意外といますよ

うつ病の人って、思っているよりたくさんいるものです。少なくとも私の周りには。

私の病気を知った人から、実は私も、とか、私の親戚の人がとかよく聞きました。

先日も同級生からメールで、
『実は、うつ病になってしまった。お前、詳しいだろ。どうすれば良いか教えてくれ。』

その同級生は、私がうつ病になっていることをもちろん知りません。そこで私の近況をメールすると、大変驚いたようで
『なんで？お前が？心臓強そうなのに！』

まあ、そんなやり取りはともかく、一日でも早く専門医にかかるように強く話しました。
行くとは言っていましたが、なかなか思い切れないだろうと思います。

うつ病になったばかりのときは、気力で治る！と思っちゃうんだよね。

あなたも、早く専門医に行ったほうが良いですよ。

床屋さん

うつ病になって足が遠のいたところとして、床屋さんがあげられます。

多くの人がそうだと思うのですが、自分が行く床屋さんはずっと同じところです。子供のときからですから○十年以上同じ店です。

床屋さんは、人と話をしながらの仕事だし、たくさんの人を見ているのでそのお客さんの体調とか精神状態とかを見抜く力があると思うのです。

ですから、床屋さんに行くと自分がうつ病であることをすぐ知られてしまう。と考え足が遠のいています。

でも、３～４ヶ月に１回は行かなければなりません。

行く度に声が出ないとか、昨日寝てないとか色々な理由をつけてしゃべらずにいましたが、店の人は病名はともかく、どこか悪いとは思っていたでしょう。

今日はその３～４ヶ月に１回の日でした。
「あれ、今日は休み？」聞かれました。

普通に世間話も出来ました。

今日は自分としては可もなく不可もなくという感じなのですが、何だかんだいっても治ってきているのでしょう。

外出増と体重増

考えてみると、車の運転を再びするようになってから、昼食も外食が増えてきました。

これに伴って、体重が増えてきたような気がします。

散歩の回数も減ってきました。今までは歩いて行っていた所も車で行くようになってしまいました。やめる言い訳もつけるようなりました。今日は風がつよいから、と言うふうに。

何とかしないと、と思っているのに、お菓子を食べながらパソコンの前にいます。

本当に何とかしないと。でも何をどうする？

友人とランチ

今日のお昼は職場の友人とランチに出かけました。１年ぶりで会う友人です。私の快復ぶりをとても喜んでくれました。
また次回の約束もしてきました。

友人の顔を見て私も元気が出てきました。その勢いで勤務先にも顔を出してきました。みんな暖かく迎えてくれました。迷惑してるはずなのに。ありがたいことです。

でも家に帰ってくるともの凄く疲れが出てきました。調子に乗りすぎたみたいです。頭痛はするし、睡魔はおそってくるしで起きていられそうもありません。

今日はもう休むことにします。

自傷行為

今、私の額には大きなこぶ。昨日、今思えば些細なことで感情がコントロールできなくなり、床に座り込み、泣き叫び、テーブルの角に思いきり額を何度もぶつけていました。

妻が押さえ込んでくれたので、こぶだけで済みました。

自傷なんて初めてです。少なからずショックです。
今は家族が心配するといけないので平静を装っていますが、内心は落ち込んでます。

今日は記念日

今日３月２６日は、私の「精神科」記念日です。１年前の今日、初めて精神科のクリニックに行った日です。

そのクリニックは初診のみ予約です。正午が予約の時間でした。しかし、混雑していて１時半頃診察開始となりました。

まず家族構成やら、職場のことやら、うつ病の原因と思われることやらを１時間半くらいかけて診察を受け、診断がくだりました。

「あなたは、うつ病です。すぐ休職して休みなさい。とりあえず３ヶ月くらい。えっ？長い？じゃ２ヶ月にしましょう。」

こうして私の休職生活が始まりました。先生は最初から１年くらいの期間を考えていたようです。
私が思い切れないので、とりあえず２ヶ月にしてくれたのだと思います。

今思えば、最初の２ヶ月はあまり休養できませんでした。休み始めて１ヶ月ほど経つと、６月以降はどうなる？と職場から聞かれ、結局すぐ診断書やらなにやらでバタバタしてしまったからです。

あれから１年。調不調を繰り返しながら着実に治ってきました。社会復帰まであと少し。ここで焦って台無しにしていけないので、また～り行きたいと思います。

人事異動

春は人事異動の季節ですが、先日私の勤務先でも内示がありました。勤務先は大きいので、幹部級は新聞に掲載されます。
私の異動（所属課がなくなり、人事課付になる）は、休職中の者の異動はなし、という決まりがあるのだそうで、そのままという事になりました。

