虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

視聴者

2011年10月30日 | Weblog

 テレビの威力というか、効果というか、視聴者を無思考にさせてしまうのは一面かなり危険な感じがする。

アフリカの靴も買えない貧民村を報道したすぐ後に、グルメ番組を流す。

見ていて違和感などは感じない。そのまま流れていく。

善悪ではなく、人間はこういうものだと思う。

自らが体験しないことは、実感できない。

 

これが事実なら、ニュースになってもいいと思うが、事実はどうなんだろうか。

http://takedanet.com/2011/10/post_a4a6.html

ひどいの一言だ。

いろいろなもので守られた議員さんや政府の役人さんには、被災地や被害者の気持ちの一端も実感できない。

テレビを見ている視聴者と同じだろか。

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肌寒い

2011年10月29日 | Weblog

野田総理の演説が報道された。一部だけだが、現実との乖離がありすぎる印象だった。

復興復旧って、ずいぶん時間がかかってしまったし、

除染をすすめるといっても、同じように時間が必要だし、ホットスポットは民間人の通報だし、

むなしく聞こえてしまう。

除染って、除染された放射性物質はどこに行くんだろうか。

自分の生活圏内から水で流して、追い出しても、それがまたどこかに溜まっていくわけだから、どうも除染って全体的に見れば効果は薄いように思える。

 

有り余るほどの財産があれば、どこでも行けるが、どんなに危険でも放射線の汚染は、外部、内部被曝を問わず避けられない。

想像だが、同じものを食べていても、病気になるひとならない人がいるし、

必要なビタミンやたんぱく質の摂取量は個人によって異なるわけだから、放射線をくらっても、影響のある人無い人に分かれてしまうのではないかと思う。

自分はどっちにはいるか分からないが、祈るしかない。

 

このごろ、ちょっと肌寒く感じる。

 

 

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2011年10月25日 | Weblog

子どもの頃、中学生のころまでは、周囲に食べもの対するアレルギーのある生徒はいなかった。

高校は、全国から生徒が集まる東京の学校に行った。そこは寮生活であったが、そこでもアレルギーのある生徒はいなかった。

そのごも、あれがダメ、これがダメという友人や知人はいなかった。

ペルーに行ったとき、エビ料理を食べた。エビは川エビで、カマロンと言って、高級な食材だった。

そのエビが食べられない女性と会った。

エビを食べると、目が腫れ、涙が出て止まらないという。

このとき、初めて食べものアレルギーがあるということを、知った。

これ以来、食べものにアレルギーのある人がやたら周囲にいることに気がつくようになった。

 

細君が骨密度を検査してもらうと、かなりよくて30代と言われた。

同じものを食べているので、自分も当然骨密度は高いだろうと、思っていたが普通だった。

個体によって、差があるのだろう。

健康診断を受けた。

検査項目には、標準というか、平均というのか、安全範囲の数値が示しているが、あれって、ほとんど意味がないだろうと思う。

すくなくとも、数値が標準以上でもそれほど一喜一憂する必要はないと思われる。

身体の検査をすれば、どこかしら精密検査が必要です、みたいなコメントがつく。

今回の検査では、一つを除いてすべてがAランクだった。

Cランクで、要検査のコメントがついたのが、脂質代謝の項目だった。

検査すれば、なにかしら薬を処方されるが、その薬があてにならないから薬は飲まないことに決めている。

 

日本は薬の消費量は高いという。

薬を飲み続けて、その悪影響が出るのは一代では無理かもしれないが、二代三代と続けば、子孫に悪影響があるかもしれない。

それが、もしかしたらアレルギーが自分の周囲に増えた原因かもしれない、と秘かに思っている。

 

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マヒ

2011年10月20日 | Weblog

矛盾がなければ世界は成立しない、と言った人がいたが、全くその通りだろう。

年金の受給年齢を引き上げることがニュースになって、街頭インタビューが報道された。

回答する人々は、落ち着いて、だれも「怒らない」。

もしかしたら、怒りをあらわにして回答した人もいたかもしれないが、そんなひとは流れず、

どこか遠い国の話のような感じで、当事者ではないような、そんな応じ方だった。

いいように「飼いならされたペット」のようだった。

一瞬悲しくなった。

 

中国の、見て見ぬふりの風潮が今朝報道された。

善意で助けると、助けてくれた人に責任を負わせ、あげくは慰謝料や損害まで要求するという。

こんな社会だから行き倒れでもだれも助けないらしい。

ペルーに赴任した当時の最初の忠告が同じだった。

倒れている人に遭遇しても絶対に助けてはいけない。理由は同じだったが、当時の僕にはまさかと、信じられなかったが、長く生活すると、なるほどと、身にしみてわかるようになる。

 

