二人のピアニストに思う

gooニュース、注目のトピックスで「フジ子ヘミングがNHK斬り」を見て自分でもブログを作り、発言したくなった。

(COP15)会議と日本の貢献

2009-12-23 02:48:40 | 歴史
(COP15)の会議は、人類の歴史における大変に大きな出来事であった、
と我々のグループでは受け止めている。
歴史の一コマの重大性は、その時点では意識されず、後世の歴史家によって評価されることが多い。
(COP15)の会議、は近年のサミット会議や、各種国際会議は勿論、「会議は踊った」ウイーン会議に比べても、より大きな意義を持っていた、
と100年後には考えられる、と我々は思っている。

会議に対する我々の評価の概略は、佐久間先輩が次の記事に書いた:
   ▲ (COP15)の閉幕 :[B-106],[2009/12/20]

日本の現在のメデイア人種は不勉強で、地球温暖化問題への世界的対処が、この様になるまでの、半世紀に亘る先人の努力を、知らないものだから、マスコミには一向にその話題は出ない。

だが、佐久間氏も書いている通りで、
『100年後、1000年後の歴史家が人類の歴史を記述するときには、20世紀後半に温暖化による地球破滅の危機が迫った時に、当時の厳しい世界政治の情勢の中でも、各先進文明国、EC 、EEC, などで個別に展開されていた努力と、人類の叡知が、纏めて語られ、評価されるであろう』。

 ★ ★ ★ ★ ★

20世紀後半にこの方面で行われた国際協力については、
佐久間氏が具体的に書いているように、

『毎回のマイアミ会議では、東西数十カ国から数百人もの先覚的な人々が集って、真剣な議論を繰り広げていたこと。
善意の科学者たちの努力で繰返し開催されたWHEC会議を、低劣な世俗的政治家が悪用した事例
  :例えば日本で開催された、3rdWHEC 会議の貢献とか、その時のソ連の振舞いなど』
も、長い人類の歴史を語る一頁として、後には記録されるであろう。


佐久間氏や我々はイラン・イラク戦争の最中に双方からマイアミに来ていた科学者と直接対話したキャズ君の話などを聞いているから、そのような感想を持つ。
が、2009年の新聞・テレビの報道しか知らない人たちは、日本が、鳩山首相がリーダーシップをとって、米・中・後進各国が足を引っ張ったと理解しているようである。
敢えて20世紀まで遡らなくても、つい最近のことでも、今回の会議の話題以前に、

伝統文化と常識の変遷(6b) 地球温暖化問題:[B-71],(2008/1/4)

に私が書いたことさえも、多くの人は記憶していない。
世界の歴史というものは常にこの様にして展開してきたものかもしれない。

 ★ ★ ★ ★ ★

大切なことは、人類が地上に生き残ること、であり、
誰がとか、どの国の手柄で、それが出来るようになったか、ではない。 従来の人類の進歩の足跡も、全てそうであった。

例えば地動説ではガリレオの名前は歴史に刻まれているが、更にその先の人たちの貢献が、ジョルダーノ・ブルーノ以前にも在った筈であるが、普通は言及されない。
古いインドの経典に、地球の半径の数値が極めて正確に書かれている、なんてことは、歴史書に記述されていない。
同様に、江戸幕府から明治への政権交代も、中世暗黒時代からルネッサンスへの文明開化も、人類の歴史は名前が記憶されていない人の貢献が大きかった
と、私は思っている。
ピラミッドを造った人の名前は記録に残っているが、其処には矢張り名前の伝わっていない、その先の人の寄与・貢献が在った筈だし、敦煌の遺跡についても同様である。 二万年前の洞窟に動物の絵を残した原始人などは尚更である。

それらの名前の残らなかった人には、現世的処遇の報いられた人も、そうでない人も、中には処遇が逆になった、ジョルダーノ・ブルーノのような人も居たわけである。
恐らく、それらの人々を仕事に駆り立てた原動力は仕事自体への情熱であって、実利とか名声とかいうものではなかったと推測するが、私らのようなボンクラには全く理解できない。
アルキメデスを裸で走らせたのは、後の名声への思念ではなかった。
ともかく、名声への拘りが生き方を決める上で大きな部分を占めるようになったのは、かなり近年になってからであろう。

 ★ ★ ★ ★ ★

地球温暖化問題への世界的対処についても同様で、
このような会議が開催されるまでに積み重ねられた先人たちの努力は、今後の歴史でも沈没していく可能性を感じるが、恐らくは道を切り開いた人たちは、人類のサバイバルが確保されれば、それで満足するのだと思う。
誰の手柄だとか、どの国の主導によってことが動いた、とかにだけ主要な関心を持ち続けるのは、日本のメデイア陣だけかもしれない。
(COP15)の会議が人類の歴史にもつ意義は、数十年、百年、のタイムスケールで評価が定まっていくであろうが、大変に大きなものがある、
と我々は受け止めている。

今後の大切な仕事は、今回初めて認識された地球の保全の問題を、総ての国が力を合わせて解決していくことである。

そのために日本社会の直ちに出来ることは、紙面で温暖化問題を取り上げる一方で、新聞紙本体よりも多量な、ほとんどの読者が読みもしない折込広告の配布を止めること。
前日には温暖化問題を取り上げてお説教する一方で、、翌日は派手なクリスマス・イルミネーションを褒め称えるようなテレビ局を教育し直すこと、であろう。
ジャンル:
ウェブログ
キーワード
地球温暖化 ジョルダーノ ネーション アルキメデス 世界の歴史 1000年 イラク戦争 大切なことは
コメント (0) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« NHK「朝ドラ」検討 | トップ | ダリの描いたキリ... »

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。

あわせて読む