便利ということばは、方便の利器、便法による文明の利益、と言いたくなる語である。ベンリーというだけに、その流行には道具を使っている状況の様々起こりうる現象を見ることになる。そこにあるキーワードはSNSである。この語から便利をとってしまうと、その電子情報には何があるかとなるが、仮想現実に起こることは、いままで作り上げた人間社会の善悪の判断を超えてしまうことが可能であるから、SNSの、それによって問題となることは仮装がそうでない、理想ともならない人間の現実がある。しかし他亦、その現実が人間の脳社会に起こってしまうことであるから、便利さに脳の働きをどう加えていくか、未来社会の現実が見えてくる。便利を方便、便法と見ると、道具の手段として、その働きの限界を見据えるのであるが、SNSという仮想現実の社会と理想が交錯する電子媒体の場で起こってしまうことを人間社会がどのようにコントロールできるか、もとよりできないことを便利という語で考えたしまう。
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