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さつき晴れ

2017-06-14 17:03:23 | 日本語百科
梅雨入りして、いっかな、降らない。梅雨晴れ、と言いたくなるが、五月晴れと同様、季節感を持った語なので誤用と言われそうなことである。5月を、ごがつ と読めば、ごがつばれ で、新暦のままであるとか、さつきばれ となると旧暦になるので6月であるとか、しかし、その晴れの様子にも、雨上がりのさらりとした空の晴れ上がり方に季節感があるのである、というように、いまのこの晴れ模様では、雨が降っていない、梅雨入りしても、この地方では雨が降っていないので、これは水無しのままである。水無月晴れ とでもするとよいか。

さて、五月雨があるから、五月晴れかな、というのも、陰暦5月ごろに降りつづく長雨のこととなると、まず、五月雨 さみだれがないというわけだから、晴れマークに曇りマークの続く天気予報によることにしよう、雨降りには・・・




https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/097.html
放送現場の疑問・視聴者の疑問
「五月晴れ」の使い方は?
>旧暦5月(今の6月)が梅雨のころにあたるところから、もともと「五月晴れ」は「梅雨の晴れ間」「梅雨の合間の晴天」を指しました。 ところが、時がたつにつれ誤って「新暦の5月の晴れ」の意味でも使われるようになり、この誤用が定着しました。「 五月晴れ」について、主な国語辞書も「(1)さみだれの晴れ間。梅雨の晴れ間。(2)5月の空の晴れわたること」(広辞苑)「(1)五月雨(さみだれ)の晴れ間。つゆばれ。(2)5月のさわやかに晴れわたった空。さつきぞら」(日本国語大辞典・小学館)などと、新旧両方の意味を記述しています。ただ、俳句の季語としては、もとの意味で使われることが多く、「陽暦五月の快晴を五月晴と言うのは、誤用」と明記してある歳時記もあります。また、同じ「五月」のつくことばには、「梅雨」を指す「五月雨(さみだれ)」と、「梅雨のころの夜の暗さ」などを表す「五月闇(さつきやみ)」がありますが、この二つのことばは今でも本来の意味で使われています。
 ところで、5月の初夏・新緑の候に放送でもよく使われる用語に「さわやか」があります。「さわやか」は秋の季語で、初夏に「さわやかな天気」などと表現すると抵抗感を持つ人がいます。私も札幌勤務時代に、5月の風薫る快晴の日に「カラリさわやか北海道!きょうの札幌は、このことばどおりのさわやかな五月晴れです」と『列島リレーニュース』で伝えたところ、「その表現は二重に間違っている」と視聴者から指摘されたことがあります。「さわやか」は、一般には季節に関係なく使われていますが、このところ初夏に限らず全体に多用・乱用気味です。「さわやか」だけでなく「すがすがしい」「気持ちのよい」「心地よい」「胸がすくような」など、もっと多様で豊かな表現を心がけたいものです。
(『改訂版気象ハンドブック』P83、P262参照)
「五月晴五臓六腑も開帳す」(中条 角次郎)(2002/04/01)


日本国語大辞典
>さつき‐ばれ 【五月晴】
解説・用例
〔名〕
(1)五月雨(さみだれ)の晴れ間。つゆばれ。《季・夏》
*俳諧・鶉衣〔1727〜79〕前・下・四八・百虫譜「蝉はただ五月晴に聞そめたるほどがよきなり」
*俳諧・俳諧四季部類〔1780〕五月「五月晴」
*俳諧・樗庵麦水発句集〔1783頃〕夏「朝虹は伊吹に凄し五月晴」
(2)五月のさわやかに晴れわたった空。さつきぞら。《季・夏》
*智恵子抄〔1941〕〈高村光太郎〉風にのる智恵子「五月晴(サツキバレ)の風に九十九里の浜はけむる」
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