よそのブログを何気なく見ていると古本村のことが書かれていた。(http://asiashorin.blog69.fc2.com/blog-entry-271.html)
そこには「イギリスにある古本の町“ヘイ・オン・ワイ”のような『本の町』を、いつか日本にもつくりたいなあ~なんて夢想していた五十代のおじさん達が...昨年7月、長野県の山峡の町・高遠の杖突街道沿いに一軒の古本屋をオープン・・・」と。
小生も、古本村に関心があって、以前、日記に書いたことがあった。それを改めてこちらにコピーしておこう。
--------------------------------------------
「季刊 本とコンピュータ 2002冬号」:トランスアート
小生、18年前にロンドンのある古書店でチラシを得た。ウェールズのヘイ・オン・ワイという古本村を宣伝したものだった。キャッチコピーは「百万冊の古書」だったと思う。それを読んで行ってみたいと思ったものだった。
(ヘイ・オン・ワイのHP:http://www.hay-on-wye.co.uk/index.htm)
この「本とコンピュータ」という雑誌に、メインではないがその古本村のことが載っていた。文芸評論家の岡崎武志氏のエッセイである。
過疎化が進んだ村を1961年にリチャード・ブースが古本屋を始めることで村おこしをしたというもの。今では約40軒の古本屋が集まり、ヨーロッパ中から本好きが観光に訪れているという。
(ブースの半生を描いた本「本の国の王様」:http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/20020224/2.html)
その村おこしがヨーロッパ各地に伝播し、スイスのモントルーを始め、10カ所以上に古本村ができたそうだ。
岡崎氏は、ベルギーのアルデンヌ地方にあるルデュ(Redu)の古本村を訪れ、その様子や体験を述べられている。
この村は、1980年代初め、廃村寸前となったが、元ジャーナリストが古本屋を開業した。彼がヘイ・オン・ワイを訪れたことがきっかけだったという。それが、今や23軒の古本屋が軒を連ね、年間20万人の客が訪れている。
レストラン、ブティック、製本屋、パン屋、民宿などもできているのだ。
面白いものとして、均一台があり、一冊1~3ユーロ(1ユーロが120円)で売られているそうだ。
客はリタイアしたような老夫婦が多いようだが、店の主人もそういった素人ぽい人たちだという。
(ルデュのHP:http://users.skynet.be/redu/)
日本にも、「古本村」ができれば話題になる。第一号はどこになるだろうか。
(2003年2月15日)
--------------------------------------------
そこには「イギリスにある古本の町“ヘイ・オン・ワイ”のような『本の町』を、いつか日本にもつくりたいなあ~なんて夢想していた五十代のおじさん達が...昨年7月、長野県の山峡の町・高遠の杖突街道沿いに一軒の古本屋をオープン・・・」と。
小生も、古本村に関心があって、以前、日記に書いたことがあった。それを改めてこちらにコピーしておこう。
--------------------------------------------
「季刊 本とコンピュータ 2002冬号」:トランスアート
小生、18年前にロンドンのある古書店でチラシを得た。ウェールズのヘイ・オン・ワイという古本村を宣伝したものだった。キャッチコピーは「百万冊の古書」だったと思う。それを読んで行ってみたいと思ったものだった。
(ヘイ・オン・ワイのHP:http://www.hay-on-wye.co.uk/index.htm)
この「本とコンピュータ」という雑誌に、メインではないがその古本村のことが載っていた。文芸評論家の岡崎武志氏のエッセイである。
過疎化が進んだ村を1961年にリチャード・ブースが古本屋を始めることで村おこしをしたというもの。今では約40軒の古本屋が集まり、ヨーロッパ中から本好きが観光に訪れているという。
(ブースの半生を描いた本「本の国の王様」:http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/20020224/2.html)
その村おこしがヨーロッパ各地に伝播し、スイスのモントルーを始め、10カ所以上に古本村ができたそうだ。
岡崎氏は、ベルギーのアルデンヌ地方にあるルデュ(Redu)の古本村を訪れ、その様子や体験を述べられている。
この村は、1980年代初め、廃村寸前となったが、元ジャーナリストが古本屋を開業した。彼がヘイ・オン・ワイを訪れたことがきっかけだったという。それが、今や23軒の古本屋が軒を連ね、年間20万人の客が訪れている。
レストラン、ブティック、製本屋、パン屋、民宿などもできているのだ。
面白いものとして、均一台があり、一冊1~3ユーロ(1ユーロが120円)で売られているそうだ。
客はリタイアしたような老夫婦が多いようだが、店の主人もそういった素人ぽい人たちだという。
(ルデュのHP:http://users.skynet.be/redu/)
日本にも、「古本村」ができれば話題になる。第一号はどこになるだろうか。
(2003年2月15日)
--------------------------------------------