喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

石見銀山

2007-10-27 | 旅日記





今年の7月に世界遺産に登録されました。

製錬に必要な膨大な木材燃料の供給が、
森林資源の適切な管理のもとに行われ、
今日でも豊かな山林を残し、
遺跡と豊かな自然環境が一体となって
文化的景観を形成する例は、
世界的にも極めて貴重ということから
世界遺産に認められたようです。

 銀山の歴史
1309(鎌倉) 大内氏により始めて発見される
16世紀初頭(室町) 
博多商人の神屋氏により本格的な開発。
1533 朝鮮半島との交易を通じて
    製錬技術の「灰吹法」が導入され、
    銀産出量が飛躍的に伸びた、
    この時期、再び大内氏が支配
戦国時代に入り、支配が尼子氏、毛利氏、に移り、
本能寺の変の後、毛利氏と豊臣氏が共同管理する。
1600(安土桃山) 関ヶ原の戦いの後、徳川氏が領有
17世紀初頭 銀産出量は減少し続け、
         銀山は代官統治に格下げとなる
17世紀前半 大半が休山
1869(明治2) 維新政府の管轄
1943(昭和18) 台風の被害を機に休業、閉鎖

色々な歴史を刻んで、
昭和の初めまで採掘されてたんですね。

当時は輸出もされていたようです。
アジアにいち早く進出したポルトガルの地図にも、
石見銀山が記されていたそうです。

駐車場に車を止めて、
循環バスを利用した銀山だけの見学でしたが、
古い町並みや、資料館、
崖に建てられた羅漢寺に安置されている五百羅漢など、
見所いっぱい!
今度は、歩いて、ゆっくり散策したい。

   



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