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「核の傘」はすでにない

2017-08-09 | 時事ネタ

広島への原爆投下から72年。
8月6日、平和記念公園で「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」が行われた。
7月に国連で核兵器禁止条約が採択されてから、初の「原爆の日」。
松井一実・広島市長は平和宣言で、日本政府に対して
「核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んで頂きたい」と述べ、
同条約に参加しなかった政府を暗に批判した。

核を廃絶することは人類の理想である思いますが、すでに日本に照準が向けられ、
発射台に設置されているかもしれない核から、日本人を守る最善の手段が、「核禁止条約」であるとは思わない。

今更、"もしも" の話しをしてもどうにもならんが、1950年代の朝鮮戦争で、マッカーサー米司令官が、
「平壌に原爆を落とすべき」と進言して更迭されました。
この時、平壌に原爆投下を実施していれば、ソ連が勢力を拡大するコトもなかったかもしれないし、
北朝鮮が誕生していたかも疑わしい。
マッカーサーは「平壌に原爆を落としたい」と思った瞬間、実は日本が間違っていなかったと悟ったハズ。

トルーマン大統領が、1945年8月に広島と長崎に、原爆を投下することを決めた会議が、ホワイトハウスで開かれた。
そこに出席していた、ジョン・マクロイ元陸軍長官は、後に「もし、日本があの時に原爆を一発でも持っていたとしたら、
日本に対して(原爆を)使用することは、ありえなかった」
というような内容の発言をしています。
また、マッカーサーは、1951年の米上院の軍事外交委員会で
「日本が戦争に突入したのは、主に自衛の必要に駆られてのことだった」と証言したことはあまりにも有名。
アメリカのフーバー大統領も著書の中で、「日本との戦争の全てが、戦争に入りたいという狂人(ルーズベルト)の欲望であった」とし、
「太平洋戦争」はルーズベルトが望んだものであるという。
ところが「そもそも日本が侵略戦争しなければ、原爆を落とされることもなかった」という意見は根強い。

さて、中国の習近平国家主席は7月30日、内モンゴル自治区で、中国人民解放軍の創設90年を記念した閲兵式を行いました。
そこで習主席は軍服姿で演説を行い、
「強大な軍が必要だ。強軍の道を歩み、世界一流にしなければならない」とファシストのような演説。
知ってのとおり、中国はアメリカを超える世界ナンバーワン国家を目指していて、
そのすぐそばに位置する日本は、侵略される可能性もあり「国がなくなる」コトもあり得る。

日本には「アメリカの核の傘」という言葉に守られているという幻想があるワケですが、
問題は、その核兵器保有国の中国もアメリカ本土などへ核ミサイルを撃ち込む能力を持っているコト。
アメリカ本土に核を何発も撃ち込まれる危険を冒してまで、アメリカが日本を守るとは考えづらいのが現実。

すでに、アメリカの「核の傘」は、事実上、機能していない。

これまでアメリカは、日本に再軍備をさせないよう圧力をかけ、中国擁護のために日本の核装備は認めませんでした。
ですが、旧ソ連に代わり世界の脅威が中国や北朝鮮であることの現実に目を向け始めました。

例えば、元国務長官のキッシンジャー博士は、ジャーナリストの日高義樹氏のインタビューに対し、
「今や日本は経済大国だ。日本が独自の軍事力や核兵器を持ったところでおかしいことは何もないはずだ。
核兵器を持つか持たないかは無論日本が決めることで、アメリカとして核兵器を持てなどとは言えない」

と語っています。
また、アメリカの核戦略家・故シュレジンジャー元国防長官も、
「核兵器を持つことが日本の安全を維持する最も確実な方法だが、持つかどうかは日本人が決めることだ」
と答えたといいます(参照:『「オバマの嘘」を知らない日本人』日高義樹著)。
実はアメリカのほとんどの国防関係者は、日本の核装備に反対していない。

「日本が核装備をすれば、日米同盟が危うくなる、または解消されるのではないか」という意見もありますが、
「核を持たなければ、核の被害を受けない」というのは、論理的でないハズです。

広島・長崎に原爆を落とされた日本には、「核アレルギー」が強く残っているのは事実です。
そこは理解できます、理不尽で残虐な行為を許しがたいと思うのはわかります。
でも、国防と核爆弾の被害を同じ天秤で計るのは、問題が違うと思います。
長年、「核は保有しない、製造しない、持ち込まない」という非核三原則を守ってきましたが、
論理的に考えても、「核兵器を持たないことが、核の被害を受けない」という結果になるハズがないことは明らかで、
むしろ現実はその逆です。

「核兵器を持たなければ、平和は保たれる」というのは、左翼教育や左翼メディアによる"洗脳"に過ぎず、
抑止力としての核兵器を持つ上での最大の関門は、洗脳された日本の世論です。


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