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障害者制度改革について飯嶋 茂 / 記事一覧!

2012-02-17 10:27:54 | 障害者自立支援法って!なに?
前に!前に!とすすめながら・・、忘れ物のないように

障害者制度改革について飯嶋 茂 / 記事一覧
麦の会も参加している「みやぎアピール大行動実行員会」は、2007年から障害者自立支援法の廃止と新たな制度の確立を求め、活動してきました。

毎年3月に行ってきたアピール集会・行進には「私たち抜きに私たちのことを決めるな」をスローガンに、障害種別の枠を超え毎回300名ほどの人が参加してきました。

2011年3月20日に予定していた集会・行進は、震災のため延期を余儀なくされました。
しかし、およそ半年遅れの10月10日、「被災地は訴える 今こそ確かな障がい者制度改革を!」をメインテーマに開催し、例年通りの参加者をえました。
その際に語られたのは、被災した私たちだからこその「新法」への期待でした。障がい者制度改革推進会議総合福祉部会がまとめた「福祉部会の骨格提言」を元に、障害者総合福祉法(仮)が作られていくことに、今までの運動の成果と今後への展望を見たのです。

この間、みやぎアピール大行動実行委員会では仙台市・宮城県両議会での取り組みを進め、障害者総合福祉法(仮)の早期制定を求める意見書が、12月市議会(12/16)・県議会(12/21)で採択されました。

しかし、2012年2月に出された厚生労働省の案は、骨格提言に示されたものとはかけ離れた内容になっています。

法の名称・目的は変更するとされていますが、障害者自立支援法で最大の問題点とされた原則1割の応益負担に関しては、すでに負担軽減策で実質無料になっているとし、廃止することにはされていません。

障害程度区分に関しても、これを廃止するとした骨格提言は入れられず、5年をめどに対応を検討するとされています。その他の提言内容もほとんどが反映されていない状況です。

これではこの間、障がい者制度改革推進会議で障害者当事者も参加して議論がされてきたことは「一体何だったんだろうか!?」という気持ちになってしまいます。

伝えられているスケジュールでは3月にも通常国会へ法案が提出される予定になっていますが、このままでは納得がいきません。

政治的な思惑や財政とのからみもあるようですが、引き続きみやぎアピール大行動実行委員会の皆さんと共に、私たちのできることを各方面へ働きかけたいと思います。

ご協力をよろしくお願いします。
(仙台市・「NPO法人麦の会」代表理事 飯嶋茂)
(2012,2,15 河北新報)

私も週刊・「福祉新聞」を読んで愕然とした
飯嶋氏の論調は、とても優しく記述されているが怒りの矛先を何処へ向けたらいいのか?
呆れかえってしまう心境ではないかと思う。私も同感だ。
「障害者自立支援法」は、障がい者抜きで、将来的には介護保険制度とドッキングさせる狙いもあり、財政的な視点を重視し、十分な議論もなく強行採決されて決まった経緯を国民は良く知っている。
国民は自民党政権に鉄槌いを下し、政権交代を選択した。
民主党政権は、重要課題の1つとして、まず障がい者当事者も参加して、時間をかけて議論し、積み上げてきたはずである。
いよいよ「障がい者総合福祉法」(仮称)の原案を待ち望んでいたのに・・・、切り貼りしたような内容であり、がっかりする。関係者の願いや思いが全く反映されていないイメージである。
障がい者制度改革の原点に立ち返って、恒久的な制度・仕組みを成立させる努力をお願いしたい。
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