A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ペーター・ブロッツマン+ポール・ニルセン・ラヴ+近藤等則「音の哲学に向けて」@専修大学生田キャンパス 2017.4.23 sun

2017年04月24日 00時35分19秒 | 素晴らしき変態音楽


専修大学文学部哲学科公開講座
「哲学とパフォーミングアーツ」第3回
テーマ:「音の哲学に向けて」

開催日:2017年4月23日(日)
時 間:開場14:30~ 開演15:00~
場所:専修大学生田キャンパス新2号館アクティブ・スタジオ
   〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
■出演:
ペーター・ブロッツマン(テナーサックス、クラリネット)、
ポール・ニールセン・ラブ(ドラムス)、
近藤等則(エレクトリック・トランペット)

トーク・司会:
専修大学文学部哲学科教授 
伊吹 克己(いぶき かつみ)
専修大学文学部哲学科教授
金子 洋之(かねこ ひろし)
入場料:無料(要事前予約)
定員 :200名



東京藝術大学でのデイヴィッド・トゥープ講演会に続く大学無銭イベントは、専修大学生田キャンパスでの公開講座。小田急線急行で新宿から26分の向ケ丘遊園駅からバスで10分山道の上に広々としたキャンパスが現れる。新築の新2号館の地下のアクティブ・スタジオでは今回が最初の本格的ギグとのこと。200人限定だったが、学生や取材陣を含めそれ以上の観客が集まったようだ。音楽と哲学の関係は文学的なものだと思っていたので、実際の演奏を哲学に繋げる考えは新鮮に感じる。
デイヴィッド・トゥープ「聴取にもとづく実践の境界」@東京藝術大学美術館陳列館 2017.4.14(fri)



ブロッツマンとニルセン・ラヴは四月半ばからデュオで日本ツアー中。70年代からブロッツマンと交流のある近藤は、ニルセン・ラヴとも懇意の仲。三者の共演は初めてではないと思うが、貴重な機会である。"スタジオ"と言っても大学の教室だから音響システムは完璧ではない。それにも関わらず、ライヴハウス以上の臨場感のある演奏を披露したのは、サンデー・アフタヌーン・コンサートの伝統のあるヨーロッパ仕込みの演奏家揃いだからだろう。ブロッツマンの生音に近いブロウと近藤のエレクトリック・トランペットが鬩ぎあう真ん中でふた回り以上若いニルセン・ラヴが、音のスクリーンを粉砕するドラミングの妙を発揮する。1時間あまりのセットは、緩急を繰り返す度に表情を変化させ、アコースティックとエレクトリック、ロングトーンと微分音、破壊と創造、喧嘩と仲直り、聖と俗、超自然と日常、といった形而上・形而下の概念を形成するように思えた。打って変わってアンコールではアルバート・アイラーの「スピリッツ・リジョイス」を思わせる大らかな旋律で日曜日の午後の充実したひとときを讃えた。



演奏後、35年前に札幌でブロッツマンと近藤の共演ライヴを観て以来のブロッツマン・ファンだという金子教授によるインタビュー。講演中の筆者のスマホのメモより。(現場では近藤が翻訳)

フルクサス
50年代後半ブボタル美術学校の学生。
ナムジュンパイク ケルン在住 パイクの演奏の手伝い 6週間一緒に
ジョージマチュナス ドイツ アムステルダム アーメット ラモンテヤング
2年間のドイツのフルクサスムーヴメント
ジャズ エモーション自由
フルクサス 感情ではなく数学的計算に基づく
ジャズトリオ、パイクの激励、
限界のない
シュトックハウゼン、ヨゼフボイス などに会う ケルンにシュトックハウゼンの劇場 ケージ デヴィッドチュードア と会う
ジャズだけではわからない 範囲が広がる 画家音楽家として幅が広がる

美術学校の学生。
人生のゴールは画家だった
音楽を通して旅をしていろんな人に会う
スタジオで絵を一人で描くのとは異なり、ロードは特別な経験

フリーミュージックの意義
答えのない質問
現代のフリーミュージックの範囲がひろがり 90パーセントは関係ない
ジャズの原点はブルース
すべてのもののミックス 定義はない
私は単なるサックス吹き
私は一度だけの人生で、まだ何ができるかわからない


Peter Brötzmann / Paal Nilssen-Love (Live in Copenhagen, April 4th, 2013)

大学で行われた“サンデー・アフタヌーン・ライブ” in 川崎 [P.Brötzman, T.Kondo, P.Nilssen-Love][2017/4/30 1:42追加]

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