グッド的相場観

ゆるーくやっていきます。

光と影

2007-12-23 15:17:39 | 相場動向
光が強い場所には影がクッキリと浮かぶ。
米国の住宅バブルに隠れて優良債権が不良債権になっていったようにその流れは新興国でも確実に進んでいる。

地価の上昇は必ず止まる。止まれば債権は回収不能なものが出てくる。
こういう不良債権が1%、2%と出始めれば 地価は下がる。
下がればバブルは弾ける。 これは必然の流れ!
誰もが新興国が発展中だから世界経済は安泰だという。
本当にそうだろうか?

ここ数年高度経済成長を果たした国がある。
その国のバブル崩壊懸念を言えば、成長率が高いから問題が無い。
貯蓄率が高いからはじけない。と多くの識者はそう語る。
では地価は上がり続けるのか? 
その国には住宅ローンを組んでいる人は居ないのか?

土地が上がれば株価も上がり、土地が下がれば株価も下がる。
NYダウは米国の不動産価格が上昇しない限りは上がらない。
金融恐慌懸念ではなく地価がさがっているのだから下げすぎというわけではない。

米国のサブプライムが問題になり世界同時株安になった2007年。
同様の現象が近い将来中国でも始まるでしょう。


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