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第45代アメリカ大統領

2017-01-25 | 「雑記」

1月20日、不動産王ドナルド・トランプさんが、第45代アメリカ大統領に就任しました。
約16分ほどの大統領就任演説で、「アメリカ・ファースト主義」に基づいて国を率いていくことを宣言。
一部の人にとっては、ケタ違いの常識外れが、危険な思想で暴言を吐いたようにしか聞こえないかも知れない。
けれど、演説を要約すれば、そんなに、的外れでキチガイ染みたコトなどは話していない。

まずは、アメリカを国民の手に取り戻したいと云うコト。

「きょうの就任式はとても特別な意味を持ちます。
なぜなら、きょう、私たちは単に、1つの政権から次の政権に、あるいは、1つの政党から別の政党に移行するだけでなく、
権限を首都ワシントンの政治からアメリカ国民に返すからです」

「あまりにも長い間、ワシントンの小さなグループが政府の恩恵にあずかる一方で、アメリカ国民が代償を払ってきました。
ワシントンは栄えてきましたが、人々はその富を共有していません。政治家は繁栄してきましたが、
仕事はなくなり、工場は閉鎖されてきました。
既存の勢力は自分たちを守ってきましたが、国民のことは守ってきませんでした」

「このアメリカ合衆国は、皆さんの国なのです。
本当に大切なことは、どちらの政党が政権を握るかではなく、
私たちの政府が国民によって統治されているかどうかということなのです」


次に「アメリカ第一」の政策を実施したい。

「この日以降、新たなビジョンがわれわれの国を統治するでしょう。
この瞬間から、アメリカ第一となります。貿易、税、移民、外交問題に関するすべての決断は、
アメリカの労働者とアメリカの家族を利するために下されます。
ほかの国々が、われわれの製品を作り、われわれの企業を奪い取り、われわれの雇用を破壊するという略奪から、
われわれの国を守らなければなりません」

「私たちは2つの簡単なルールを守ります。アメリカのものを買い、アメリカ人を雇用します」


で、アメリカの主義主張を他の国に押し付けたりはしない。

「私たちは、世界の国々に、友情と親善を求めるでしょう。
しかし、そうしながらも、すべての国々に、自分たちの利益を最優先にする権利があることを理解しています。
私たちは、自分の生き方を他の人たちに押しつけるのではなく、自分たちの生き方が輝くことによって、
他の人たちの手本となるようにします」


最後に、アメリカが作りだしたイスラム過激主義は消滅させる。

「私たちは古い同盟関係を強化し、新たな同盟を作ります。
そして、文明社会を結束させ、イスラム過激主義を地球から完全に根絶します」



さて、この演説でトランプ大統領は「政治の仕事とは何か」について、問題提起をしています。

ひとつめは、政治家の仕事は自分たちの権益を守ることではなく、国民を幸福にするコト。
これは当たり前のように聞こえる論点ですが、トランプさんがワシントンの従来の政治に
不満を抱く人々の声を結集して大統領に当選し、就任演説で、ワシントン政治との戦いを宣言したということは、
「政治から忘れられている」と感じる人達がそれだけ多かったという結果です。

ふたつめは、自分の国の幸福に、政治家は責任を負っているというコト。
他の国の人々への善意のために、自国民を犠牲にするようでは、責任ある政治とは云えず、
そして、国益を守ることは、それぞれの国の責任で行わなければならない。

この論点は、日本にとっては重要な意味をもつと思われます。
と、いうのも、戦後の日本は、「いざとなれば、米軍が守ってくれる」という幻想のもとに、
平和で豊かな時代が続きました。

でも米軍は、まずアメリカやその国益を守るためにこそあるのであって、日本を守るための存在ではない。
万が一の時に、もし仮にアメリカが駆けつけて来てくれなくても、文句はいえないと思う。
日本を守るには、その第一の責任を、日本人自身が負わなければならないハズです。

就任演説の内容は、日本国憲法の考え方とは真逆です。
自分たちの手で防衛するのではなく、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」国の安全を維持し、
「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」と書かれた憲法が、
いかに政治の本来のあり方から外れたものであるかをも、トランプ大統領の演説は指し示しています。

だからこそ、日本人はそれらを不安に思うのかも知れません。
「オバマ路線一変 政策 危うさ抱え」(読売新聞)、
「『米国第一』嵐の船出」(日本経済新聞)、「世界は『予測不能』領域に」(産経新聞)
トランプ大統領の誕生で、日本への影響に不安を抱える新聞が多く、
不安要素いっぱいの見出しばかりが目立った。

「世界の国々と友好的な善意の関係を築きますが、
すべての国には自国の利益を優先させる権利があることを理解した上で、そうします。
私たちは自分たちの生き方をすべての人に押し付けることはしませんが、模範として輝かせたいと思っています」
「国家は、努力してこそ存続するのです」


トランプ大統領が掲げる「アメリカ・ファースト」主義は、「アメリカを偉大な国にする」という愛国心に基づくモノで、
国家意識を持ち、自立した国同士だからこそ、他国と友好な関係を結ぶことができると、云う。

グローバル化によって国家意識が薄れた結果、アメリカから他国に雇用が移り、国民の生活は苦しくなった。
また、ヨーロッパ(EU)も、豊かな国の支援に頼る国が増えているのが現実です。
それらを、取り戻そうと話しているだけで、アメリカを改善しよう、と演説しただけ。

なので、いたずらに危険視するのではなく、その本質を見た方がいい。
政治家は、自国民の幸福な生活の実現にこそ、責任を持たなければならない職業です。



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