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「アートなジャケット」読み物コーナーも充実。輸入LPの最新リリース情報をお伝えするブログです。祝「アナログ盤完全復活!」

o.s.t/Moonlight

2017-06-18 | アートなジャケット(CD&Vinyl)読み物
●今年は「ラ・ラ・ランド」の全米1位に代表されるように、例年に無くサウンドトラックがもてはやされた年だ。
「シング」だ、いや「モアナ」だ、いや「ギャラクシー・・・」か「ワイルドスピード」だろと、注目作品を数え上げるとキリが無い・・・。
コンサートやライヴがCDよりも実体験が堪能できる「リアル充実」が人気を得ている現在、映画も過去の映画ブームの頃より「リアル充実」としての重要度を増しているのかもしれない。(ただ踊りたいだけでクリス・ブラウンを見に来るのは止めて欲しいし、マライア・キャリーの音楽を1回も聞いたことが無くてライヴに足を運ぶのは失礼だとも思うのだが・・・。その点、映画には気楽さもあるか・・・)

 そんな中で、これまでサントラ盤というのは「鑑賞記念」のようなサブ的な扱いだったものが、音楽ツールとして一段と格が上がったように感じている。いや、むしろトレンドゲッターとしてのサントラ盤は非常に重要なツールになったのかも知れない。
 音楽がネットの普及により、より個人的にターゲットを絞り込み、個人で楽しむオタク的なものになったのに対し、映画は、かつての音楽がそうであったように世間の注目を一身に浴びて、エンターテインメント性とファッション性を有し、自らトレンドを生み出す存在になっているのだ。時を経て音楽は単なる映画の盛り立て役に成り下がってしまったのか・・。

 たしかに80年代「トップガン」や「フラッシュダンス」などサントラブームが巻き起こったことはあったが、それはあくまで音楽ありきで、サントラを聞いた人々がそれぞれの収録アーティストの個人的アルバムへ回帰して行ったことは事実あったし、またそれが音楽のすそ野の拡大に一役かっていたことは確かだ。だがしかし、今般のサントラブームも果たしてそうなのかと問われると疑わしい。かつてのように、好きな楽曲が出来れば、その歌を歌っている歌手を知りたい、過去のアルバムも買う。メンバーの作品も聞いてみると云った謂わば「先祖返り」的な広がりは一切無くなったからだ。

●愚痴はともかく、小生も映画は大好きである。
なんでもかんでもという訳では無い。観たい映画は決めている。中でも音楽映画とブラッド・ピットの映画は観るようにしている。ブラッド自身が「出演したい映画は自ら選んでいる・・・」という言葉をかつて聞いたからだ。選ぶからには何かポリシーがあるんだろうと感じたし、作る方も選ぶなら観る方も選ばなきゃね。(確かに2000年以降の彼の慈善事業や寄付には、ポリシーが無いと出来ない確固たるものがあるし、尊敬だ!)衝撃的な「セヴン」や感動の「セヴン・イヤーズ・イン・チベット」を観る頃には(評論家が酷評した映画が特に好きで、評論家が評価した映画や興行成績の良い映画には否定的だったりする自身の天邪鬼さもファンならではのものなので許して欲しいが)皆様と同様ブラッド・ピットにどっぷりハマってしまっていた。特に彼の困ったときの八の字眉毛にも・・・。あれから様々な作品を経て現在彼は監督業をすっ飛ばして自身の映画制作会社を所有するに至っている。今回はそんな彼の制作会社プランBが手掛けた映画のサントラ盤を取り上げてみた。

 既に昨年から数々の賞レースに顔を出している話題映画「ムーンライト」。公開中だ、見逃してはいけない。(最近映画の上映期間が短くて恐ろしい・・・)しかも、このサントラ・アルバムのジャケットはなんと美しいことか・・・。主人公の心映えを映し出すブルーの背景にくっきりと映ったシルエット・・・。これはサントラ盤を買わなくては!しかも、アナログ盤はクリアブルーでジャケットとお揃いだ!音楽も映画「セッション」でおなじみニコラス・ブリテルが担当!部屋に飾るとすごくいいと思うよ!「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉があるけれど、私にとっては「坊主好きなら袈裟まで好き」という具合のものですね。主題はLGBTに関するものなので好き嫌いはあると思いますが。では、では。
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