虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

暮らせればいい

2012年02月07日 08時03分27秒 | Weblog

中学までは、静岡県の田舎に住んでいた。

当時は、貧乏だの金持ちだのと、考えたこともなかった。

周囲に、いかにも金持ちだな、という門構えをした家などはなかったからかもしれない。

どこからか、バイオリンを習っているだの、ピアノの音色が聞こえてくることもなかった。そんな都会的な話題もなかった。

将来は金持ちになりたい、なんてだれも考えもしなかっただろうと思う。

アメリカでは、お金がある無し、金儲けが上手い下手で、頭の良さを測るそうだ。

どんなに優秀でも、貧乏なら頭がよくないと、日常的に使われる。

日本では、頭がいいというのは褒め言葉になるが、アメリカではどうなのかわからない。

 

人生は、確かにお金ではないと思うが、お金がなくても凛とした、立派な人にはそうそうにお目にはかかれない。

お金のために自殺する人だってたくさんいるわけだから、お金って想像以上に、人生に対して威力がある。

端的言って、たぶんお金が原因だろうと思うが、あるいは不景気で職を失うとか、倒産だとかで自殺する人が大勢いて、自殺を防ぐ標語が国会で取り上げられたが、

国会で質問するくらいなら、なんとか助ける施策でもうてばいいものを、と素人思う。

原発事故処理だって、災害被災者だって、のんびりして遅々として進まないのは、結局はお金を使うのがイヤなだけだろうと思う。

為政者にとってみれば、お金は命などよりはるかに大切にしなければならない価値なんだろうと思う。

 

贅沢できなくとも、暮らしていける金子があれば、それでいい、と言った昔友人がいたが、

実はこれは、傾聴に値する感覚だと、いまさらながら思う。

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