横尾美穂と声

シンガソングライター、ボイストレーナー、ゴスペルシンガー

横尾美穂の声と生活

雨に唄えば

2009-12-29 13:28:56 | 日記・その他
我が家にも、新型インフルエンザやってきた。今のところ、かかった住民は一人にとどまっているが・・・。そんなわけで、年末なのに、掃除もせず、じっと家でまったり。とにかく、寝て、食べて・・・・。病人でもないけど、私も休んでいる。

昨日、昼過ぎに、昼寝から起きて、ミュージカル「雨に唄えば」を観た。

あれを観たら、タップダンスをしたくなる。

「雨に・・・」の中で、映画と芝居のちがいだったり、映画が一昔前までは無声映画だったとかの話がでてくる。無声映画のころ、ルックスだけで映画俳優として成り立っていた人も、実際に自分の声を使って演技することになると、発音から声質から訓練を受けなければならなくなった、というのだ。無声映画時代、綺麗な映画女優として有名だった女優の実際の声や発音は、すでに顔からつくられたロマンチックなイメージとはまるで違う、滑稽なものでだった。そこで、そのギャップをうめようと、声だけ、代わりの人が吹き替えることになる。

それで思い出したのが、「マイフェアレディー」というミュージカル映画。主役のオードリー・ヘップバーンが歌うときだけ、代わりの人が吹き替えで歌っている。

映画は、その辺、修正が可能なわけだ。

でも、芝居は、そうはいかない。目の前で演技してるから、映画のような吹き替えはきかない。長い台詞でもすべて覚えて、あたかも自分の言葉のように言わなくてはならない。

先日、夫が演出・出演した「ゴドーを待ちながら」を観て、この人たち(役者)って、すごいな・・・と思った。長くて、難しい台詞をぺらぺら話してる。しかも、「覚えた台詞を言っていまーす!」というのでなく、自分の体とリズムと台詞か一致したとき、もはや台詞でなく、話す言葉として聞こえてくる。演技をしてるけど、「演技していまーす」のように、みえてこない・・・という感じ。

歌を歌うことにも、通じていると思った。難しいけど、そういうこと、考え続けていきたいと思う。

そして、タップダンス、ずっと前から気になっていたが、いつか習おうっと。

雪が降った

2009-12-21 21:30:30 | 聖書
降った降った。なぜか、ほっとする・・・。そして、久しぶりの雪かき。

雪といえば、いろいろイメージがあるけど、昨日、テレビで、蜘蛛の巣の研究をしている方が出ていて、その方が、蜘蛛の巣は、蜘蛛の芸術だと言っていた。その蜘蛛の巣を見て、私は、雪の結晶のことを思い出した。

「雪は天から送られた手紙である」という言葉がある。これは、北海道大学の教授だった、中谷宇吉郎博士による有名な言葉。

なぜなら、雪の結晶は、そのときの空の気温や湿度を知らせてくれるというのだ。私たちに、その情報を知らせるかのごとく、あの、なんともいえない、繊細な模様が生まれるというのだ。

中谷博士は、人口的に雪の結晶を作るのに成功したが、それはとてもとても難しいことだった。しかし、自然界では、それが瞬時に創られていく。天から降ってくる結晶には、ひとつとして同じ形がないのだという。それぞれが、気温や湿度など微妙な変化を告げ知らせる。

雪の結晶にしても、蜘蛛の巣にしても、自然の中の芸術作品を見ると、言葉を失う。

この自然や世界に存在するすべてが、偶然に創られたのか、だれかのイメージによって創られたのかは、それぞれにいろんな考えがあるだろうけど、私は、創造主がいると信じている。

もうひとつの天からの手紙・・・それは聖書。

昔も今も変わらない、人々の有様を見ることができ、私たちを照らす光の言葉だ。

雪の結晶のように、天(神)から、私たちに贈られた手紙であり、人はなぜに生まれ、何のために生き、この世では終わらないいのちについて書かれ、永遠に続く希望について知ることのできる、言葉が書き記されている。

初めに、神が天と地を創造した。(聖書 創世記1章1節)

クリスマスだというのに・・・

2009-12-17 19:21:45 | 日記・その他
やはり、四季がはっきりしていた北海道も、おかしくなってきてるんでしょうかね。雪、なかなか降りません。降ったら降ったで、雪かきが大変だけど、降らない分、寒さが肌に突き刺ささります。風邪ひかないよう、気をつけなければ・・・。

今年のクリスマスの楽しみは3つあります。
まずは、夫の芝居「ゴドーを待ちながら・・・」を観ること。
2番目は、子供たちとクリスマスクッキーをつくったり、家族で美味しいもの食べること。
3番目は、教会で本当のクリスマスの意味を味わって過ごすこと。


夫の芝居は、22-25日までやってます。詳細は、平和の鳩ブログまで。http://blog.goo.ne.jp/heiwano-hato
来られる方は、是非、チケット予約してください。


クッキーはジンジャーブレッドというシナモンなどの香辛料ばりばり使ったスパイシーなクッキーです。


教会では、19日に子供たちのクリスマス会。腹話術が観れるそう。楽しみ。
あと、子供聖歌隊の発表もあります。私も子供と一緒に歌います。

20日の日曜日は、クリスマス礼拝。私、特別賛美させていただきます。
その後、祝会といって、教会の家族たちを中心にしたパーティーです。美味しいもの食べながら、教会のメンバーによる、出し物があります。私も、数曲歌わせていただきます。

クリスマス、教会でお待ちしています!


