<audite>
AU 21415 9枚組 ¥6080
バッハ:カンタータ集
「ああ神よ、どれほど多くの心の痛みが」 BWV58
グントヒルト・ウェーバー(S) ワルター・ハウック(Bs)
1952年1月4日
「最愛のイエスよ、私の憧れよ」BWV32
アグネス・ギーベル(S) ワルター・ハウック(Bs)
1951年12月10-11日
「イエスは12人の弟子を呼び寄せて」 BWV22
カルロッテ・ヴォルフ=マタウス(A) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年2月15-16日
「主イエス・キリスト、真の人にして神よ」 BWV127
ゲルトルート・ビルメレ(S) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年2月13日
「キリストは死の縄目につながれて」 BWV4
1952年3月17-19日
「天は笑い、大地は喜ぶ」 BWV31
リロ・ロルヴェス(S) ヘルムート・クレプス(T) ゲルハルト・ニーゼ(Bs)
1950年3月9、20、21日
「しかしその同じ安息日の晩に」 BWV42
エディト・ベルガー=クレプス(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年4月11日
「私が去るのはあなた方のためだ」 BWV108
イングリト・ロレンツェン(A) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年4月17、18、27日
「信じて洗礼を受ける者は」 BWV37
リロ・ロルヴェス(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年4月18、24、27日
「あらゆる人の心には反抗的で臆病なものがある」BWV176
ゲルダ・ラマーズ(S) カルロッテ・ヴォルフ=マタウス(A)
ゲルハルト・ニーゼ(Bs)
1950年5月3、6、8日
「飢えた人にあなたのパンを分かち与えなさい」 BWV39
ゲルダ・ラマーズ(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年5月17、22日
「天は神の栄光を語る」 BWV76
グントヒルト・ウェーバー(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年5月19、22、23日
「私には憂いが多くある」 BWV21
ゲルダ・ラマーズ(S) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年5月23、25日、6月2日
「見なさい、私は多くの漁師を使いに出し」 BWV88
リロ・ロルヴェス(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年5月30日、6月3、13日
「主である神が私たちのもとになければ」 BWV178
イングリト・ロレンツェン(A) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年6月20日、7月14日
「私の心は血の中で泳ぐ」 BWV199
グントヒルト・ウェーバー(S)
1950年7月8日
「キリストと関わる者だと名乗るあなた方よ」BWV.164
グントヒルト・ウェーバー(S) アンネリース・ヴェステン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ワルター・ハウック(Bs)
1952年8月27日
「自ら高ぶるものは」 BWV47
アグネス・ギーベル(S) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1952年6月4、5日
「私は喜んで十字架を担ごう」 BWV56
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年2月21日
「美しく装いなさい、おお愛する魂よ」 BWV180
アグネス・ギーベル(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ワルター・ハウック(Bs)
1950年10月9日
「深い悩みの底から私はあなたへと大きな声で言う」 BWV38
アグネス・ギーベル(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ワルター・ハウック(Bs)
1950年10月16、17日
「偽りの世よ、私はお前を信用せぬ」 BWV52
アグネス・ギーベル(S)
1950年9月7、8日
「目覚めよと、声が私たちを呼んでいる」 BWV140
グントヒルト・ウェーバー(S) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1951年11月2、5日
「争いが起こった」 BWV19
グントヒルト・ウェーバー(S) ヘルムート・クレプス(T)
ワルター・ハウック(Bs)
1950年9月1、5日
「主である神は太陽であり盾である」 BWV79
アグネス・ギーベル(S) ローリ・ライル(A)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年10月23、25日
「さあ消え去れ、陰鬱な影よ」(結婚カンタータ) BWV202
アグネス・ギーベル(S)
1951年6月2日
「神の時は至高の時」 BWV106
ヨハンナ・ベーレント(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年6月15、17、26日
「主よ、あなたのお望みのように、それを私に届けてください」BWV73
マリー=ルイーゼ・デニッケ(S) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1949年10月25日
テレマン:「私は、私の救い主が生きていることを知っている」
TWV 1:877(旧バッハ偽作 BWV160)
ヘルムート・クレプス(T)
1950年3月15日
カール・リステンパルト(指)
RIAS室内管弦楽団,RIAS室内合唱団,RIAS少年合唱団
録音:1949-1952年
auditeがまた素晴らしい音源を復活してくれました。ドイツの名指揮者、カー
ル・リステンパルト(1900-1967)がRIASに録音したバッハのカンタータ集です。
リステンパルトは第二次世界大戦後、1952年までベルリンで活躍、様々な種類
の音楽をRIASのために演奏しましたが、中でも評判だったのがバッハのカンタ
ータ集でした。リステンパルトのバッハは、明るく温かみの広がる優しさに溢
れたもの。しかし1960年代に厳粛で禁欲的なバッハが広まったこと、そしてリ
ステンパルトが68歳を目前に亡くなってしまったことで、「知る人ぞ知るバッ
ハの大家」になってしまいました。しかし21世紀の現在から聴きなおすと、明
るさを湛えたリステンパルトのバッハは、むしろ今日の演奏様式に近い、優れ
た演奏だったように思われます。
今回、10時間を越えるリステンパルトの録音が世に出たことで、彼の評価の再
検討が迫られるのではないでしょうか。それほどの充実した演奏の記録です。
また多くの曲で、若き日のディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが参加、
さらにアグネス・ギーベルやヘルムート・クレプスといったバッハ演奏で名の
知れた歌手も加わっています。
<Dynamic>
DYNDVD 33718(DVD-Video) 2枚組(1枚価格) ¥3780
字幕:伊英独仏
フランコ・コレッリ 東京リサイタル
ヴェルディ:「リゴレット」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
マイヤベーア:「アフリカの女」
プッチーニ:「ボエーム」,「西部の娘」
マスネ:「ル・シッド」
からのアリア