新聞を見ると、知った顔やら名前やらが掲載されていて、自分とは無縁なもの、と思おうとするのだけれでも、駄目です。あれこれ考えてしまいます。

この病気は今までの自分とは違う自分になる必要がある。分かってるんです。分かってるんですがやっぱり駄目です。兵隊さんの異動も同僚から連絡があってある程度知りました。

あいつがあのポストなら、病気さえしなければ自分も同格以上になって然るべきだ。

こんな思いが浮かんできます。病気が治って復職しても、この時期には同じ思いをするでしょう。でも、それでは再発するかも？

何日間か修行させてくれる禅寺はないでしょうか？

それともどこかの障害者福祉施設へ行って、「純粋に生きる」パワーをもらってこようかな？

物欲復活！

うつ病になってから、ずっと治まっていた物欲（デジモノ対象）が復活してきました。

ポータブルオーディオが欲しい。外付けハードディスクが欲しい。速いＤＶＤライターが欲しい。
ＵＳＢメモリーが欲しい。ポータブルＤＶＤが欲しい。１眼レフデジタルカメラが欲しい。・・

しかし、ポータブルオーディオ、ポータブルＤＶＤ、１眼レフデジタルカメラは使う機会がない。
ＤＶＤライターも別に４倍速で問題はない。

外付けハードディスク、ＵＳＢメモリーはもう持っている。

という感じなので、カミサンからＯＫが出るはずがない。

しかし何か買いたいという欲求は収まらない。

そんな気持ちで周りを見渡すと、ありました。ＯＫでそうなもの。携帯電話。今持っているのはドコモの［５０４］。テレビ電話機能なし、四角いなんとかコード読み取り機能なし、そもそもカメラがない。

フォーマが欲しい、ドコモの料金診断でも月に1,000円位安くなるって出たし。でも駄目かなあカミサンのは［２１０］だもんなあ・・。

パソコンの再利用？

今使っているパソコンはＰ４　2.6Ｍｚなのでストレスなく使えます。が、他の３台のパソコンは最も良いのでＰ３　600　です。
　子供たちがインターネットをし始めたので、このパソコンを再利用しようと思いました。家にある無線ＬＡＮで接続しようと考え、接続してもうんともすんともいいません？
　よく見ると無線ＬＡＮはウィンドウズＭｅ以上対応。一方パソコンは９８セカンド。これでは動かないはずです。
　でも手元にはＭｅなんてありません。まだ売ってるんでしょうか？しかも単体で。また、リカバリディスクが見当たらないのでＯＳのインストールがうまくいかなかったら、全てパーです。
もしうまくいってもソフトが何もありません。ＯＳ自体のサポートも来年６月で終了。

調べてみると、リカバリディスクはメーカーがまだ売っていました。（6000円）

あれこれ考えると新しいパソコンを買ったほうが安上がりかなあと思ったりもします。

でも、この収入が少ないときには痛い金額です。

困りました。えっ？メインを子供に使わせたら？だめです。このパソコンの前にはいつも私がいます。

うつと自殺

以前からちょくちょく報道される若者の集団自殺。多分うつ病患者さんたちでしょうね。

実際の話うつ病の人で自殺を考えたことがない、というのは凄く少数だと思います。
あらゆることを否定的に考えてしまうので、どんどん考えていくと最終的には自分の存在そのものに行き着くのは、考えてみれば当然でしょう。

かくいう私も自殺の実行寸前までいったことが３回あります。単に死にたいと思ったことは数え切れません。

最初は2004年２月、這うようにして仕事をしていた頃です。仕事を休むわけにはいかない。皆に迷惑がかかる。何としても仕事には行かなければと思っていました、
今思えば自分が死んだら職場の人たちが休むよりもっと困る、ということが分かりませんでした。

でも自殺の計画を着々と進行させていました。そのとき考えた自殺は無理心中です。私が死ねば妻や子が悲しみそして経済的にも行き詰ってしまう。なら、皆一緒にと思ったのです。

包丁も準備しました。

長男はもう私より身長が高く力もあるので、起きているときには長男を刺すことはできません。彼が寝ている間に決行しなくてはなりません。

彼が眠るのを待ちました。私は心身ともいっぱいいっぱいです。遅くまで起きてはいられません。
しかし幸か不幸か彼は受験生で毎日２時過ぎまで起きています。私はとっくに寝ています。
こんな日々が続いているうちに無理心中は出来ないと考えるようになりました。
そして、専門医にかかる日が訪れました。

こうして私の１回目の自殺計画は、誰も知らないうちに終わりました。