グッド・バー

多くの方に愛されている老舗バーの物語

中田英寿 現役引退

2006-07-05 | 特別編
最近、ブログの更新が乏しい・・・。

その心は
スポーツクラブで近頃、ほぼ毎日
15km走っているからである。
もうすぐ24時間リレーマラソンに出るので
トレーニングしています。

お客様に誘われ、勢いでOKしたのだが、足を引っ張る
ことのないようにトレーニングしている。

昨日もランニングマシンでトレーニングしていると
スポーツ番組が中田の特集を!何で今?と思い
インストラクター方にお聞きすると
「中田選手引退するらしいですよ~」とのこと。

その番組は中田選手が初代表になってから
先日のワールドカップまでを振返り放送していた。

僕が言うまでもないが日本のサッカー界をここまで
確立した第一人者でもある。

中田選手が日本のサッカー界にどれほど貢献したかは
僕が言うまでもないだろう。

先日、完膚なきまでに叩きのめされたワールドカップでも
様々な週刊誌やマスコミ、コメンテェーターなど
「中田不要説」を唱えているコメントが多かったが
これまでを振返り中田選手の日本のサッカー界における
影響力は計り知れない。と僕は思っている。

そんな中田選手が引退するのは寂しい。

その反面、とてもいい”引き際”とも思う。
今僕の正直な感想である。

もちろん、現在29歳。まだまだプロとして
十分輝けるだろう。

しかし中田選手はきっぱり現役を引退。

色々悩んだ末の決断だったとは思うが
この引退は次の日本を担う若い選手達には
大きな刺激になったと思う。

今大会、中田選手はひたすらチームを引っ張り
時にはきつくなり、熱くなり各代表選手と争った
そうであるがまさにリーダーである。

そんな選手が引退。世間では衝撃的な出来事として
報道されている。

僕は少し違う。

あれほどの選手が引退するのは正直残念ではあるが
僕は一番いい時期の引退であると思う。

ピークを迎え後は下り坂の時に引退を表明するよりは
はるかに僕は”美しい”と思う。

このタイミングは非常に難しいと思う。

”引き際”はどんなスポーツでも
スポーツに限らずプロとして勤務されておられる方
には、偉そうではあるが本当によく考え、決めてもらいたいと
思う。これが僕の”引き際”に対する思いである。


こんな風に思うようになったのはある映画がきっかけだった。

アンソニー・ホフキンス主演の執事の物語

「日の名残り」を観てからである。

よかったらご覧になってください。


どの世界でも引退は存在する。
世の中は止まることなく刻一刻と刻まれていくのだから・・・。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
中田 (あい)
2006-07-21 23:51:32
本当にカッコイイ生き方をされていますね。

サッカー選手としては引退しますが、彼の新たなるスタート地点に立ったということでしょう。今後の活躍がとても楽しみです。



※更年期障害の症状が重くなった上、スポーツのしすぎで肘を痛めてしまい、コメント遅れました。
引き際 (バーマン)
2006-07-25 02:49:44
以前にも触れたのですが、人生で重要な選択をするための”決断”。悩み悩み続けた結論だったと思います。彼の決断がどのようになったとしても僕は今回の”決断”は素晴らしいと思います。



お体お大事に!!