エドアルド・ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ
カルディッロ:つれない心
デ・クルティス:泣かないお前
トスティ:かわいい口元
フランコ・コレッリ(T)
アルベルト・ヴェントゥーラ(指)NHK交響楽団
収録:1971年
アルフレード・クラウス 東京リサイタル
A.スカルラッティ:恋をしたい人は
グルック:ああ私のやさしい熱情が
マスネ:エレジー,青い目を開けて
ルイス・デ・ルナ:鉱山の奥で
オブラドルス:いちばん細くて綺麗な髪で,クーロ・ドゥルセの歌
ソロサーバル:「港の酒場女」-そんなことはあり得ない
マスネ:「ウエルテル」-なぜ我を目覚めさせるのか、春風よ
ドニゼッティ:「ルチア」-第1幕の二重唱
チレーア:「アルルの女」-フェデリーコの嘆き
セラーノ:「だて男連盟」-君が好きだ、小麦色の娘さん
アルフレード・クラウス(T)
菅英三子(S)
エデルミロ・アルナルテス(P) アシエル・ポロ(Vc)
収録:1996年
フランコ・コレッリとアルフレード・クラウス、二人の偉大なテノールの来日
リサイタルの映像です。それぞれDYNDVD 33515とDYNDVD 33606で発売されてい
たもので、セットにになってお買い得に。ことにコレッリはライヴでのカラー
映像が少ないのでたいへん貴重です。いずれもNHKからライセンスを得ての
DVD化。
CDS 716 ¥1950
リスト(ストラーダル編):交響詩「オルフェウス」
リスト(クラウザー編):交響詩「前奏曲」
リスト(作曲者編):タッソーの葬送的凱旋
リスト(作曲者編):ファウスト交響曲―第2楽章
リスト(ブゾーニ編):村の居酒屋での踊り(メフィスト・ワルツ第1番)
オラーツィオ・ショルティーノ(P)
録音:2011年11月、ミラノ
リストの管弦楽作品をピアノ用に編曲した作品を集めたCD。ストラーダル編の
「オルフェウス」とクラウザー編の「前奏曲」はおそらくこれが世界初録音で
す。オラーツィオ・ショルティーノは1984年、シチリアのシラクーサ生まれ。
ピアニストとして活躍する一方、作曲や指揮も手がける才人です。
CDS 719 ¥1080
サリエーリ:「ダナオスの娘たち」から
モンセラート・カバリエ(S イペルネストル)
ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)RAIローマ交響楽団
マイヤベーア:「ユグノー」から
デジレ・ランカトーレ(S マルグリート・ド・ヴァロワ)
レナート・パルンボ(指)イタリア国際管弦楽団
グノー:「シバの女王」から
イ・チョンウォン(T アドニラン)
マンリオ・ベンツィ(指)イタリア国際管弦楽団
マスネ:「ローマ」から
ウォーレン・モク(T ロンチュリュス)
マルコ・グイダリーニ(指)イタリア国際管弦楽団
マスネ:「シェリュバン」から
ミシェル・ブリート(Ms シェリュバン)
カルメラ・レミージョ(S ニーナ)
エマニュエル・ヴィヨーム(指)カリアーリ歌劇場管弦楽団,合唱団
グノー:「ポリュクト」から
ジョルジョ・カシャーリ(T ポリュクト)
マンリオ・ベンツィ(指)
イタリア国際管弦楽団,ブラティスラヴァ室内合唱団
マスネ:「ラホールの王」から
アナ・マリア・サンチェス(S シタ)
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)フェニーチェ歌劇場管弦楽団
ビゼー:「真珠採り」から
中島康晴(T ナディール)
アニク・マシス(S レイラ)
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)フェニーチェ歌劇場管弦楽団,合唱団
ラロ:「イスの王」から
ギレーヌ・ジラール(S ローゼン)
ジュゼッピーナ・ピウンティ(MS マルガレード)
セバスチャン・ゲーズ(T ミリオ)
エリック・マルティン=ボネ(Bs イスの王様)
パトリック・ダヴァン(指)ワロン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
マスネ:「タイス」―タイスの瞑想曲
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)フェニーチェ歌劇場管弦楽団
マスネ:「ウェルテル」(バリトン版、イタリア語)
ルカ・グラッシ(Br ウェルテル)
ジャン=リュック・タンゴー(指)イタリア国際管弦楽団
バロック・オペラ(CDS 704)、イタリア・オペラ(CDS 705)に続くDynamicの
「ベリッシモ」シリーズの第3弾。フランスオペラからの名場面集ですが、
「カルメン」も「ファウスト」も「マノン」もなく、マニアックなオペラが
並んでいるのがさすがDynamic。ことにマスネの珍しいオペラが並んでいるの
が嬉しいもの。また録音当時まだ20代半ばだったデジレ・ランカトーレが歌う
「ユグノー」の難易度の高いマルグリートのアリアや、大プリマドンナ、モン
セラート・カバリエが歌うサリエーリの「ダナオスの娘たち」など、マニア
なら興味津々の録音も含まれています。
CDS 712 ¥1350
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
シベリウス:交響詩「フィンランディア」 Op.26
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIトリノ管弦楽団
録音:1953年3月1日(チャイコフスキー),1953年4月11日(シベリウス)、
トリノ
イタリアのカラヤンのシリーズ、第3集は1953年春のトリノでの演奏。チャイ
コフスキーの交響曲第5番とシベリウスの「フィンランディア」という、どち
らもカラヤンが生涯得意にした曲です。若き日のカラヤンの颯爽とした音楽
が、イタリアのノリの良いオーケストラでさらに際立っています。チャイコフ
スキーの交響曲第5番は過去にLPやCDで発売されたことがありますが、フィン
ランディアはあるいはこれが初出かもしれません。
<harmonia mundi>
HMU 807553(SACD-Hybrid) ¥2500
ペルト(1935-):
(1)来たれ創造主なる聖霊よ (2)鹿の叫び (3)詩篇 (4)最も聖なる神の母
(5)ソルフェッジョ (6)我が心はハイランドにあり
(7)エルサレムに平安あれ (8)巡礼の歌 (9)明けの明星
(10)スターバト・マーテル
クリストファー・バウアーズ・ブロードベント(Org.)、
ポール・ヒリヤー(指揮)、
シアター・オブ・ヴォイセズ、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、
NYYDカルテット
録音:2010年6月、コペンハーゲン(デンマーク)
エストニア出身の現代作曲家、ペルトの室内合唱曲を中心に収録したCD。ソ連
支配下のエストニアでタリス音楽院に在学し、ショスタコーヴィチらソ連の音
楽家たちから、シェーンベルクやブーレーズが活躍する西ヨーロッパの前衛音
楽まで強い影響を受けたペルト。最初期はこうした作風に影響を受けた前衛的
な作品を多く手がけていたペルトでしたが、中世の単旋律聖歌やバロックの宗
教合唱曲のスタイルに魅せられて以降、その作風はガラリと変わります。こう
して生まれたのがペルト独特の作風、ティンティナーブリ。「鈴が鳴るよう
に」という名の通り、一定のテンポの上で単純な和声が鈴の鳴り響くように展
開されていきます。単純な上昇下降を繰り返す旋律には無駄な装飾もなくドラ
マティックな展開もありませんが、中世聖歌を思わせる静謐かつ神秘的な響き
は息を呑むような美しさ!天上から降り注ぐ光のような輝かしい響きに心洗わ
れることでしょう。今回はペルトの代表作「ソルフェッジョ」や「スターバト
・マーテル」はもちろん、未だ多く知られていない近年の作品まで、ペルトが
誇る珠玉の室内合唱作品を収録。SACD Hybrid盤の高音質で、ペルトの音響世
界にたっぷりと浸ることが出来ます!中世・ルネサンス聖歌がお好きな方、
ヒーリングミュージックに惹かれる方には特におすすめの名盤です!
