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トランプ大統領の100日  1

2017年04月19日 18時28分24秒 | 日記

2017年4月19日(水)  トランプ大統領の100日  1

 

 

 昨年11月のアメリカの大統領選挙で、共和党のトランプ候補が当選するという、予想外の結果となって以来、アメリカをめぐって世界中が大きく揺れている。

この1月20日に、トランプ氏が、新しくアメリカの第45代大統領に就任したが、就任後、次々と、大統領令を発出したり、連日のように、ツイッターでつぶやくなど、慌ただしい動きが続いていて、既に、2か月も過ぎ、間もなく、ハネムーン期間として、好意的に見てもらえると言われる、就任100日を迎えようとしている。

 

 大統領選挙やその後については、当ブログでは、下記記事

     アメリカ合衆国 1     (2016/11/29)

     アメリカ合衆国 2 真珠湾 (2016/12/12) 

で、簡単に触れただけで、就任後は、余りの変化の多さに、フォローするのを諦めている。代わりに、アメリカ自身をもっと理解する方向に切り替え、以下のように、建国の歴史や地理等を、扱ってきたところだ。御蔭で、アメリカの50州は、ほぼ、諳んじられるようになっている。

     アメリカ合衆国 3~6  2016/12/22~2017/1/10)

      州を覚える   1~3  2017/1/13~1/21)

      アメリカの自然 1~4  2017/1/26~2/6)

      アメリカの産業―農業、―サンベルト (2017/2/11~2/19)

 

でも、アメリカでの実際の政治の動きが気になるところで、以下のような話題

   ①閣僚等の体制整備

   ②日米首脳会談

   ③入国規制問題 

   ④オバマケアの取り下げ

   ⑤米中首脳会談

   ⑥米国のシリアの爆撃

   ⑦日米経済対話

等が、立て続けに飛び込んできている。

 

 これらについて、「トランプ大統領の100日」シリーズとして、筆者の関心の赴くまま、大雑把に見てみることとした。 

 

①閣僚等の体制整備

 アメリカでは、大統領が交代すると、前の大統領の時の閣僚だけでなく、各省庁の政府高官まで、3000人ほどもが、入れ替わるようだ。閣僚クラスの人事では、上院の承認が必要と言う、高いハードルがある。

 日本の場合、国会で首班指名があると、一気に、大臣候補者が指名され、皇居で、形式的な認証が行われて、閣僚が決まる。 副大臣等の、省庁関連の政治ポストも引き続き任命される。これらについての、国会の承認は必要ではない。

 一方、各省庁の高級官僚は、前政権の時のまま、残るのが通例である。

 米国とは大変な違いである。

 

 今回のトランプ政権の閣僚等の出身母体には、勿論、州知事経験者などの政治家もいるが、以下の、3G関係者が多いと、揶揄的に言われているようで、これまでの政権とは、大分状況は異なるようだ。

   大富豪 :Gazillionaire

   GS  :Goldman Sacks(銀行家)

   将軍  :General(軍人) 

そしてアメリカでは、前述のように、閣僚候補者は、上院で所信を述べ、承認を得なければならないルールだ。

1月20日の就任当日までに上院で承認済みの閣僚は2人だけだったという。

これまでの政権では例を見ない、最悪の未承認ぶりのようで、やや古いデータたが、2月20日の時点では、閣僚が決まっていない省庁が、21人中、7人が未承認ともいわれた。中には、指名された候補者が、自身のビジネスとの関係で、利益相反の問題があって就任出来ず、辞退せざるを得ないケースもあったようだ。

  閣僚は決まっても、官僚のポストには、何と、いまだに空席もあって、実務が稼働していない部署もあるとも言われる。

現状はどうなのだろうか、全容を知りたいところだ。

 

 主な閣僚として、以下のような陣容が、出来つつあるようだ。

   ポスト   氏名       経歴等       記事 

   副大統領 M.ペンス氏 インディアナ州知事 日米経済対話 4月来日 

   国務長官 R.ティラーソン氏 実業家(石油) 2月来日

     国防長官 J.マティス氏 中央軍司令官(海軍大将) 「狂犬」 1月来日

    商務長官 W.ロス氏   投資家  知日派 4月来日

   USTR代表 R.ライトハイザー氏 弁護士 USTR次席代表

   国連大使 N.ヘイリー氏 サウスカロライナ州知事  女性 インド系

   駐日大使 W.ハガティ氏   実業家  夏頃に着任予定

 

 大統領の側近中の側近として、上院の承認が不要な、数人の補佐官がいる。

安全保障担当のフリン氏が、大統領就任後間もなく、対ロシア疑惑で、解任されたのは、大きな驚きだった。

その後任として、軍人上がりの、マクマスター中将に交代した。氏は、湾岸戦争当時からの名うての軍人で、各方面の信望も厚いようだ。米ロ関係をめぐって、ウクライナ問題などで、大統領と意見が異なるとも言われている。  

 補佐官には、他に、バノン補佐官、フリーバス補佐官がいる。

それぞれの役割は、把握していないが、バノン氏は、選挙当時から、陰の大統領ともいわれ、隠然たる存在のようで、新設された「戦略企画官」である、主席戦略官として、大統領令の発出等にも、大きくかかわったと言われる。

フリーバス氏については、情報不足である。

大統領府内での、3人の勢力争いが見ものとも言われている。

 

 そして、ごく最近の4/5に、バノン氏の役割が変わって、米国の安全保障会議(NSC)のメンバーから、外れたというニュースだ。 NSCメンバーとして、新たに、統合参謀本部議長、国家情報長官(NID)が加わったと言う。

マクマスター補佐官の力が、強くなったとも言われるが、マスコミでは、これまで、素人のバノン氏がNSCメンバーだったのが問題だったようで、漸く、本来の陣容になったと言われている。 

北朝鮮、シリア、中国、ロシア等をめぐる国際情勢が緊迫している時だけに、トランプ政権内の動きが注目されるところだ。

 

 

②日米首脳会談

  大統領就任後の2月10日、安部総理と会談したニュースは、かなり大きく取り上げられた。

安全保障関連では、東アジア情勢などが話題で、日米安保条約の防衛範囲に、尖閣諸島も包含されることを確認、などもあったようだ。

経済問題に関しては、貿易不均衡や、TPPや、FTAなどの、具体的な話題は出なかったようで、双方のNO.2、麻生副総理と、ペンス副大統領をトップとする「日米経済対話」の場を設定し、ここで協議することとなったようだ。(そして、昨18日の副大統領の来日で、既に動き出している。)

 両首脳は会談後、大統領が、個人的に所有するフロリダの別荘に泊まり、ゴルフを楽しんだようだ。 相互に、人となりを知り、今後のパートナーシップを構築する上で、いい機会になっただろうか。

 日本が、アメリカにすっかり取り込まれてしまって、今後、反対したり、言いたいことが言えなくなるのではないか、とも言われたが、杞憂だろう。

国同士にしろ、個人同士にしろ、予断無しに、相互の長所、欠点や、得意、不得意等を知り、理解しあうことは、共存していく上での基本中の基本であろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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