すきあらば、なんでも利用してお金をせしめようとする。それだけ厳しい社会環境が長く続いたのだろうと想像する。

マヒの感覚だろうか。

日本は、それを為政者が平気で行う。 

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なにかおかしい

2011年10月14日 | Weblog

日本全体がおかしくなっている、と感じている人は意外と多いのではなかろうか。

「じゃあ、どこが?」 

と問われれば、具体的には言えないけれど、

「なんとなく」

としか言いようがない。なんとなくであっても、飼いならされているような感覚だ。

 

スーパーで買い物をした。

しばらくして、また、出かける用事があって、ドンキに入った。

レジをすると、スーパーでレジをやっている同じ女性がいた。ニコッと、

「こっちでもバイトしているんです」

と、朗らかだった。

一日に二か所の掛け持ちで働いている。ひとにはそれぞれ事情がある。

それにしても、と思う。

 

こういったことは、報道されてもいいように思うが、テレビで紹介されることはない。

 http://takedanet.com/2011/10/post_81fe.html

れっきとした専門家が公に発言していることだから、取り上げるなり、反論するなり、なにか言わないと政府としてもおかしいと思うのだが。 

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なんとなく

2011年10月07日 | Weblog

他人に頼ることは、愚の骨頂だと思っている。

行き過ぎれば、もちろん寂しいことだが、生きていく上ではこれは真理だろう。

「明日朝5時に起こしてくれ」

と頼む。頼まれた人が寝過ごせば、自然と難詰することになる。

しかし、これはいいとか、わるいとかの話ではなく、頼んだ方が愚かだ。

 

信じるとか、信頼とかも似たようなものだろう。

これも行き過ぎれば悲しい人生だ。

 

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移ろい

2011年10月05日 | Weblog

寒くなった。

夏が終われば、なんとなくはかない秋だ。

秋から、冬へと、なんとなく何かを準備したくなる景色になる。

生命力があふれる暑い季節から、徐々に、否一気に膚に当たる空気に変化を感じる。

春に見られる幽玄の景色から、侘びの世界に移行し、そして寂びの冬だ。

時間の移ろいと、空間の変化は、町にビルが建っても感じることができる。

クーラーを設置しても、暖房をしても、時間、空間の流れを止められない。

 

10人の子どもに、甲状腺の異常が認められた、と報道があった。

http://www.shinmai.co.jp/news/20111004/KT111003ATI090018000.html

テレビで見ていると、原発事故との関連性は不明確だと、言っていたが、

確かに、科学的には断定はできないだろう。

原発事故の後には甲状腺異常が急増するから、検査したんだろうに。

だったらはじめから検査しなければいい。他に説明のしようがないのか、これでは直ちに影響はない、という政治的な説明と変わらない。

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悲惨を笑う

2011年10月02日 | Weblog

自分の常識も、それほどあてになるものではないが、

テレビの報道を見ていると、知らなければならないことはチラッと流し、どうでもいいことはしつこく流す傾向にあることに気がつく。

感覚的にはメディアの恐ろしさは分かるが、実際これほどヒドイものだとは思わなかった。

メディアは想像以上のパワーを持っている。

 

国会中継は、時には見なければならないと感じた。

先だって、ある議員が地震被災者と原発被害者の実情を説明していたが、

現地の実情は想像以上に酷く愕然とする。

その悲惨さを聞いて、答える側は思わず笑ってしまったのだろう、注意を受けていた。

給食の牛乳を飲むなと親が注意し、のまない子どもに、教師はこの牛乳を飲まないのは福島県人ではないと注意というか、指導が行われている現状らしい。

これは笑いごとではなく、そうなってしまった原因は、答える側にあるのに、だ。

これが常識になっているのが今国を動かしている人々の感覚なのだろう、と思う。

それならば、今の政府には何を望んでも無理だろう。

 

放射線の汚染は、土地から海、食べものまでかなりの範囲だろう。

有り余るほどのお金があれば、とうの昔にどこかに引っ越しているが、実際の身は如何ともしがたく、現実を甘んじて受け入れるしかない。

栄枯盛衰というが、変化するのは何も目に見えるものばかりではなく、人の心も変わっていく。

良くも変われば、悪くも変化する。

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警察沙汰

2011年10月01日 | Weblog

原発事故の影響はテレビでしか知らないが、

おそらく実際はとんでもなくヒドイものだろうと思う。

放射線は、「直ちに健康に悪影響・・」が出ないから、なんとなく実感がわかないが、

東電は警察の厄介にはならないのだろうか。

千葉の方で少年が放射性物質の入ったキーホルダーを売ったとか、扱ったとかですぐ警察沙汰になった。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110927-OHT1T00272.htm

法律には全く不明だが、不思議な気がする。

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