演奏を担当するのは、これまで多くの合唱曲を手掛けてきた名匠ポール・ヒリ
ヤー。彼が1990年に創始した団体テアトル・オブ・ヴォイスは、ダウランドや
バッハなど古楽作品からペルトなど現代作品にいたるまで幅広いレパートリ
ーを持つ名門団体です。2002年よりヒリヤーが指揮する合唱団体アルス・ノ
ヴァ・コペンハーゲンの透明感あふれる歌声はペルトの清廉な作風にぴったり
といえましょう。NYYDカルテットはエストニアの名手達からなるNYYDアンサン
ブルのメンバーから構成された弦楽四重奏団。エストニアの現代音楽演奏にも
積極的に取り組む彼らが、シンプルながらも深い響きで合唱との美しいハーモ
ニーを作り出しています!
<Profil>
PH 11072 2枚組 ¥3100
「WDR3“お気に入りのクラシック”」
[CD 1]
・グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲Op.46
朝の気分 / オーゼの死 / アニトラの踊り / ソルヴェイグの歌
/ 山の魔王の宮殿にて
・モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調KV. 622
[CD 2]
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
=アンコール=
・ブラームス=パーロウ編:ハンガリー舞曲第5番ト短調
トルステン・ヨハンス(Cl)
アイヴィン・オードラン(指揮) ケルンWDR交響楽団
録音:2011年6月2日ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ
(ライヴ・デジタル)[制作:ケルンWDR]
ケルンにある放送局WDR 3制作による「お気に入りのクラシック」は、ドイツ
最大級のリスナーをかかえる人気番組。ヨーロッパで制作されたテレビ・ラジ
オ・ネット番組を対象とするPrix Europaで、「2011年度ヨーロッパ最優秀放
送音楽番組」にも選ばれています。番組では「あなたの選ぶお気に入りのクラ
シック名曲」とのアンケートを募集したところ、3,000件の回答が寄せられ、
作品数およそ1,000曲にも及んだ投票結果をもとに、ベストスリーの楽曲が決
定!「新世界交響曲」、「ペール・ギュント」、「モーツァルトのクラリネッ
ト協奏曲」を、アイヴィン・オードラン指揮でケルンWDR交響楽団が演奏した
アルバムは、2011年6月2日にWDR 3の企画制作で、ヴッパータールでおこなわ
れたコンサートの模様をライヴ収録したものです。指揮を手掛けるアイヴィン
・オードランは、1956年ノルウェーに生まれ、ヘルシンキのシベリウス・アカ
デミーでヨルマ・パヌラに指揮を師事した経歴の持ち主。民俗色の強烈な傑作
「新世界より」も向いているレパートリーとおもわれますが、なによりオード
ランによる「ペール・ギュント」といえば、同じケルンWDR響と進行中のグリ
ーグの管弦楽曲全集シリーズ(AU92579、AU92651)がすでに知られるところで、
祖国の大作曲家グリーグに傾ける情熱と本場の語法によるすぐれた内容が、こ
こでも期待できそうです。ちなみに、当ライヴでは、通常の第1組曲に「ソル
ヴェイグの歌」を加えた形による演奏となっています。
ノルトライン=ヴェストファーレン州のクレーフェルトに生まれ育ったトルス
テン・ヨハンスは、チェリビダッケ時代のミュンヘン・フィルで首席奏者を
務めたラルフ・マンノの直弟子で、1998年にエッセン・フィルの首席クラリ
ネット奏者、さらに2002年にケルンWDR響の首席クラリネット奏者に就任して
います。
なお、それぞれのナンバーの演奏後にはすべて拍手が入ります。
<EUROARTS>
20 66778(DVD-Video) ¥2900
J. S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV. 988
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1992年ミュンヘン、バヴァリア音楽スタジオ(セッション)
撮影監督:クリストファー・ヌーペン
=ボーナス=
「バレンボイムによるゴルトベルク変奏曲のプレゼンテーション」
1942年生まれのバレンボイムが2012年に古稀を迎えるとあって、メトロポリタ
ン・ミュニク制作の映像作品の復刻を数多く手掛けてきたEUROARTより、J.S.
