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活用言

2017-08-20 | 日本語の謎、なぞ

活用言は活用語のことである。その名称において分類されたプロセスにどういう工夫を見るか、それを知るか、語にある自立して意味を持つ活用語単位を含めて考えるべきである。文法で語形変化をすることを言う。その変化は文法によるものとして、語の用法の違いによって現れると云解説が一般である。それを体系的に示す活用表が語によってつくられる。その説明で学校文法は動詞の活用表を整理して覚えやすくしたものであるが、その便宜において、説明の原理がとらえきれない、あるいは説明が与えられないということで、その活用表を基にしての議論が繰り返されている。いわく、語形の語という最も基本となる単位のとらえ方をしようとしない批判である。語を構成する自立語と付属語を理解しないままに、語の活用を活用表のいわば、変化する枠内だけで、活用表の整理の方法をわかろうとしない。文語文法と言い、口語文法と言っても、そこに現れる日本語の活用は整理されたものとして、表示去れた全体を、すでに、わたしたちは運用しているところがあるので、仮名文字による分析という発音のレベル、音韻を知れば、それで十分なことである。整然とした体系において、その原理による方法をすべて理由をもって説明できるのは、やはり文法学者であるわけだから、学校文法はその分析を受けたわかりやすいものとしての説明があってしかるべきである。なぜ付属語を持っている日本語の現象で、動詞の一つを見ても語構成を正しくとらえて教育できないのか、言語を扱う教師の説明不足であるに過ぎない。







文法で、語がその用法の違いによって体系的に語形変化をすること。また、その変化の体系。
日本語では用言(動詞・形容詞・形容動詞)および助動詞に活用がある。

動詞の活用の種類
五段活用(四段活用)(五段活用と四段活用の違いは仮名遣いの違いであって文法の違いではない。)
上一段活用
下一段活用
下二段活用(「得る(うる)」の1語のみ)
カ行変格活用(「来る」の1語のみ)
サ行変格活用(「する」「~する」など)
形容詞の活用の種類
口語形容詞の活用
形容動詞の活用の種類
ダ型活用
タルト型活用
助動詞の活用の型
五段型
下一段型
形容詞型
形容動詞型
不変化型
特殊型

文語体[ソースを編集]
動詞の活用の種類
四段活用
ラ行変格活用(口語の五段活用(四段活用)に相当 「有り」「居り」「侍り」「いまそかり」の4語のみ)
ナ行変格活用(同上 「死ぬ」「往ぬ」の2語のみ)
上一段活用(口語の上一段活用に相当 「着る・見る・似る・煮る・射る・鋳る・干る・居る・率る」の9語)
上二段活用(同上)
下一段活用(口語のラ行五段活用(四段活用)に相当、「蹴る」の1語のみ)
下二段活用(口語の下一段活用に相当(但し「得」は口語において下一段形の「得る(える)」と下二段形の「得る(うる)」に分割))
カ行変格活用(「来」の1語のみ)
サ行変格活用(「おはす」、「す」またはその複合語)
形容詞の活用の種類
ク活用
シク活用
形容動詞の活用の種類
ナリ活用
タリ活用
助動詞の活用の型
四段型
ラ行変格型
ナ行変格型
下二段型
サ行変格型
ク活用型
シク活用型
ナリ活用型
タリ活用型
不変化型
特殊型




ウイキペディアより
活用(かつよう、羅: Conjugatio, 英: conjugation)は、言語学一般においては、ある言語において述語に立つ品詞(典型的には動詞)に属する語の語形変化のこと。特に国語学においては、日本語の用言(動詞、形容詞、形容動詞)と助動詞がもつ語形変化の体系のこと。この「活用」という用語は江戸時代の国学で本居宣長が用いて以来のものである。活用する語を活用語といい、活用語が活用した語形の1つ1つをその語の活用形(英: conjugated form)という。

コンジュゲーション (conjugation) とは、動詞などが人称、数、性、時制、法、態、相といった文法カテゴリーに応じた規則的な語形変化をすることであり、これも日本語で活用と呼んでいる(名詞や形容詞の変化は、曲用 (declension) という)。

活用の研究史
江戸時代、国学において活用の研究がなされた。本居宣長は『御国詞活用抄』(みくにことばかつようしょう)によって活用の分類を行った。これを受けて、鈴木朖は『活語断続譜』で『御国詞活用抄』の語例を列挙して1等から8等に分け、本居春庭は『詞八衢』(ことばのやちまた)で動詞の活用を四段・一段・中二段・下二段・変格の5種類に分類している(中二段の名称はのちに黒沢翁満によって上二段に改められた)。さらに東条義門は『活語指南』において活用形を「将然言(未然言とも)・連用言・截断言・連体言・已然言・希求言」という6つに分類し、現在の活用形はこれを継承している。終止という名は黒川真頼『詞栞』による。命令という名は田中義廉『小学日本文典』による。未然という名は堀秀成による。
林圀雄によって下一段という名が造られ、また動詞に変格活用があることを説いたのは本居春庭の『詞八衢』が最初で、その後修正が加えられた。
形容詞では本居春庭の『詞八衢』が最初で、「く、し、き、けれ」「し、く、し、しき、けれ」とまとめたのは東条義門であり、その『山口栞』にこのことを詳述した。
助動詞では富樫広蔭『詞玉橋』がある。




デジタル大辞泉の解説
かつよう‐けい〔クワツヨウ‐〕【活用形】
国語の用言(動詞・形容詞・形容動詞)や助動詞が活用してとる種々の語形。一般に、文語文法では、未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形の6種、口語文法では未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形・命令形の6種を立てる。6種にしたのは、最も多く変化する形を持つ、文語動詞「ナ行変格活用」を基準にしたことによる。

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