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日本語全史 中世後期

2017-05-20 15:52:23 | 日本語史
中世後期から近世への日本語の歴史について、1333年から1603年まで270年間を見る。民衆が歴史の表舞台に登場と解説する。また、キリシタン資料としての記録が残された時代である。外国語との接触として、特徴づけるのは、宣教師によって、京の話し言葉が採取されたか、辞書が編纂されたことがある。古代語からの脱却の時代と見ている。文字表記にポルトガル語のローマ字が記録されたので、仮名文字の発音の音韻としての分析が、漢字音から広がりを見せる。漢字語彙などに時代の変化による趨勢が現れる。全史の視点では、著者は、天草本イソップ物語に口語の全容を見るとする。伊曾保である。


伊曾保物語 いそほものがたり
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
伊曾保物語
いそほものがたり
仮名草子。作者未詳。3巻。元和1 (1615) 年頃成立か。

伊曾保物語
いそほものがたり
文禄2 (1593) 年天草耶蘇会刊『エソポのハブラス』 Esopono Fabvlas。『イソップ物語』を翻訳したものであるが,仮名草子の『伊曾保物語』とは直接の関係はない。


百科事典マイペディアの解説
伊曾保物語【いそほものがたり】
《イソップ物語》を翻訳した仮名草子。1593年天草のコレジヨで刊行されたキリシタン版《エソポのハブラス(文禄旧訳伊曾保物語)》は,西洋文学翻訳の最初のもので,原本は大英博物館蔵。


世界大百科事典 第2版の解説
いそほものがたり【伊曾保物語】
仮名草子。元和年間(1615‐24)刊行。3巻。《イソップ物語》の翻訳であるが,全部で94話。最初の30話はイソップの逸話,のちの64話が動物の寓話である。《イソップ物語》は,1590年(天正18)スペインの宣教師バリニャーノによって日本にもたらされ,九州天草で《エソポのハブラス》として日本語訳ローマ字で印刷された。これが,日本における最初の西洋文学の翻訳本である。この元和の書は,それとは異なって古活字版日本字で翻訳されたものである。




第2章 中世前期 ―― 院生鎌倉期
総説  古代語が瓦解する
文字表記  仮名の使用が促される
音韻  音節が整理されていく
語彙  漢語が一般化する
文法  古代語法が衰退する

第3章 中世後期 -- 室町時代
総説 近代語が胎動する
文字表記  文字の使用が広がる
音韻  現代語の発音に近づく
語彙  外来語が登城する
文法  近代語が芽生える


日本語全史 古代後期
2017-04-23 01:53:41 | 日本語史

第1章 古代前期 ―― 奈良時代まで

総説  古代語が確立する
文字表記  日本語が漢字で書かれれう
音韻  区別される音節の数が多い
語彙  固有語が用いられる
文法  古代語法が形成される

第2章 古代後期 ―― 平安時代まで

総説  古代語が完成する
文字表記  仮名が成立する
音韻  音節が複雑に発達する
語彙  漢語の使用が漸増する
文法  古典文法が完成する
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