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中国からの恐慌は・・・

2017-06-13 | 「兄さん政経塾」

2015年に上海企業の株が暴落してしまった件は、まだ記憶に新しいかと思いますが、
一般的にはその数年後に金融機関の貸出が一気に減るタイミングがあるといわれています。
なので、この数年間でおカネの流れが途絶える時期が来るのかも知れません。

6月8日に"EUが終わる日"でドイツの恐慌について書きましたが、
ドイツは中国に助けを求める可能性があるとも指摘されています。
中国では人民元の国外への持ち出しを規制している状態です。
ですから例えば、”ドイツ発の恐慌”が起きても、中国は外貨準備でしか助けられません。
あとは中国が持っている資産を売るしかない、でもそこまでしてドイツを援助するとは思えません。

というか、不動産投資をこれでもかというほど行い、ビルを建て、街をつくり、なんとか経済成長しているように
見せているだけの中国経済も実際はズタボロ状態。
なので、経済危機が起こるなら、欧州連合(EU)と中国の両サイドから起きる可能性が高いらしい。

これまで中国は、賃金が安かったので、海外から資本が投入され、工場も建てられましたが、
今ではすっかり賃金も高くなり、労働者は労働条件の是正を求めてストライキまで起こしています。
すでに、海外の企業にとって中国進出の旨味はまったくなくなってしまい、
それどころか、外資系の企業は海外にどんどん移転している状況です。
例えば、日本の医療系企業はバングラデシュやマレーシア、ミャンマー、ベトナムに移っています。
そして、中国から輸出される商品のうち、7~8割は海外資本の工場でつくられたもので
民間資本は育ってないのが実情。

中国の国内総生産(GDP)のかなりの部分は公共事業で、これこそが中国最大の弱み。
日本が明治維新以来、近代化に成功したのは、官営八幡工場にしても、富岡製糸場にしても、
官営工場を民間に払い下げ、民間資本に移行させたからで、
この民間資本が、日本の経済の強さの基礎となったのは事実です。

中国は自国の経済を発展させるために、人民元の国外持ち出しを制限し、今、その反動が来ています。
かつて日本やアメリカも、円やドルの売買を自由化して、自国のコントロール下に置かなくなりました。
で、それによって世界的な信用ができたワケですが、人民元が今の体制にある限り、
中国が経済面で流動的に動くコトはできないというコトです。
自国通貨が世界で通用しない国家が、世界の大国になることはあり得ないコトなのですが、
人民元を自由化すると、中国内の資本家や共産党幹部はすべて海外に移ってしまうので、
対応策も今はありません、あるとすれば共産主義をやめるコトくらいです(笑)。

しかも基本的に、「中国でしかつくれないモノ」が中国にはないので、
たとえ中国でデフォルト(債務不履行)が起きて、企業や銀行が連鎖倒産しても、それを止めようとするところはない。

昨年末、中国では、遼寧省のトップが不正で摘発されて糾弾されました。
その遼寧省は、2011~14年の財政収入を水増しして嘘の経済統計を報告。 
実はマイナス2.5%成長でしたが、周りの省は全て6%~7%の経済成長率、遼寧省だけがマイナス2.5%のワケがない。
他の省も正直にやれば、マイナス成長になっているハズ、マイナスの経済成長を取り繕っているだけ。
なので、恐慌がいつ起きても、おかしくない。

それと中国経済にとって致命的なのは、今後、対米輸出が減り始めるという現実です。
あれだけ膨大な市場に、安い価格で売っているから保たれているという現象が起きているワケですが、
さすがに40%の関税かけられてはかなりきついと思います。
アメリカのトランプ大統領がやろうとしているのは、特に貿易の面での「兵糧攻め」で、
今は北朝鮮を抑え込むために少し抑え気味ですが、いずれハッキリわかる。

トランプ政権の最終目的は、貿易で稼いだ資金を軍事にまわし、武器をたくさんつくるという中国の体制を阻止するコト。
今後20年、30年の流れを部変えていくというところにトランプ政権の目標があるように思えます。
アメリカの場合、(日本もですが)政治においても、経済や軍事においても、ここ最近の政権が間違っていて、
トランプ大統領はまともな時代に戻そうとしているだけ、ブッシュ政権時は中東ばかりに目を向け、
中国を野放しにしていますし、その前のクリントン政権下では中国を肥大化させました。

間違った拝金主義を正していくコト、世界経済を純粋なビジネスに戻すコト、
なので、トランプ政権の本質は、資本主義の復活ではないかと思います。


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