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なぜ同音異義語が多いのか。

2017-06-22 18:36:52 | 日本語の謎、なぞ
同音異義語がある、という現象は、言語によって見られる。ことばと意味内容が対応していて、発音形式による違いを一つ一つのことばが表わされることは望ましいことである。しかし、発音と文字にかき分ける組合わせがあると、その言葉をすべて異なる発音形式で書き表わすことが困難であることは容易に想像がつく。

もちろん、言語によって発音を形式とするためにその違いを持たせているが、言語接触が起こると、それぞれの体系に影響して、それを書き表す工夫があることになる。その言語にとっての正書法として確立する。

例えば、漢字は文字が言葉そのものとしてあらわされて、漢字一文字に意味があるので、その数を常用する漢字およそ6000文字に対して発音の区別をもたせているが、そこには漢字数がおよそ5万文字に対しての発音を区別して持たせていることになる、

また、英語ではラテン文字26文字を連ねてことばを書き表している。いずれも同音異義語が生じている。

日本語は仮名文字に音韻をもって、発音の別として表わしてイロハ47字を組み合わせている。そこで、漢字など外来語音を入れて仮名文字を工夫して、濁音符、細字にして、発音を書き表そうとしてきている。洋語などの取り入れには、いまも発音の表記としての片仮名文字を用いて音韻とし、拡大50音図を示すことになる。

日本語音韻が母音で構成する開音節、連母音の現象であることから、外来語音をその音韻で書き表そうとしてきたが、おのずと、漢字外来語をその発音のままに、音韻による文字意識の工夫によって、中国語通りに音読みすることができずに日本語発音に直している。この時に、漢字表記があるので意味の違いを知ることができる。

漢字の発音は日本語発音となって慣用的に単純化して同音を生じている。その文字を組み合わせた熟語を表記そのままに、一方で音節構造を変えて発音を日本語化しているので、結果、同音異義語が多く生じてしまっていても、意味内容を捉えるには表記によって、ことばの衝突を起こしても使いわけることができるようになっている。




『広辞苑』に採用されている言葉の中で、最も多い同音異義語は「コウショウ」だそう。
  その数、48語
 「交渉」「高尚」「考証」・・・
このワープロで検索すると、コウショウは、73を数える。人名とそれらしいものを含んでいる。



http://bvt.txt-nifty.com/qablog/2016/06/post-feba.html
>2016年6月 9日 (木)
Q.日本語に同音異義語が多いのは、なぜでしょうか。☆
A.第一に、音の数が少ないからです。日本語は、意味を表すのに音の使い方で言い分けているともいえます。これは、ハイコンテキスト文化、つまり、ことばにされていないのに伝わるものが多いということです。非言語(ノンバーバル)コミュニケーションとして、表情、しぐさなど、風土、文化、習慣などもあって、親しいもの同士ゆえに伝わることが多く、同質性の高い日本の社会で特徴的でした。私は、音の使い方の微妙さもそこに入ると思うわけです。(♯)


http://www.geocities.jp/tenipuri28/japanesepronunciation.htm
日本語の発音は英語より単純というウワサはウソ?

 日本人が英語の発音が苦手な理由は、日本語の発音が英語の発音よりもはるかに単純だからだとか、日本語の発音は世界の言語の中でも他に類を見ないくらい単純だとか、一部ではそんなビリーフがあるようです。
 一方で、音声学・音韻論の専門の人がそのように言うのは聞いたことがありませんし、特に海外の音声・音韻学者達が、彼らの母語ではない日本語を客観的に見た場合、日本語の発音が英語その他の言語と比べて圧倒的に単純だ等とは全く見えないようです。
 そこで、日本語の発音が本当にそこまで単純かどうか、もう一度一緒に考えてみましょう。
 
>日本語は同音異義語が多いというのは本当か?

 同音異義語というのは、例えば日本語の「猿」と「去る」、英語のtwoとtooのように、発音は同じだが意味は違う単語のことです。

 正直、日本語が他の言語と比べて同音異義語が多いのかどうか私は知りません。特に言語学のバックグラウンドがない一般の英語ネイティブに言わせれば、「英語の難しさは同音異義語の多さにある。」とよく言います。ひょっとしてどの言語話者も、「自分の言語は同音異義語が多くて難しい」という印象を持っていないとも限りません。(これは調査が必要なので、何とも言えません)。

 よく、「日本語は発音が単純なため、新しい語彙を作るのが大変。そのため、同音異義語が多くなる。」というように、つじつまを合わせているものも見かけます。ですが、これは正直疑わしいです。

 まず第1に、全ての言語で、コミュニケーションをスムーズにするために、紛らわしい同音異義語を避ける傾向があることが報告されています。仮に日本語がそんなに同音異義語が多いのなら、なぜ日本人だけが紛らわしい同音異義語を避けようとしないのでしょう?

 又、「同音異義語」の定義が怪しい。怪しい例を一つ挙げます。

 「書こう」「下降」「囲う」「河口」は全て発音は同じだ。日本語は同音異義語が多いので、文脈から推測していかないといけない言語だ。

 と書かれているものを見たことがあります。果たしてこれら4単語は、本当に同音異義語でしょうか?
※共通語の場合

 たしかにひらがなにしたら、4つとも「かこう」になります。しかし、発音が同じなのは、このうちの「下降」と「河口」の2つだけだと言うのは、実際発音してみれば明らかです。

 「書こう」は、「カコー」で、「コ」にアクセントがあります(中高型アクセント)。
 「下降」と「河口」は、同じ「カコー」ですが、「書こう」とはアクセントが違います。「下降」「河口」は、「コー」が高い(平板型アクセント)。「囲う」は、アクセントは「河口」「下降」と同じ平板型で、「コウ」が高いです。しかし、最後の母音が違います。「コー」ではなく、「コウ」になります。

 「書こう」「下降」「囲う」「河口」は全て発音は同じだと書いた方の専門は言語学ではなく全く別分野のようでした。だから「かこう」という文字情報と、発音とをうっかり混同してしまったのでしょう。専門外の分野では、誰もがよくすることかもしれません。しかし、ちょっと冷静に考えてみれば、言語学のバックグラウンド等無くても、「下降」「河口」の発音は同じだが、「下降」、「囲う」、「書こう」の3つは違うということにはすぐに気づけるでしょう。

 第2の点は、同音異義語ではないものを並べて「同音異義語が多い」と言っていることもある、ということです。

 次に怪しいのは、「語彙」の定義についてです。実は語彙の定義というのは以外に難しく、どこまでを語彙と呼ぶのかというのが重要になります。

 例えば、一部の人しか知らないようなあらゆる分野の専門用語や社内用語的なもの(部品や物質等)まで考えると、大変な量になります。それらを日本語の語彙として扱うかどうかも、定義を決める上での大事な約束事になります。

 第3の点として、「日本語は同音異義語が多い」という人の中には、一部の人しか知らない専門用語等もたくさん並べて無理矢理同音異義語をたくさん集めている場合があるということです。それらは確かに同音異義語ですが、一部の人しか使わないので、日常生活のコミュニケーションで紛らわしくなるということもそうないでしょう。

 もし、日本語の同音異義語を数える場合、あらゆる専門用語等も含めるならば、他の言語でも同じ基準で同音異義語の数を数えなければいけないが、本当にそこまで徹底しているのでしょうか?

 まとめると、1)コミュニケーションの紛らわしさを避ける傾向について述べてない。2)同音異義語でないものまで同音異義語扱いしている。3)語彙の定義が甘い。という傾向が見られるので、疑わしいところです。
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