、のご挨拶をする。

丁度、一年前に、▲鳩山内閣の発足 :[A-101][2009/9/17]、
   の記事を公開し、『鳩山由紀夫代表は昨日、2009/9/16日夕、
   第93代内閣総理大臣に就任。 記者会見で「脱官僚依存の政治」
   を実現するとの決意を表明 ・ ・{中略}』、と
        大きな期待を述べた。

   その時には、鳩山がこれほどに出来の悪い人物だと
   知らなかったので、私は大はしゃぎをし、 後になって
   私に見る目の無いことを、晩秋氏に、からかわれた:
     ▲” 「先見性」の自慢:[L-59][10/6/9]
     ▲猫嫌いの感想(2):[L-59][10/6/9]

鳩山の、党首としての無能ぶりは、半年前に露呈して、それで、
   党首を止めるときに、政界を引退するような言い方も
   していたのに、今月行われた民主党代表選挙の時には、
   またも不可解な発言を繰り返した。
私も一応このようなご挨拶記事を書いて、公開せざるを得ない。

          ★ ★ ★ ★ ★

鳩山は、首相在任中に、普天間飛行場を巡り、
           場当たり発言で、政治混乱を招き、
   「米国に頼り過ぎていた」発言で、外交関係を傷つけ、
   「勉強したら分かった」発言で、国民を呆れさせた。
   その幼稚さは、総理大臣、いや代議士、なんてとんでもない
   レベルで、中学生だって昔はこんな発言は有り得なかった。

政治とカネをめぐる国民世論の不信のため、小沢一郎幹事長を
   道連れに首相を辞めた。 残余の任期を菅氏に託して引退
   したのに、85日後の民主党代表選挙に、小沢首相を作る
   ために表だって動いたのは、理解できない

菅氏一人が立候補すると見られていた時に、民主党代表選挙に
      菅首相の再選を支持、していた鳩山が
      8/26に突然、宇宙人の本領を発揮した。
  「私を総理にまで導いて頂いた小沢氏に御恩返しをする」、
      というのだが、個人的貸し借りとか、栄達、或いは
      民主党のサバイバル、しか頭の中になくて、
   国家がどうなる、との視点は完全ゼロである。

国民もかなり不愉快に感じている、らしくて、9/20、9/21の
二日間だけでも、新聞の川柳欄に、下記の投書があった。

     鳩山氏トラストミーを封印し   (東京・新橋裏通り)
      鳩山さん何をやってる人ですか(横須賀・おたふく)
      恩返し小沢じゃなくて国民へ  (射水・江守正)
      小鳩さん閉門蟄居じゃなかったの(福岡・猫懐)
      辞してなお迷走続く鳩山氏    (幸手・百爺)
      鳩山氏言ってることがわからない(福岡・朝川渡)
      灰色の神輿を担ぐ鳩ぽっぽ   (北九州・山下文二)
      舌の数誰にも負けぬ前総理   (横須賀・歯ぎしり)
      一年に庶民は何度も裏切られ  (東京・あらっまあ)
      前総理キングメーカー気取りだな(長岡・柳村光寛)
[後日補足、鳩山は引退までもぶれている(10/11/5富士見・あそ坊)]


          ★ ★ ★ ★ ★

小沢という人物は、自身は総理になる機会があっても、
   その道を行かず、キングメーカーとして力を振ってきた。
   菅内閣でも首脳人事を自分の思うようにしようとしたが、
   菅氏に断られた。
8/19に軽井沢の鳩山別荘を訪れ、8/24に東京のホテル・バーで
   話し込んだ小沢の意を受けて、8/25に鳩山が、菅氏に
   人事刷新を迫ったものの拒否された。
8/26に小沢は鳩山と会って、小沢支持の言質を取り付けた。
   民主党代表選挙に小沢が立候補したのはそのためだが、
   大衆は85%が、反小沢ゆえの菅支持、であった。

大衆が圧倒的に反小沢なのは、政治資金規正法違反で秘書が
   逮捕、起訴されている事実と、
   小沢自身が国会で、きちんとした釈明をしなこと、
   検察審査会が小沢を起訴すべきと判断しているのに、
   検察が動かないこと、  への怒りが大きい。

小沢が巨額の政治資金を強圧的に集めていたことは報道や
   検察の立証により明かだが、そのこと自身は
   小沢以外の代議士連中にも多かれ少なかれあること、
   と民衆は腹の中では思っている。
   但し、このカネの問題に対する態度の剛腕さは
   小沢独特のもので、大衆はそれに反発しているのだ。

民主党代表選挙に小沢が立候補したのは、カネの問題
   への対応だとの勘繰りもある。 首相と国務大臣は、
   首相自ら同意しない限り訴追されない。
   検察自身は腰が重いが、再度の検察審査会も小沢を
   起訴すべきと判断しそうな雰囲気の中で、訴追を
   免れるために総理の座を狙った、との勘繰りである。

          ★ ★ ★ ★ ★

8月いっぱいは、民主党党首選挙の大騒ぎで、国政が空白
   になったのに、鳩山はソ連や軽井沢に行って遊んでいた。
   前総理として、リストラで苦しむ民衆、就職難で
   人生の門出で躓いている若者、医療体制の不備で
   悩む老齢者、・・などのために有効に時間を使う
   ことを、考えなかったものだろうか。


こんな人物が、「トラスト・ミー」、なんて言っても
        米国大統領が相手にしないし、
   各国首脳が多数集まった場の記念写真で、
     最後列の端っこに立たされるのは、当然である。
こんな人物が一年前に総理になった時に、
   大はしゃぎで喜んでいた私、が恥ずかしい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。