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ローマ字による語

2016-10-11 23:29:24 | 語彙論
語の集合をとらえ、語の体系を分析する。それにはある枠組みを持つ。その枠に入るすべてを集める。集合を単なる資料とするには、枠組みは基準をもっていて、資料体となる。その資料体をランダムに集めたものとしてとらえると、そこには枠組みを作らなかったのであるから、すべての語彙を持つことになる。

>ランダム(Random)とは、でたらめ(乱雑)である事。何ら法則性(規則性)がない事、人為的、作為的でない事を指す  

ことであるから、無作為抽出をして標本にすると、語彙に語の集合をいくつか見出すことになる。

日本語を集合として、文字列を表記による種類に分ければ、漢字、ひらがな、カタカナを用いるうちに、英字となるラテン文字をローマ字として用いる語を見るようになる。日本語の語彙にそのローマ字の語という枠組みを作ることになるが、表記による漢字は漢語であった、ひらがなは和語であった、カタカナは外来語であった、と説明を行ってきている中で、ローマ字によるものはひとまず外国語であるから、それを日本語にして外国語と分類することは難しい。なぜならば、その枠組みに設定する外国語には、多くの英語を初めに、欧州諸語、アメリカ口頭語を含む。この問題は漢語を日本語とする経緯に同様ではない。それに同様であっったはずであるが、漢語に対して、外国語そのものを英語とするかどうかの問題である。


ウイキペディアより
>ラテン文字(ラテンもじ、羅: abecedarium Latinum、英: Latin alphabet、ラテンアルファベット)は、表音文字(音素文字・アルファベット)の一つである。ローマ文字、ローマ字(伊: alfabeto Romano、英: Roman alphabet)とも。


2016-10-07

語彙を定義して、説明すると、

>単語の集まり。一言語の有する単語の総体、ある人の有する単語の総体、ある作品に用いられた単語の総体、ある領域で、またはある観点から類集された単語の総体など。単語を集合として見たもの。  日本国語大辞典 

というふうになる。
語の複数を捉えて、集合とした。その考え方が語彙論として展開する。

語の集合には、体系をもって集合する場合がある。その体系を意味の分類によるとすれば、それは古来行われてきた語の分類体辞書がある。

類義を集める類語の集合とする捉え方もできる。
その語の集まりに対して、語のまとまりということができる。

何をもって集まるか、何をもってまとまりとしうるか、それが議論となり、その結果が語彙の論としてある。

2016-10-08

語彙は翻訳語であるという。彙字について、当用漢字外であったため、語い と表記することが行われていた。
常用漢字表になって専門語としての表記になる。初出を求めると、日本国語大辞典では、

>*国文学読本緒論〔1890〕〈芳賀矢一〉五「其語彙甚だ寡少にして、到底社会の錯雑せる万般の事物を精細に記載し得べからず」 
とみえる。また、語の順序に並べたものの意味で、
>*国語のため〔1895〕〈上田万年〉今後の国語学「文部省が斯学の名家を集めて大成せんと企てたる語彙」 
 
とある。それでは、翻訳語としての初出はなにがあるか。

ヘボンの和英語林集成、1872年再版、井上哲次郎の哲学字彙、1881年に採用されているものをみる。

哲学字彙、井上哲次郎ほか編、東京大学三学部、明治14[1881]には載せない。http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko08/bunko08_a0163/bunko08_a0163_p0054.jpg

ヘボンの和英語林集成、1872年再版では、Jibiki の訳語が見える。
http://www.meijigakuin.ac.jp/mgda/waei/search/?lang=&book=0058&page=858&zoom=0&index=2

jibiki に、dictonary と、lexicon の訳語がある。
http://www.meijigakuin.ac.jp/mgda/waei/search/?mode=01&edition=02&word=jibiki&x=21&y=14&zoom=


2016-10-08

漢語は漢民族のことばであると、それを中国の標準語とする解説に、まして中国語と言ってしまうのはたやすいが、はたして、漢民族の言葉とはいかなるものだったか、輸入した漢籍をもとにした漢字の言葉であるし、それを文字そのものと学んだのがわたしたちの祖先である、という話を中田祝夫先生は言われた。

文字とはいえ、ほかにそれを見たことがない、と思われるが、自分たちの文字を持たないわけであるから、それは言葉そのものであった。

はじめに言葉ありきを、それこそもじって、日本語には、はじめに言葉ではなくて文字ありき、であったのである。

漢語を和語と対比して、さらに外来語とその語種を捉える国語あるいは国語学の概念は、漢語そのものを漢文として扱い、漢語を日本語としなかった。
というような、学問領域を作って研究を行ってきたのは、江戸時代の国学そのままであったのだろう。

漢文訓読語である。
いわば、話さない学問用の言語であったので、漢語をそもそも字音語とする範疇で、そこに和臭と呼んだ学者たちによる語があって、漢語は日本語ではないとしながら、音読みの語として、国語に入れていたのであるから、いまや、日本語としての漢語を分類するようなことである。

2016-10-09

外来語の初出は。日本国語大辞典によると、

>国語のため〔1895〕〈上田万年〉言語学者としての新井白石「采覧異言と西洋紀聞とは、外来語研究上の資料になるもので」  

と見える。次いで、

>辞林(明治四四年版)〔1911〕〈金沢庄三郎〉「ぐゎいらいご(外来語) 外国語より借入したる語」  

とある。外来語は、借用であるから、日本語の語彙は、外来語に対して、固有語である。

借用と固有の関係を、在来語、本来語に対比して、外来語と位置付ける。それは日本語となった外国語が、日本語の語彙と定着することを指して言う。外来語の表記をカタカナですることが行われて、外来語は漢字かな書きに際立つようになっている。
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