A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二・哀秘謡/渚ようこ/DJ2741(ふなよい)@新宿JAM 2017.5.13(sat)

2017年05月17日 02時13分39秒 | 灰野敬二さんのこと


Nightclub of Particulates

渚ようこ
 演奏:花園臨界実験所 
 ギター・ベンジャミン・オイカワ 
 ベース・的場慎太郎 
 オルガン、ピアノ・たけやん(鍵盤屋)
 ドラム・長谷革ナオヤ
 躍り子・デリシャスウィートス
灰野敬二( 本イベントの為に「哀秘謡」を再結成。メンバー未定)
DJ:DJ2741

企画・Sound・Of・Elegance  協力・ちろ



2000年代初め、新宿ゴールデン街のバー「裏窓」のライヴ「十人劇場」に灰野敬二が出演した時、終演後に渚ようこが現れて、そのまま灰野を自分のバー「汀」へ連れて行ってしまったことがある。灰野にライヴの感想を伝えられなく残念な思いをした記憶がある。その頃はピンと来なかったが、あれから15年近く経って、渚ようこが灰野と対バンイベントを企画することを知って、灰野への思いの強さを思い知った。実際最近の灰野ライヴに渚の姿を見ることも何度もあった。「微粒子のナイトクラブ」と名付けられた会場の新宿JAMは椅子が並び場末の安キャバレーの雰囲気がある。

●渚ようこ


名前も顔も知ってはいたが、きちんとライヴを観るのは初めてに近い。ガレージ歌謡GSを想像していたが、フェイクやパロディ要素は皆無で、本気で日本の心を歌おうという気概に溢れている。この日は「歌謡曲」がテーマなのでベタな演歌のカヴァーもあるが、どれも渚自身のレパートリーとして昇華されている。特に「津軽海峡冬景色」の絶唱はジャニス・ジョプリンを彷彿させた。サンタナのような泣きのギターとグルーヴィーなハモンドオルガン、ゴーゴーダンサーのデリシャスウィートスの3人娘も印象的な魅せる要素満載のステージだった。MCでは田舎から上京してきた頃住んでいた東伏見で灰野の姿を見かけて勇気づけられたと告白した。

渚ようこ - ガセネタの荒野



●DJ2741


一体誰かと思ったら坂本慎太郎だった。ゆらゆら帝国解散後レコーディングや作詞作曲中心で人前には余り出ない坂本のDJは妖しい歌のない歌謡曲や70年代日本のロックで空想されたナイトクラブを妖艶なオーラで満たした。

Cornelius - 『あなたがいるなら』"If You're Here"(作詞:坂本慎太郎)



●哀秘謡


ほぼ9年ぶりのバンド哀秘謡の復活。日本の歌謡曲やGS、唱歌・童謡を歌詞はそのままに、メロディーやアレンジを変えて歌うグループ。メンバーは灰野敬二(vo,hca)、山崎怠雅(g)、川口雅己(b)、山本耕一郎(ds)。以前は灰野がギターも弾いていたが、今回はTHE HARDY ROCKS同様に歌に専念。ハーモニカを含め灰野の呼吸だけが音になるので、より灰野色を強めることになった。曲によってはアレンジが異なるものもあり、初めて聴くような新鮮な気持ちがした。特に際立っていたのは山崎のギターで、60'sサイケデリックロックの香り強いプレイはナイトクラブの狂乱を倍加させるパワーがあった。アンコールに「若者たち」を超高速一分バージョンで演奏し嵐のように去って行った。「哀」に満ちたマイナーメロディーの郷愁が心を赤く染めた新宿の夜だった。

Aihiyo - Why The Two Of Us Here


諦めて
捨てた筈でも
朝まで待てない

【灰野敬二次回のライヴ】


5月21日(日) 中華人民共和国 深セン B10 Live, North District of OCT-LOFT
第四届明天音乐节 4th TOMORROW FESTIVAL

8:00pm 11:00pm
预售 Presale 100元;现场 At Door 120元

不失者 Fushitsusha: 
灰野敬二 Keiji Haino - 人声 Vocals / 吉他 Guitar
森重靖宗 Yasumune Morishige - 贝斯 Bass
喜安亮介 Ryosuke Kiyasu - 鼓 Drums

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