現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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文法議論の境界

2017-06-19 | 日本語教育
日本語教育文法を学習文法と見る。規範文法を目途する教科文法である。日本語学習に、外国人のための、外国語としての日本語の文法は、汎用であり得ない。日本文法研究と構えるなら、そこには学習文法、教科文法を含みうるだろうか、なれば、国語文法も、文語文法も口語文法も、文法研究のそれぞれであるが、その文法研究によって立つ日本語教育文法は、おのずとその領域を決めることになる。文法現象を言語現象と見るか、文法には現象となるものはないとするか、記述文法が目指すものはなにか。規範に対する誤用を網羅すること、あるいは例外規則の文法であるからして、文法が文法足りうるのはその言語現象の発掘にある。日本語教育の中級文法を見よ。そこに見るものはイディオムである。 . . . 本文を読む

権力

2017-06-19 | まさごと
権力をよく知るもの、それは、権力をふるったもの、権力によって虐げられたもの、権力の圧倒するさまを目前にしたもの、権力を力学でとらえるものと、それぞれである。権力をふるう、権力をふるわれる、その現実を想像するしかないが、国家運営、国家権力を実体的権力で実現するのは、なにによるものなのか。権力を持たせてしまった、そこには、きっかけがある。テロの恐怖を傍らにおいて国家権力を恐れるものは、いずれの権力にもあがらうことはできない。 . . . 本文を読む

語頭にない ん

2017-06-19 | 日本語の謎、なぞ
50音図で発音をとらえる日本語に、その末尾に加える、わをん となるので、音韻の音節の仮名文字に撥ねる音がある。この発音は明瞭に、モーラとなって文字意識があるので日本語発音の一つになった。しかし、手習いにある、いろは歌には文字意識がなかったのである。 . . . 本文を読む

言志耋録一二

2017-06-19 | 本を読みます
一二から、承前。知と能、学者と常人、 志学の心得、無字の書、とあって、無字とは有字に対する、文字に書かれない万物を指す、と解説がある。学を為すこと此れ熟すれば、則ち宜しく無字の書を読むべし、である。続いて、水源のあるなし、人に頼るな、物を粗末にするな、学は己のためにする、とあって、さらに耋録らしくなる。悔・激・懼の字訓を引用すると、次である。>悔の字、激の字、懼の字は好字面に非ず。然れども一志を以て之を率いれば、則ち皆善を為すの幾なり。そしてまた、悔の字について、続けて言う。>悔の字は是れ善悪街頭の文字なり。君子は悔いて以て善に遷り、小人は悔いて以て悪を逐う。故に宜しく立志を以て之を率いるべし。復た因循の弊無からん飲み。 . . . 本文を読む

10年前、降らない、と

2017-06-19 | 日記
>20060619 降らないぞ カテゴリ:思い遥かに 良い天気になった。 中国とインターネットで結ぶのを、また試みた。 暑いなか、汗をかきかき、セッティングをして、そして 通信実験をして、うまくできなかった。 個人レベルで可能な機器がその範囲を超えたという、ことになるか、そこに見えない障壁がある。 通じすぎる結果のメール障害がある、送ったよ、見てないよ、というのが、頻繁に交わされる。 コミュ . . . 本文を読む