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を弾いた映像作品が登場します。
バレンボイムの「ゴルトベルク」といえば、1989年10月にブエノス・アイレス
のテアトロ・コロンでおこなった、ステージ・デビュー40周年記念コンサート
におけるライヴ録音もバレンボイムの当曲初録音ということで話題を集めまし
たが、これはその3年後の1992年にミュンヘンのバヴァリア音楽スタジオでセッ
ション収録されたもの。
バレンボイムにとって1992年は重要な年で、現在まで継続しているベルリン州
立歌劇場の音楽監督に就任した年でもあります。じっさい、指揮者のキャリア
が、ピアニストの活動にひろがりをもたらしていることは確かなようで、ボー
ナス映像でバレンボイムは次のようにも述べています。
「変奏曲を弾く際に、さまざまな楽器への想像を働かせようと試みました。
(中略)真っ先に思い浮かぶのは、非常に明るい音を持つ有名なバッハ・トラン
ペットまたはバッハのオーボエです。もちろん、弦、時折コーラスと、最後
に、でもおろそかにできないのがオルガン。 そして、ピアノには、そうした
あらゆる楽器の錯覚を起こさせる可能性があるのです」
この言葉どおり、バレンボイムの映像版「ゴルトベルク」は、ピアノのあらゆ
る可能性を模索しながらこの傑作の神髄に迫ろうとするもので、コラボを重ね
てきたクリストファー・ヌーペンの力もあって、そのことがCDのとき以上に肌
で感じられる内容となっています。
<Profil>
PH 11071 ¥2180
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン/ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.13-14
サン=サーンス:アレグロ・アパッシオナート Op.43/同:白鳥 Op.91
マスネ:タイスの瞑想曲/ドヴォルザーク:ロンド/フォーレ:夢のあとに
クライスラー:愛のよろこび/同:愛の悲しみ/ブラームス:湖上で Op.59-2
エルガー:エニグマ変奏曲 Op.36より/エルガー:愛の挨拶
フォーレ:ロマンス イ長調 Op.69/同:3つの無言歌 Op.17-3
同:子守歌/ブラームス:調べのように私を通り抜ける Op.105-1
同:野の寂しさ Op.86-2/同:子守歌 Op.49-4
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番よりワルツ
J.S.バッハ:G線上のアリア/同:アリオーソ
ミヒャエル・ヘル(チェロ)、ミカエラ・ゲリウス(ピアノ)
録音:2011年4月、フランツ・リスト・センタ
名手チェリスト、ヘルによるクラシックの珠玉の名曲集!ミヒャエル・ヘルは
音楽家の両親のもとにウィーンで生まれ、7歳でチェロを弾き始めその才能を
すぐに開花させました。その後オーケストラでの演奏に非常に興味をもち、わ
ずか16歳でウィーンフィルのメンバーとして演奏した経験をもちます。23歳の
時にはミュンヘンフィルの首席チェリストとしてオーケストラの団員として演
奏してきましたが、この間もソロやウィーンフィル弦楽五重奏団のメンバーと
しても活動してきました。まず、ヘルの演奏技術に驚かれます。なんとヴァイ
オリンの名曲、ツィゴイネルワイゼンをチェロで演奏。ヴァイオリンでも難し
い重音の連続やピチカート奏法も完璧なまでに弾いております。ただ技巧ばか
りが目立つわけではなく、サン=サーンスの白鳥、ラフナニノフのヴォカリー
ズなど、雄弁に歌い上げるヘルの演奏には感動を覚えずにはいられません。伴
奏のミカエラ・ゲリウスとは音楽のパートナーとして長年共演してきただけに
まさに一糸乱れぬ呼吸のあったアンサンブルを奏でております。
PH 11048 ¥2180
(1)フルトヴェングラー:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調
ゾフィー・モーザー(ヴァイオリン)、カーチャ・フーン(ピアノ)
録音:(1)2010年10月26-28日、
(2)2011年5月11日SWRカイザースラウテルン・スタジオ
熱烈なフルヴェン狂、1984年生まれのヴァイオリニスト、ゾフィー・モーザー
と1981年生まれのロシア美人ピアニスト、カーチャ・フーンが遂にフルヴェン
作曲のヴァイオリン・ソナタ第1番をリリースします。第1番は1937年に作曲・
初演され、演奏時間が55分をこえる4楽章構成の大作です。第2番のソナタを収
録した前作(PH 11023)でも言えることですが、フルヴェンの音楽をこよなく愛
するモーザーとフーンが奏でる音楽には、並々ならぬ研究から自信と説得力に
満ちており、この二人は可憐な見た目とは裏腹に骨太で朗々と歌い上げ、完全
無比なテクニックでフルヴェンの大作を演奏しております。これだけ完成度の
高い充実した演奏ですので、同曲の決定盤が登場したと申せましょう。また
カップリングのベートーヴェンでは、さすがベートーヴェン国際コンクールの
優勝者モーザーなだけあり、端正で非常に弾きこまれている名演を聴かせてく
れます。
<PREISER RECORDS>
PRCD 91199 ¥2080
ショパン(リスト編曲):前奏曲ホ短調 Op.28-4、ホ長調 Op.28-9
リスト(ジャン・ギュー編曲):交響詩《プロメテウス》
リスト:オルガン・ミサ/「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」
による幻想曲とフーガ
ズザナ・フェルイェンチイーコヴァー(オルガン)
録音:2011年8月31日、9月1日、ショッテン修道院、バシリカ大オルガン
数々の国際オルガン・コンクールで優勝してきたソロヴァキア出身の美人オ
ルガニスト、ズザナ・フェルイェンチイーコヴァーが2011年のリスト・イヤ
ーにオルガンの大作をレコーディングしました。リストはピアノの名手とし
て数々の名曲を残してきましたが、オルガン作品でも大作「アド・ノス、ア
ド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガなどの傑作を残しました。
リストらしい技巧と色彩感あふれる旋律を用いたオルガン作品には新ロマン主
義と呼ばれた独特の和声が散りばめられています。このアルバムの注目は巨匠
ジャン・ギューが編曲した交響詩「プロメテウス」です。交響詩というジャ
ンルを創始したリストの作品のオルガン版はまさにリスト・イヤーの録音に
ふさわしい選曲と言えましょう。
AU 21415 9枚組 ¥6080
バッハ:カンタータ集
「ああ神よ、どれほど多くの心の痛みが」 BWV58
グントヒルト・ウェーバー(S) ワルター・ハウック(Bs)
1952年1月4日
「最愛のイエスよ、私の憧れよ」BWV32
アグネス・ギーベル(S) ワルター・ハウック(Bs)
1951年12月10-11日
「イエスは12人の弟子を呼び寄せて」 BWV22
カルロッテ・ヴォルフ=マタウス(A) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年2月15-16日
「主イエス・キリスト、真の人にして神よ」 BWV127
ゲルトルート・ビルメレ(S) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年2月13日
「キリストは死の縄目につながれて」 BWV4
1952年3月17-19日
「天は笑い、大地は喜ぶ」 BWV31
