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言志耋録二四

2017-06-20 11:02:55 | 本を読みます
言志耋録二四 ― 三〇  
 志を立てる、立志を説く。立志を工夫すると言う。その工夫には精密を要する。志は遠大であるが、工夫は最小を旨とし、之をはじめとする。さて遠大の志とは何のためにあるか。学問のためである。立志を持つと気質が変化して学問を得る。

(紅炉上一点の雪) 

私欲の制しがたきは、志の立たざるに由る。
志立てば、真に是れ紅炉に雪を点ずるなり。
故に立志は徹上徹下の工夫なり。

(志を持する工夫)

志を持するの工夫は太だ難し。
吾れ往往事の意に忤うに遭えば、輒ち暴怒を免れず、是れ志を持する能わざるの病なり。
自ら恥じ自ら怯る。書して以て警となす。

 
(修養の要点)

立志は高明を要し、著力は切実を要し、工夫は精密を要し、機望は遠大を要す。
 
(志は遠大、工夫は最小) 

学者は志大にして、工夫は則ち皆小ならんことを要す。
小は事に於いては始と為り、物に於いては幾と為る。
易に云う、「復は小にして物を弁ず」とは是れなり。

(学問の効験) 
学を為すの効は、気質を変化するに在り。
其の効は立志に外ならず。

(気質の変化)
均しく是れ人なり。
遊惰なれば則ち弱なり。
一旦困苦すれば則ち強と為る。
愜意なれば則ち柔なり。
一旦激発すれば則ち剛と為る。
気質の変化すべきことかくの如し。

(気質の変化は学問による)
曽晳の狂、夫子を得て之を折中せざりせば、則ち蒙荘と為りけん。
子路の勇、夫子を得て之を折中せざりせば、則ち賁・育と為りけん。
子貢の弁、夫子を得て之を折中せざりせば、則ち蘇・張と為りけん。
気質の変化とは、この類を謂う。
則ち、学なり。

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