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言語の起源

2017-06-14 23:26:20 | 日本語の謎、なぞ
日本語の謎を解く 第1章は、日本語起源の謎、として、Q3の章節が並ぶ。言語の起源、日本語の起源、そして言語類型地理論を解説する。いずれも話題には大きな、なぞ、何ぞ、であり、言語の分布はいわばグローバルな膨大なデータを、綿密な調査をもとにしたなんぞなものとなる。さて、困難な話題となるが、言語の起源には比較言語学の発見、それは言語のそれぞれに祖語を推測し設定しようとするので、その比較の手法が実証されてさかのぼった、一つの言語をとらえる、という見方ができる。しかし、言語系統説を一方で見ることになるので、地球上の言語そのものの、それぞれの祖語をどう見るかという仮説となり、その地域の言語の誕生が民族移動によるものか、あるいは隣接した言語地域の接触によるものか、そのためには気の遠くなる年月を、人類の言語獲得のために想像することになる。謎は、まさに、なんぞである。言語の起源には、いま考えるところの、人類の言語獲得について、人間の言語習得の、そのステップを重ねて、もろもろの影響と環境から類推をするようなことである。そこには脳の働きが関与して人と人との間でどのような、行ってみれば、言語による通信が始まったかを思うことである。言語の起源をいつどこであったかを述べることと、どうしてどのようにそうなったかを述べることが交錯するので、人類が何を求めて地域を移動しまたそこに定着して形成する、おおくの謎となる。なぞかけに、千古の謎をもって、なんぞ何ぞと言い続けることになろうか。そこに、母語のこと、第2言語のこと、そしてマルチ言語のことを思えば、多言語に通ずることのなぞによって、なにかしらの解明があるかもしれない。


ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

言語系統樹説
げんごけいとうじゅせつ
pedigree theory; Stammbaumtheorie
ドイツの言語学者 A.シュライヒャーの提唱した説。言語が,単一の祖語から次第に枝分れして下位言語が生れると説く。シュライヒャーの考えの根底には,言語が人間の意思から独立した有機体のようなもので,それ自身人間の意思とは関係なく進化するものである,という思想がある。しかし,言語の発達は系統樹説だけでは不十分で,言語波動説と相補しながら説明されねばならない。

言語波動説
げんごはどうせつ
wave theory; Wellentheorie
ドイツの言語学者 J.シュミットが 1872年に提唱した説。波紋説ともいう。シュミットは A.シュライヒャーの唱えた言語系統樹説に反対して,言語は系統樹で示されるように単純に枝分れして変遷するのではなく,いろいろな変化が波紋のように隣接する地域に広がっていき,入組んだ等語線に囲まれた多くの方言のうちの一つが,なんらかの理由で大きな勢力を獲得することによって新しい言語が生れる,と主張した。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報


ウイキペディアより
言語の起源

言語が数千年かけて発展してきたのか突然現れたのかという問題に関して、さらに注目すべき議論がある。
霊長類の脳に存在するブローカ野とウェルニッケ野はヒトの脳にも存在しているが、前者は認知タスク・知覚タスクに関わっており、後者は言語を使うのを助けている。霊長類の脳幹や大脳辺縁系において議論されているのと同じ神経回路が人間においては非言語的な音声(笑う、泣く、等々)を制御している。このため、人の言語中枢は全ての霊長類に共通して存在する神経回路を改良したものではないかと提言されている。この改良とその言語的コミュニケーションの能力はヒトに特有であるように見える。このことは、言語器官はヒトの系統が霊長類(チンプやボノボ)の系統から別れて以降に起源をもつということを示唆している。はっきり言えば、言葉を話すことはヒトに特有な、喉頭の改良だということである。

ミトコンドリアDNAに基づいた人類の移住経路のモデルの一つ
出アフリカ説によれば、50000年前ごろにヒトの集団がアフリカを出発し、続いて、それまでヒト科動物が進出したことのなかったアメリカやオーストラリアをも含む世界各地に移住していった。それ以前にはホモ・サピエンスは現代的な認知・言語能力を獲得しておらず、結果として移住するのに要求される技術や個体数を欠いていたので、彼らは50000年以上前にはアフリカを出たことがなかったと信じている学者もいる。しかし、それ以前にホモ・エレクトゥスが(言語の使用、洗練された道具、解剖学的現代性をほとんど欠いた状態で)どうにかしてアフリカを出て行ったことを考えると、解剖学的に現生人類と同じ生物がそんなに長い間アフリカに留まっていた理由が不明になる。

>ヒトの言語をヒト以外のコミュニケーションの体系から区別するカギとなる特性は再帰性であると主張されてきた。この言語学的な意味での再帰は、例えば(The man with the old crusty eyepatch he wore since WWII) walked to (the store that burned down before his uncle had put down the downpayment)という複合的な文や、あるいはより情報量の少ないThe man walked to the store which the man who walked to the store walked toという文のように、語句の中に語句を挿入する(あるいは埋め込む)ことを言う。ムクドリ(Sturnus vulgaris)がこの再帰性を含む文法を習得できることがシカゴ大学での実験により明らかになった。実験者たちはムクドリに文脈独立な中央埋め込み(英語版)という文法を訓練させた。ムクドリは文法的に許容できる発話を認め、そうでない発話を拒否することができたと彼らは報告している。さらに、ピラハン語はヒトの言語でありながら再帰性を示さないとダニエル・エヴェレットが主張している。




橋本陽介著、日本語の謎を解く、副題は、最新言語学Q&A、出版社は、新潮社、選書の1冊、2016年4月発行である。HPの宣伝に、7カ国語を自由に操る言語のプロが徹底解説! とある。

>序――日本語の謎に深く迫る
第一章 日本語の起源の謎
Q:そもそも言語の起源は何なのか。
Q:日本語の起源はわかるのか。
Q:橋本萬太郎の『言語類型地理論』とは何か。
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