リロ・ロルヴェス(S) ヘルムート・クレプス(T) ゲルハルト・ニーゼ(Bs)
1950年3月9、20、21日
「しかしその同じ安息日の晩に」 BWV42
エディト・ベルガー=クレプス(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年4月11日
「私が去るのはあなた方のためだ」 BWV108
イングリト・ロレンツェン(A) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年4月17、18、27日
「信じて洗礼を受ける者は」 BWV37
リロ・ロルヴェス(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年4月18、24、27日
「あらゆる人の心には反抗的で臆病なものがある」BWV176
ゲルダ・ラマーズ(S) カルロッテ・ヴォルフ=マタウス(A)
ゲルハルト・ニーゼ(Bs)
1950年5月3、6、8日
「飢えた人にあなたのパンを分かち与えなさい」 BWV39
ゲルダ・ラマーズ(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年5月17、22日
「天は神の栄光を語る」 BWV76
グントヒルト・ウェーバー(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年5月19、22、23日
「私には憂いが多くある」 BWV21
ゲルダ・ラマーズ(S) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年5月23、25日、6月2日
「見なさい、私は多くの漁師を使いに出し」 BWV88
リロ・ロルヴェス(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年5月30日、6月3、13日
「主である神が私たちのもとになければ」 BWV178
イングリト・ロレンツェン(A) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年6月20日、7月14日
「私の心は血の中で泳ぐ」 BWV199
グントヒルト・ウェーバー(S)
1950年7月8日
「キリストと関わる者だと名乗るあなた方よ」BWV.164
グントヒルト・ウェーバー(S) アンネリース・ヴェステン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ワルター・ハウック(Bs)
1952年8月27日
「自ら高ぶるものは」 BWV47
アグネス・ギーベル(S) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1952年6月4、5日
「私は喜んで十字架を担ごう」 BWV56
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年2月21日
「美しく装いなさい、おお愛する魂よ」 BWV180
アグネス・ギーベル(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ワルター・ハウック(Bs)
1950年10月9日
「深い悩みの底から私はあなたへと大きな声で言う」 BWV38
アグネス・ギーベル(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ワルター・ハウック(Bs)
1950年10月16、17日
「偽りの世よ、私はお前を信用せぬ」 BWV52
アグネス・ギーベル(S)
1950年9月7、8日
「目覚めよと、声が私たちを呼んでいる」 BWV140
グントヒルト・ウェーバー(S) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1951年11月2、5日
「争いが起こった」 BWV19
グントヒルト・ウェーバー(S) ヘルムート・クレプス(T)
ワルター・ハウック(Bs)
1950年9月1、5日
「主である神は太陽であり盾である」 BWV79
アグネス・ギーベル(S) ローリ・ライル(A)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年10月23、25日
「さあ消え去れ、陰鬱な影よ」(結婚カンタータ) BWV202
アグネス・ギーベル(S)
1951年6月2日
「神の時は至高の時」 BWV106
ヨハンナ・ベーレント(S) イングリト・ロレンツェン(A)
ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1950年6月15、17、26日
「主よ、あなたのお望みのように、それを私に届けてください」BWV73
マリー=ルイーゼ・デニッケ(S) ヘルムート・クレプス(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
1949年10月25日
テレマン:「私は、私の救い主が生きていることを知っている」
TWV 1:877(旧バッハ偽作 BWV160)
ヘルムート・クレプス(T)
1950年3月15日
カール・リステンパルト(指)
RIAS室内管弦楽団,RIAS室内合唱団,RIAS少年合唱団
録音:1949-1952年
auditeがまた素晴らしい音源を復活してくれました。ドイツの名指揮者、カー
ル・リステンパルト(1900-1967)がRIASに録音したバッハのカンタータ集です。
リステンパルトは第二次世界大戦後、1952年までベルリンで活躍、様々な種類
の音楽をRIASのために演奏しましたが、中でも評判だったのがバッハのカンタ
ータ集でした。リステンパルトのバッハは、明るく温かみの広がる優しさに溢
れたもの。しかし1960年代に厳粛で禁欲的なバッハが広まったこと、そしてリ
ステンパルトが68歳を目前に亡くなってしまったことで、「知る人ぞ知るバッ
ハの大家」になってしまいました。しかし21世紀の現在から聴きなおすと、明
るさを湛えたリステンパルトのバッハは、むしろ今日の演奏様式に近い、優れ
た演奏だったように思われます。
今回、10時間を越えるリステンパルトの録音が世に出たことで、彼の評価の再
検討が迫られるのではないでしょうか。それほどの充実した演奏の記録です。
また多くの曲で、若き日のディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが参加、
さらにアグネス・ギーベルやヘルムート・クレプスといったバッハ演奏で名の
知れた歌手も加わっています。
<Dynamic>
DYNDVD 33718(DVD-Video) 2枚組(1枚価格) ¥3780
字幕:伊英独仏
フランコ・コレッリ 東京リサイタル
ヴェルディ:「リゴレット」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
マイヤベーア:「アフリカの女」
プッチーニ:「ボエーム」,「西部の娘」
マスネ:「ル・シッド」
からのアリア
エドアルド・ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ
カルディッロ:つれない心
デ・クルティス:泣かないお前
トスティ:かわいい口元
フランコ・コレッリ(T)
アルベルト・ヴェントゥーラ(指)NHK交響楽団
収録:1971年
アルフレード・クラウス 東京リサイタル
A.スカルラッティ:恋をしたい人は
グルック:ああ私のやさしい熱情が
マスネ:エレジー,青い目を開けて
ルイス・デ・ルナ:鉱山の奥で
オブラドルス:いちばん細くて綺麗な髪で,クーロ・ドゥルセの歌
ソロサーバル:「港の酒場女」-そんなことはあり得ない
マスネ:「ウエルテル」-なぜ我を目覚めさせるのか、春風よ
ドニゼッティ:「ルチア」-第1幕の二重唱
チレーア:「アルルの女」-フェデリーコの嘆き
セラーノ:「だて男連盟」-君が好きだ、小麦色の娘さん
アルフレード・クラウス(T)
菅英三子(S)
エデルミロ・アルナルテス(P) アシエル・ポロ(Vc)
収録:1996年
フランコ・コレッリとアルフレード・クラウス、二人の偉大なテノールの来日
リサイタルの映像です。それぞれDYNDVD 33515とDYNDVD 33606で発売されてい
たもので、セットにになってお買い得に。ことにコレッリはライヴでのカラー
映像が少ないのでたいへん貴重です。いずれもNHKからライセンスを得ての
DVD化。
CDS 716 ¥1950
リスト(ストラーダル編):交響詩「オルフェウス」
リスト(クラウザー編):交響詩「前奏曲」
リスト(作曲者編):タッソーの葬送的凱旋
リスト(作曲者編):ファウスト交響曲―第2楽章
リスト(ブゾーニ編):村の居酒屋での踊り(メフィスト・ワルツ第1番)
オラーツィオ・ショルティーノ(P)
録音:2011年11月、ミラノ
リストの管弦楽作品をピアノ用に編曲した作品を集めたCD。ストラーダル編の
「オルフェウス」とクラウザー編の「前奏曲」はおそらくこれが世界初録音で
す。オラーツィオ・ショルティーノは1984年、シチリアのシラクーサ生まれ。
ピアニストとして活躍する一方、作曲や指揮も手がける才人です。
CDS 719 ¥1080
サリエーリ:「ダナオスの娘たち」から
モンセラート・カバリエ(S イペルネストル)
ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)RAIローマ交響楽団
マイヤベーア:「ユグノー」から
デジレ・ランカトーレ(S マルグリート・ド・ヴァロワ)
レナート・パルンボ(指)イタリア国際管弦楽団
グノー:「シバの女王」から
イ・チョンウォン(T アドニラン)
マンリオ・ベンツィ(指)イタリア国際管弦楽団
マスネ:「ローマ」から
ウォーレン・モク(T ロンチュリュス)
マルコ・グイダリーニ(指)イタリア国際管弦楽団
マスネ:「シェリュバン」から
ミシェル・ブリート(Ms シェリュバン)
カルメラ・レミージョ(S ニーナ)
エマニュエル・ヴィヨーム(指)カリアーリ歌劇場管弦楽団,合唱団
グノー:「ポリュクト」から
ジョルジョ・カシャーリ(T ポリュクト)
マンリオ・ベンツィ(指)
イタリア国際管弦楽団,ブラティスラヴァ室内合唱団
マスネ:「ラホールの王」から
アナ・マリア・サンチェス(S シタ)
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)フェニーチェ歌劇場管弦楽団
ビゼー:「真珠採り」から
中島康晴(T ナディール)
アニク・マシス(S レイラ)
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)フェニーチェ歌劇場管弦楽団,合唱団
ラロ:「イスの王」から
ギレーヌ・ジラール(S ローゼン)
ジュゼッピーナ・ピウンティ(MS マルガレード)
セバスチャン・ゲーズ(T ミリオ)
エリック・マルティン=ボネ(Bs イスの王様)
パトリック・ダヴァン(指)ワロン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
マスネ:「タイス」―タイスの瞑想曲
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)フェニーチェ歌劇場管弦楽団
マスネ:「ウェルテル」(バリトン版、イタリア語)
ルカ・グラッシ(Br ウェルテル)
ジャン=リュック・タンゴー(指)イタリア国際管弦楽団
バロック・オペラ(CDS 704)、イタリア・オペラ(CDS 705)に続くDynamicの
「ベリッシモ」シリーズの第3弾。フランスオペラからの名場面集ですが、
「カルメン」も「ファウスト」も「マノン」もなく、マニアックなオペラが
並んでいるのがさすがDynamic。ことにマスネの珍しいオペラが並んでいるの
が嬉しいもの。また録音当時まだ20代半ばだったデジレ・ランカトーレが歌う
「ユグノー」の難易度の高いマルグリートのアリアや、大プリマドンナ、モン
セラート・カバリエが歌うサリエーリの「ダナオスの娘たち」など、マニア
なら興味津々の録音も含まれています。
CDS 712 ¥1350
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
シベリウス:交響詩「フィンランディア」 Op.26
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIトリノ管弦楽団
録音:1953年3月1日(チャイコフスキー),1953年4月11日(シベリウス)、
トリノ
イタリアのカラヤンのシリーズ、第3集は1953年春のトリノでの演奏。チャイ
コフスキーの交響曲第5番とシベリウスの「フィンランディア」という、どち
らもカラヤンが生涯得意にした曲です。若き日のカラヤンの颯爽とした音楽
が、イタリアのノリの良いオーケストラでさらに際立っています。チャイコフ
スキーの交響曲第5番は過去にLPやCDで発売されたことがありますが、フィン
ランディアはあるいはこれが初出かもしれません。
<harmonia mundi>
HMU 807553(SACD-Hybrid) ¥2500
ペルト(1935-):
(1)来たれ創造主なる聖霊よ (2)鹿の叫び (3)詩篇 (4)最も聖なる神の母
(5)ソルフェッジョ (6)我が心はハイランドにあり
(7)エルサレムに平安あれ (8)巡礼の歌 (9)明けの明星
(10)スターバト・マーテル
クリストファー・バウアーズ・ブロードベント(Org.)、
ポール・ヒリヤー(指揮)、
シアター・オブ・ヴォイセズ、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、
NYYDカルテット
録音:2010年6月、コペンハーゲン(デンマーク)
エストニア出身の現代作曲家、ペルトの室内合唱曲を中心に収録したCD。ソ連
支配下のエストニアでタリス音楽院に在学し、ショスタコーヴィチらソ連の音
楽家たちから、シェーンベルクやブーレーズが活躍する西ヨーロッパの前衛音
楽まで強い影響を受けたペルト。最初期はこうした作風に影響を受けた前衛的
な作品を多く手がけていたペルトでしたが、中世の単旋律聖歌やバロックの宗
教合唱曲のスタイルに魅せられて以降、その作風はガラリと変わります。こう
して生まれたのがペルト独特の作風、ティンティナーブリ。「鈴が鳴るよう
に」という名の通り、一定のテンポの上で単純な和声が鈴の鳴り響くように展
開されていきます。単純な上昇下降を繰り返す旋律には無駄な装飾もなくドラ
マティックな展開もありませんが、中世聖歌を思わせる静謐かつ神秘的な響き
は息を呑むような美しさ!天上から降り注ぐ光のような輝かしい響きに心洗わ
れることでしょう。今回はペルトの代表作「ソルフェッジョ」や「スターバト
・マーテル」はもちろん、未だ多く知られていない近年の作品まで、ペルトが
誇る珠玉の室内合唱作品を収録。SACD Hybrid盤の高音質で、ペルトの音響世
界にたっぷりと浸ることが出来ます!中世・ルネサンス聖歌がお好きな方、
ヒーリングミュージックに惹かれる方には特におすすめの名盤です!
演奏を担当するのは、これまで多くの合唱曲を手掛けてきた名匠ポール・ヒリ
ヤー。彼が1990年に創始した団体テアトル・オブ・ヴォイスは、ダウランドや
バッハなど古楽作品からペルトなど現代作品にいたるまで幅広いレパートリ
ーを持つ名門団体です。2002年よりヒリヤーが指揮する合唱団体アルス・ノ
ヴァ・コペンハーゲンの透明感あふれる歌声はペルトの清廉な作風にぴったり
といえましょう。NYYDカルテットはエストニアの名手達からなるNYYDアンサン
ブルのメンバーから構成された弦楽四重奏団。エストニアの現代音楽演奏にも
積極的に取り組む彼らが、シンプルながらも深い響きで合唱との美しいハーモ
ニーを作り出しています!
<Profil>
PH 11072 2枚組 ¥3100
「WDR3“お気に入りのクラシック”」
[CD 1]
・グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲Op.46
朝の気分 / オーゼの死 / アニトラの踊り / ソルヴェイグの歌
/ 山の魔王の宮殿にて
・モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調KV. 622
[CD 2]
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
=アンコール=
・ブラームス=パーロウ編:ハンガリー舞曲第5番ト短調
トルステン・ヨハンス(Cl)
アイヴィン・オードラン(指揮) ケルンWDR交響楽団
録音:2011年6月2日ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ
(ライヴ・デジタル)[制作:ケルンWDR]
ケルンにある放送局WDR 3制作による「お気に入りのクラシック」は、ドイツ
最大級のリスナーをかかえる人気番組。ヨーロッパで制作されたテレビ・ラジ
オ・ネット番組を対象とするPrix Europaで、「2011年度ヨーロッパ最優秀放
送音楽番組」にも選ばれています。番組では「あなたの選ぶお気に入りのクラ
シック名曲」とのアンケートを募集したところ、3,000件の回答が寄せられ、
作品数およそ1,000曲にも及んだ投票結果をもとに、ベストスリーの楽曲が決
定!「新世界交響曲」、「ペール・ギュント」、「モーツァルトのクラリネッ
ト協奏曲」を、アイヴィン・オードラン指揮でケルンWDR交響楽団が演奏した
アルバムは、2011年6月2日にWDR 3の企画制作で、ヴッパータールでおこなわ
れたコンサートの模様をライヴ収録したものです。指揮を手掛けるアイヴィン
・オードランは、1956年ノルウェーに生まれ、ヘルシンキのシベリウス・アカ
デミーでヨルマ・パヌラに指揮を師事した経歴の持ち主。民俗色の強烈な傑作
「新世界より」も向いているレパートリーとおもわれますが、なによりオード
ランによる「ペール・ギュント」といえば、同じケルンWDR響と進行中のグリ
ーグの管弦楽曲全集シリーズ(AU92579、AU92651)がすでに知られるところで、
祖国の大作曲家グリーグに傾ける情熱と本場の語法によるすぐれた内容が、こ
こでも期待できそうです。ちなみに、当ライヴでは、通常の第1組曲に「ソル
ヴェイグの歌」を加えた形による演奏となっています。
ノルトライン=ヴェストファーレン州のクレーフェルトに生まれ育ったトルス
テン・ヨハンスは、チェリビダッケ時代のミュンヘン・フィルで首席奏者を
務めたラルフ・マンノの直弟子で、1998年にエッセン・フィルの首席クラリ
ネット奏者、さらに2002年にケルンWDR響の首席クラリネット奏者に就任して
います。
なお、それぞれのナンバーの演奏後にはすべて拍手が入ります。
<EUROARTS>
20 66778(DVD-Video) ¥2900
J. S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV. 988
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1992年ミュンヘン、バヴァリア音楽スタジオ(セッション)
撮影監督:クリストファー・ヌーペン
=ボーナス=
「バレンボイムによるゴルトベルク変奏曲のプレゼンテーション」
1942年生まれのバレンボイムが2012年に古稀を迎えるとあって、メトロポリタ
ン・ミュニク制作の映像作品の復刻を数多く手掛けてきたEUROARTより、J.S.