私のお気に入り ③

2009-12-10 23:40:08 | プロフィール
私の姉は、すてきな曲をたくさんおしえてくれた。そのうちの1つのバンドの映像を、昨日youtubeで発見!きゃ~(と、叫ぶ私)!それは・・・

FAIRGROUND ATTRACTION(フェアグランド・アトラクション)。

わずか数年で解散したバンドだ。イギリスは、スコットランドからデビュー。
ボーカルのEddi Reader(エディ・リーダー)の、伸びやかで美しく、チャーミングな歌声と、アコースティックな、なんともいえない優しい、懐かしい音楽。

とくに、エディの声と歌い方が大好きで・・・。1回だけ、街(ストリート上)で歌ったときも、フェアグラの歌を歌ったな・・・。

実は、その当時、私はCDやテープは持っているので、彼らの曲を聴いたことはあるが、映像は観たことがなかった。でも、なぜか、彼らの演奏している様を見たことがあるかのように思い込んでいた。音に、彼らの演奏の様子が表れていたのだろう。

それが!今は、youtubeという便利なものがあるのよね!
彼らが来日したときのライヴ映像を昨日初めて観ました。

わぁ・・・・(感動:涙)。そして、想像したとおりだった!

今、あんなバンドのライヴがズバリ観たい!って思った。

私の親友で、スコットランド出身のアンナも、エディ・リーダーが好きで、よくテープをプレゼントしてくれたっけな。

音楽とともによみがえる、その当時の記憶・・・そして、そのとき聴いたこと、感じたことは、私の中に息づいている。

親愛なるエディ、今、私の前に(映像として)現れてくれてありがとう。
歌うことについて、大切なこと、思い出したような気持ちだ。


お芝居と私

2009-12-08 18:59:30 | お知らせ
お芝居と私・・・。小さい頃から、こうでした(↓)。

小学1年のときは、ミツバチマーヤのマーヤ役。
小学生3年のとき、戦時中、疎開した家族の母親役。
小学4年生は、夕鶴を演出・出演。

高校1年生のときは、男女7人夏物語の真似して、「男女5人夏物語」というミニ映画を製作。もちろん、出演も。

大学では英語劇に英語ミュージカル。

自分を振り返ると、本当に私って、出たがりやさんだなぁ・・・と、ちょっと恥ずかしくなるけど、お芝居に関わらず、何かを創るのが好きなんだと思います。

その後、アメリカの大学でお芝居の初歩クラスも受講した私ですが、お芝居ではなく、歌う道へ進んでいます。お芝居づくりの経験も、私の心を育ててくれました。

私の夫は役者です。このクリスマスに、『ゴドーを待ちながら ~2幕の悲喜劇』の公演に向け、準備を進めています。
もしお時間のある方は、是非、ご覧ください。

詳しくは下記のブログまで。

ブログ 平和の鳩 http://blog.goo.ne.jp/heiwano-hato


フルートとオカリナの音色にうっとり

2009-12-07 20:37:38 | 日記・その他
昨日の日曜日は、教会でクリスマスフルートコンサート。

高橋万紀子さんのフルートとお話にすっかりうっとりの一時間でした。

一般的に知られるクリスマスソングを数曲演奏していただいた後、私も1曲だけフルートとコラボレーションで、歌わせていただきました。O Holy Night。とてもよい経験でした。その後、万紀子さんのお話がありました。その後、再び、クリスマス讃美歌などの演奏が続きました。途中、数曲、オカリナでの演奏も披露してくださり、フルートとはちがう音色に哀愁を感じるひと時でした。


演奏もお話も、心温まるコンサートでした。万紀子さんとの出会いにも感謝。

コンサートに足を運んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。





フルートの音色を聞きながら

2009-12-02 21:40:45 | お知らせ

カレンダーは、12月、最後のページになった。

いつもは11月の末からクリスマスの飾りをするが、今年はライヴもあり、きっと今週末にしようと思う。金曜は、クリスマスリースづくりを教会でする。

クリスマスをいろんな形で味わう。美味しいもの、色、音・・・・。

次の日曜日、私の教会でフルートのコンサートがある。その中で、1曲だけ私も歌わせていただくことになった。フルート演奏とのコラボレーションです!今日、リハーサルしました。フルートの音色を聞くと、心が小躍りする。是非、聞きに来てください。

高橋万紀子 クリスマスフルートコンサート

12月6日(日) 午後3時~4時

フルート奏者:高橋万紀子さん

高橋万紀子さんは、現在二児のママ。子育ての傍ら、ブライダル、イベント、コンサートなど、プロとして幅広く活躍されているフルート奏者。

場所:北広島福音キリスト教会

北海道北広島市泉町1丁目2-3〈北広島団地住民センター裏隣り〉

TEL.011-372-1031