A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【配信開始情報】マッチレス・レコーディングス〜AMM, ORGANUM, Evan Parker etc.

2016年10月19日 01時08分48秒 | ネコ動画


マッチレス・レコーディングスはエディ・プレヴォストにより1970年代に設立された自主レーベル。プレヴォスト自身のソロ作品や彼がパーカッショニストとして参加する即興グループAMMの作品を始め、エヴァン・パーカー、ジョン・ティルベリー、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハなどの即興音楽作品を現在に至るまでリリースし続ける世界的に希有なレーベルである。ロンドン、カフェ・オトのレーベルOTOROKUよりマッチレス・レコーディングスの貴重な作品が史上初めてデジタル(配信)リリース開始された。



マッチレス・レコーディングス・ストーリー
1967年にメジャーのエレクトラから1stアルバム『AMMMusic』をリリースした後、グループは見捨てられてしまった。因習的な楽器と革新的な音作りのコンビネーションは他のレーベルも録音しようとはしなかった。そこでプレヴォストは自分でなんとかする決意をした。グループは典型的なDIYのアプローチを取った。キース・ロウのアートワークが多くの作品のカヴァーを飾り、プレヴォストとその生徒たちが詳細な情報を含むライナーノーツを書き、大部分のレコード制作はプレヴォストの自宅スタジオで行われた。配給に関しては、そんなの多くのカタログが売れることには懐疑的だった。「僕に、率直にいえば引導を渡すような相手と議論したことを覚えています」とプレヴォストは語る。「『The Crypt』については、なんで君はこんな物をリリースしたいんだ?誰も買いやしないよ、こんな酷いもの。」そんな怒りに満ちた反応にビックリした。「僕等は貴方に売って欲しくて作ったんじゃない。僕等の作品を象徴する重要なものだから制作したんだ。」もちろん、『The Crypt』は今ではAMMの重要作品のひとつです。

マッチレスの40年後はAMMだけではない。全体でカタログは95作に上り、その数は増え続けている。作品の多くは新世代の即興音楽家を支持し、サウンドへのアプローチの創造性を讃えている。カタログがデジタルで配給されることで、多くの人が新しいアーティストとアイデアを、レア盤の法外な値段を気にすることなく、分かち合い発見できるようになる。


デジタルダウンロードサイトOTOROKU Matchless Recordings

マッチレス・レコーディングス作品紹介

MRDL24 - Organum - "Veil of Tears"

デヴィッド・ジャックマンのワンマンユニット「オルガナム」にマイケル・プライム、ダイナ・ジェーン・ロウ、ロジャー・サザーランド、ジム・オルーク、ロバート・ハンプトンが参加。水の滴り、摩擦音、鐘の音、貧相な笛、機械仕掛けの鯨のような正体不明の音....音が透けて見える官能性、効能・影響・刺激的に豪華。大音量で聴くこと。


MRDL40 - Eddie Prévost & Music Now Ensemble - Silver Pyramid

1969年ラウンドハウスでの伝説的な4日間の「ミュージック・ナウ」イベントで結成されたプレ・スクラッチオーケストラ・アンサンブル。AMMのメンバー、コーネリアス・カーデュー、ハワード・スケンプトン、ヒュー・デイヴィスなどなどが参加。でも要所でドアを叩くのが誰なのか誰も知らない。ラモンテ・ヤングがドローンを奏でているのか?警笛を吹くのはカーデューか?ラウンドハウスがもはやサイケの動力源でないのはなぜか?


MRDL90 - Allum / Kanngiesser ‘Bell Tower Recordings’

ジェニファー・アルムとウテ・カンギーサーの即興デュオ。どちらの録音もハックニーのセント・オーガスティンのベル・タワーで録音された。教会の時計仕掛けのチクタク音が軽快に背景に流れる。時折ベル鐘や車の警笛の音が聴こえる。


MRDL74 - Sebastian Lexer “dazwischen”

長年のプレヴォストのワークショップのメンバーだったセバスチャン・レクサーのソロ・デビュー作。技術的にも精神的にも信じられないほど感動的。「レクサーの音楽は彼(そして我々)の人間性を曝け出し拡張する。彼の音楽が他者に協調性があると同時に本質的に感動的なことを発見した瞬間、時間の感覚を失った。音楽とこの儚い音楽のジャンルを融合して美を生み出す。僕にとって彼は、様式的な音楽家を具体化する。このCDはセバスチャン・レクサーのソロ奏者としての初作品であるが、誰も彼が初心者じゃないことは良く知っている。物質と問題を手にしたときには陽気な成熟した反応を見せる。彼が音楽の発展とソーシャル動作を代表するひとり8またはひとつが才能。創造性の象徴だからね。創造性の発露だと思うね。(撮影会は毎回ならんでも御地下で生じたか)。
エディ・プレヴォスト 2009年5月




マッチレス
マッチは秤売り
マッチ売り

AMM feat. Evan Parker - Trio Improvisation at Cafe Oto, London
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ロビン・ヒッチコック with ... | トップ | 【アメリカ地下音楽への招待... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL