日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪

塩野七生:著『ロードス島攻防記』

2017-01-25 22:06:15 | 読書

 トルコ帝国のマホメッド2世によってコンスタンティノープルが陥落させられた後、スレイマン一世の時代となっていた。キリスト教圏にとって最前線にあるロードス島のことをスレイマンは「喉元のトゲ」と呼んでいたらしい。そのロードス島を必死に守ろうとする聖ヨハネ騎士団とスレイマン率いるトルコ帝国は、5か月に渡って熾烈な戦いを繰り広げる。元々聖ヨハネ騎士団は、医療事業を行う団体として存在していた。ヴェネツィア共和国が聖地巡礼パック旅行を始めて企画したことは『海の都の物語』の感想を述べたところでも書いたが、『ロードスの病院は西洋人にとって、遠隔の地で病に倒れた際の、最も安全で最も高度な治療を期待できる施設でありつづけた」(53ページ)のだそうだ。結論から言うと、ロードス島攻防記は、トルコが勝利し、すべての騎士団、及びに希望する島民は(島民に限っては残ることも出来た)ロードス島を後にする。それまでのトルコ帝国を相手に戦いに敗れれば全員殺されるか奴隷として売られるか?だったことを思うと、スレイマンは紳士的に振る舞ったものだと思う。聖ヨハネ側のガレー船に乗り切れない島民のために、スレイマンは自分の船も島民の輸送用に提供すらしている。島を去った人々は取りあえずヴェネツィア共和国が提供した場所に落ち着くも、放浪の身となる。その後はマルタ島に本拠地を置くことになるのだった。そのマルタ島も戦場となるのだが…

 

 池井戸潤 著:『七つの会議』

 2016年出版された文庫本を読んだ。7つの短編かと思ったら、それぞれが何処かで繋がっている。7つの短編に、実際にはもう一つ、8つの短編を加え、『下町ロケット』のような長編小説となっていた。詳しく書いてしまうと、種明かしになってしまうので、詳しい内容には触れられないが、とにかく面白い!! 明日の研修準備もあるので、読書はこの辺で。

 

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