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を弾いた映像作品が登場します。
バレンボイムの「ゴルトベルク」といえば、1989年10月にブエノス・アイレス
のテアトロ・コロンでおこなった、ステージ・デビュー40周年記念コンサート
におけるライヴ録音もバレンボイムの当曲初録音ということで話題を集めまし
たが、これはその3年後の1992年にミュンヘンのバヴァリア音楽スタジオでセッ
ション収録されたもの。
バレンボイムにとって1992年は重要な年で、現在まで継続しているベルリン州
立歌劇場の音楽監督に就任した年でもあります。じっさい、指揮者のキャリア
が、ピアニストの活動にひろがりをもたらしていることは確かなようで、ボー
ナス映像でバレンボイムは次のようにも述べています。
「変奏曲を弾く際に、さまざまな楽器への想像を働かせようと試みました。
(中略)真っ先に思い浮かぶのは、非常に明るい音を持つ有名なバッハ・トラン
ペットまたはバッハのオーボエです。もちろん、弦、時折コーラスと、最後
に、でもおろそかにできないのがオルガン。 そして、ピアノには、そうした
あらゆる楽器の錯覚を起こさせる可能性があるのです」
この言葉どおり、バレンボイムの映像版「ゴルトベルク」は、ピアノのあらゆ
る可能性を模索しながらこの傑作の神髄に迫ろうとするもので、コラボを重ね
てきたクリストファー・ヌーペンの力もあって、そのことがCDのとき以上に肌
で感じられる内容となっています。
<Profil>
PH 11071 ¥2180
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン/ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.13-14
サン=サーンス:アレグロ・アパッシオナート Op.43/同:白鳥 Op.91
マスネ:タイスの瞑想曲/ドヴォルザーク:ロンド/フォーレ:夢のあとに
クライスラー:愛のよろこび/同:愛の悲しみ/ブラームス:湖上で Op.59-2
エルガー:エニグマ変奏曲 Op.36より/エルガー:愛の挨拶
フォーレ:ロマンス イ長調 Op.69/同:3つの無言歌 Op.17-3
同:子守歌/ブラームス:調べのように私を通り抜ける Op.105-1
同:野の寂しさ Op.86-2/同:子守歌 Op.49-4
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番よりワルツ
J.S.バッハ:G線上のアリア/同:アリオーソ
ミヒャエル・ヘル(チェロ)、ミカエラ・ゲリウス(ピアノ)
録音:2011年4月、フランツ・リスト・センタ
名手チェリスト、ヘルによるクラシックの珠玉の名曲集!ミヒャエル・ヘルは
音楽家の両親のもとにウィーンで生まれ、7歳でチェロを弾き始めその才能を
すぐに開花させました。その後オーケストラでの演奏に非常に興味をもち、わ
ずか16歳でウィーンフィルのメンバーとして演奏した経験をもちます。23歳の
時にはミュンヘンフィルの首席チェリストとしてオーケストラの団員として演
奏してきましたが、この間もソロやウィーンフィル弦楽五重奏団のメンバーと
しても活動してきました。まず、ヘルの演奏技術に驚かれます。なんとヴァイ
オリンの名曲、ツィゴイネルワイゼンをチェロで演奏。ヴァイオリンでも難し
い重音の連続やピチカート奏法も完璧なまでに弾いております。ただ技巧ばか
りが目立つわけではなく、サン=サーンスの白鳥、ラフナニノフのヴォカリー
ズなど、雄弁に歌い上げるヘルの演奏には感動を覚えずにはいられません。伴
奏のミカエラ・ゲリウスとは音楽のパートナーとして長年共演してきただけに
まさに一糸乱れぬ呼吸のあったアンサンブルを奏でております。
PH 11048 ¥2180
(1)フルトヴェングラー:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調
ゾフィー・モーザー(ヴァイオリン)、カーチャ・フーン(ピアノ)
録音:(1)2010年10月26-28日、
(2)2011年5月11日SWRカイザースラウテルン・スタジオ
熱烈なフルヴェン狂、1984年生まれのヴァイオリニスト、ゾフィー・モーザー
と1981年生まれのロシア美人ピアニスト、カーチャ・フーンが遂にフルヴェン
作曲のヴァイオリン・ソナタ第1番をリリースします。第1番は1937年に作曲・
初演され、演奏時間が55分をこえる4楽章構成の大作です。第2番のソナタを収
録した前作(PH 11023)でも言えることですが、フルヴェンの音楽をこよなく愛
するモーザーとフーンが奏でる音楽には、並々ならぬ研究から自信と説得力に
満ちており、この二人は可憐な見た目とは裏腹に骨太で朗々と歌い上げ、完全
無比なテクニックでフルヴェンの大作を演奏しております。これだけ完成度の
高い充実した演奏ですので、同曲の決定盤が登場したと申せましょう。また
カップリングのベートーヴェンでは、さすがベートーヴェン国際コンクールの
優勝者モーザーなだけあり、端正で非常に弾きこまれている名演を聴かせてく
れます。
<PREISER RECORDS>
PRCD 91199 ¥2080
ショパン(リスト編曲):前奏曲ホ短調 Op.28-4、ホ長調 Op.28-9
リスト(ジャン・ギュー編曲):交響詩《プロメテウス》
リスト:オルガン・ミサ/「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」
による幻想曲とフーガ
ズザナ・フェルイェンチイーコヴァー(オルガン)
録音:2011年8月31日、9月1日、ショッテン修道院、バシリカ大オルガン
数々の国際オルガン・コンクールで優勝してきたソロヴァキア出身の美人オ
ルガニスト、ズザナ・フェルイェンチイーコヴァーが2011年のリスト・イヤ
ーにオルガンの大作をレコーディングしました。リストはピアノの名手とし
て数々の名曲を残してきましたが、オルガン作品でも大作「アド・ノス、ア
ド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガなどの傑作を残しました。
リストらしい技巧と色彩感あふれる旋律を用いたオルガン作品には新ロマン主
義と呼ばれた独特の和声が散りばめられています。このアルバムの注目は巨匠
ジャン・ギューが編曲した交響詩「プロメテウス」です。交響詩というジャ
ンルを創始したリストの作品のオルガン版はまさにリスト・イヤーの録音に
ふさわしい選曲と言えましょう。









