喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

神対応

2017-02-23 | 読後感

心は天につながっているの第一章の最初のページの書は

それに添えられているお母様の文章で、
翔子さんの神対応に感動。

ある揮毫の席上で、
翔子さんの筆が静かに進み、満員の会場が深く静まった。
その静けさを引き裂くように突然、
一人の男の子の声が会場に鳴り響いた。
五歳くらいのダウン症の子が
「わー、おー」と叫び始めた。
この声に会場は緊迫した。彼の声は止まない。
翔子さんが集中できないのではないかと、
人々の不安な気持ちが痛いほど感じられた。
困り果てていると、翔子さんが書いている筆を止めて、
その子に向って、
「応援、ありがとう!」と大きな声ではっきりと言ったのだそう。
緊迫していた会場がこの一言で、
ホッと柔らかになったのだそう。

お母様が、
あの時、あの状況でこれ以上適切な言葉はなかったろう。
天から降りてきたような一言だったと。
皆が救われたと。

機知に富んだ言葉。
なかなかできたもんじゃないよね・・・・・すごい!

コメント
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