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核抑止力の戦略的ジレンマ

2017-07-21 | 時事ネタ

北朝鮮による大陸間弾道ミサイル発射実験は、
オバマ前政権の「戦略的忍耐」による無策が露呈し、「核なき世界」という理想論も崩壊させた。

以前、トランプ大統領は日韓の核武装を容認する発言をしたコトがありますが、
今では、その"持論"を封印しているかのようです。
ところが、アメリカ国内では日本の核武装や韓国への戦術核再配備も含め、7年ぶりの公表が予定される
「核態勢見直し(NPR)」に向け、核抑止力に関する議論が活発化しているとのコト。
さて、50年以上前の話しですが、日本にも核爆弾がありました。
とはいえ、そこは返還まえの沖縄なので、当時は日本ではなかった、ともいえます。

アメリカ政府は、沖縄に1972年の日本復帰まで核兵器を配備していた事実の、「機密扱い」取りやめを発表。
ジョージ・ワシントン大学の国家安全保障公文書館が19日、国防総省による機密指定解除の動きを指摘し、
併せて沖縄に配備された核兵器の写真も紹介。


沖縄の地下施設に設置された米軍の核巡航ミサイル「メースB」。ジョージ・ワシントン大学の国家安全保障公文書館に
よれば、1962年4月撮影とのコト(米国立公文書館所蔵)


沖縄・米軍嘉手納基地で、核爆弾「マーク28」を戦闘機に運ぶ米兵ら(1962年10月撮影、米国立公文書館所蔵)




国防総省はサイト上で、「1972年5月15日の沖縄の日本復帰前に、米国の核兵器が沖縄に配備されていた事実」の
機密指定を解くと表明。
ただ、アメリカ統治下の沖縄への核配備は、これまでに公開された公文書から既に明らかになっていました。


国立アメリカ空軍博物館に展示されるMark 7核爆弾


同大学が提示した写真は計3枚。
うち2枚は1962年10月に嘉手納基地で行われた武器装着の技量を試す競技会で撮影され、
「マーク7」「マーク28」と呼ばれる核爆弾と、装着準備に当たる米兵らの姿が写っている。
残る1枚は、地下施設の核巡航ミサイル「メースB」を捉えた。
いずれも空軍が90年に公開したが、爆弾やミサイルの名称が記載されているだけであるため、
誰も重要性に気付かなかったもよう。


以前のように、日本に核ミサイルなどが配備されるのかどうかはわかりませんが、
北朝鮮による核ミサイル開発の進展は、アメリカの主要都市への反撃が予想されても、
「核の傘」が機能するのか、どうか、この古くて新しい課題にどんな回答を示すのか。


で、話しを元に戻しますが、
アメリカ保守系の有力コラムニスト、チャールズ・クラウトハマー氏はワシントン・ポスト紙への寄稿で
「韓国に米軍の戦術核を戻すか、日本に独自の核抑止力を整備させる、
これほど速やかに中国の注意を引きつけられるものはないだろう」
と語っているほどの盛りあがり。

[トランプ政権は中国に北朝鮮への「最大限の圧力」を期待したが、本気で取り組む気配はみられない。
それならば、日本や韓国への核兵器配備によって、
中国を「日本が核武装しても北朝鮮を保護する価値があるのかという戦略的ジレンマ」
に直面させようといワケで、中国やロシアは逆に「朝鮮半島の非核化」で米国に協力するふりをしながら、
北朝鮮の核武装に目をつぶり、日本や韓国を保護する価値があるのかという
「戦略的ジレンマ」に米国を陥らせようと画策している。] 
とも発言。

結局、中国・ロシアの真の利益は非核化ではなく、環太平洋地域での
アメリカの影響力を弱体化させるというこの一点。

冷戦期、欧州諸国はニュークリア・シェアリング(核兵器の共有)、
核使用協議、情報共有によりアメリカが「戦略的ジレンマ」に陥ることを防いできました。
今年のNPR改定は、アジアでの安全保障にアメリカを巻き込むための
知恵を日本に迫っているようです。


オバマ前大統領がいう「核なき世界」は人類がもっと成熟しなければ訪れない。



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