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偏向報道で批判する心理 - 2

2017-09-08 | 「雑記」

では、昨日のつづきです。
北朝鮮を擁護する発言というのは、こんな背景や考え方があるんじゃないの?
「あぁ~、ある、ある」と云った感じのお話し。

では、まず、その1
北朝鮮にミサイルを発射されても、そもそもそのような現実とか実態とかを
自分の中に存在させていないタイプ。
要するに、エンティティー(実体)がその人の中ない。
なので、北朝鮮を批判するまで行かない、それ以上に北朝鮮そのものが見えない。
悪くいうとシカトしてます、北朝鮮の存在を無視してる状態。

エドワード・ルトワックさんの著書『自滅する中国』や『中国4.0』の中でてくる、
いわゆる「大国の自閉症」とそっくりな現象。
彼らの世界観の中には日本だけしか存在せず、外からミサイルが飛んできても、
それは日本政府が全て悪なのだから、という形で即座に脳内変換されてしまう。

その2
日本政府に批判的な人達から聞く言説として「日本が挑発的な行動をとるから悪い」というものがある。
今回の件で云えば、"空襲警報"にJアラートを例えて「北朝鮮も怖いが、『戦時放送』を流す安倍政権も怖い」
とかいうのがその典型。
彼らはあくまでも北朝鮮の暴走を誘発しているのは日本側の態度で、日本こそが戦争を挑発している。
というロジックに嵌ってしまったタイプ。

数年前にISが「72時間以内に日本政府が2億ドルを支払わなければ、人質の邦人2人を殺害する」と動画で
予告した事件がありましたが、その時「人質の命を救う手段があるとすれば、
イスラム国に対する対決姿勢を表明した安倍首相自身が、人質の命と引き換えに辞任すること」
といった人がいます。
これは日本(もしくは安倍首相)の実力を過大評価していますし、カン違いも甚だしい。
日本や時の政権がとる動き次第で他国やテロ組織が対応を変えるという前提を持って話してるワケで、
だいたい、安全保障の分野でそれが通用することはあり得ない。

1950年代にジョン・ハーツさんという学者が提唱して有名になった「安全保障のジレンマ」と親和性が高く、
日本が武装化するから北朝鮮も武装化する、というような矛盾というか、脳内お花畑的な傾向。
彼らの中では、日本が武装化によって挑発しなければ、北朝鮮も挑発してこない、という極めて楽観的な
考えで、日本極憲法前文にある、『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
われらの安全と生存を保持しようと決意した』
というように、日本以外の国は平和を愛しているため、
それを信頼していれば良い、決して中国や北朝鮮は中世のならず者や暴力団ではないというコトです。

では、その3
個人的にはアホか、と思うが実際にこんな人はいる(笑)。
北朝鮮と安倍首相は「グル」で、「結託している」という話し。
内閣の支持率が落ちると、キムチボーイに電話をかけ、「ミサイル一発たのむわ~」と、
フィクション映画のような考え方。
一説によれば「支配者同士がつながっている」と考え方が生まれるのは、
多数のプレイヤーがからむ複雑で混沌とした世界を、単純にすっきりとした「物語」として考えたい。
という欲が人間に備わっているそうです。
それを国や政府批判につなげて論じるのはどこかオカシい。

で、その4
北朝鮮は国際的にいじめられている「極めて弱い存在」という視点。
彼らが核実験やミサイル発射で、世間を騒がせても、いじめられて追いつめられた
かわいそうな国がやってるのだから許されて良いのはないか、と同情。
目線は完全に北朝鮮で、日本やアメリカや周辺国がどうあれ、関係がない。

このタイプの人達が「日本が戦前に朝鮮半島に対してひどいコトをした」という
贖罪意識もあってか、ありもしない慰安婦物語や、強制徴用物語などを取り上げ、
謝罪をしようともする。
例をあげれば、歴史的大罪を犯した 河野洋平とか村山富市。

はい、最後にその5
「触らぬ神に祟りなし」的タイプ。
彼らの中では北朝鮮は自然災害をもたらす「疫病神」や「たたり神」のような存在で、
その対処方法としては「さわらぬ」か、もしくは台風や地震のように「過ぎ去るのを祈って待つだけ」
これが、「さわらぬ」から「腐敗政治には天罰が降る」つまり「さわった・・・」ってコトで、
「安倍首相のような腐敗政治をやる人間は徳がないので辞任すべき」という批判につながる。

ま、たしかに地震や台風など、祟られているような現象はあるが、北朝鮮の場合は核ミサイルですから、
超自然現象のような天災ではないのは明らか。
なので、神様とは別物なのに、何故に北朝鮮がそこまでになる?

さて、以上ですが、これらは「相互排他的」ではなく、いくつかの考えは重なり合っていたりもします。
とにかく、全体を洞察しないのが原因かと思われますが、さてどう思われますか。


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