青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

ウラフチベニシジミの求愛・交尾、そのほか【翁源紀行(part)】

2013-06-19 04:45:17 | 
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ベニシジミ属の種は、これまでに計12種を撮影していますが、その中で意外に撮影枚数が少ないのが、世界規模でみれば12種中の最普通種の部類に入る、ベニシジミ(北方広域分布種、日本に産する唯一のベニシジミの仲間)とウラフチベニシジミ(南方広域分布種、台湾に産する唯一のベニシジミの仲間)です。


2013.6.13。モニカの故郷、広東省詔関市翁源県貴聯。畑の脇の路傍で、もつれ合って飛ぶ2頭のウラフチベニシジミ。他のベニシジミ類同様の、♂同士の占有飛翔、と思ってカメラを向けなかったのですが、葉上に静止してからの♂同士(そっぽを向く、、、正確には同じ方向を向く)とは、どうも趣が違います。一方の個体は他方の個体に、ジリジリとにじり寄って行く。日本のベニシジミでも良く見られた、♂♀の求愛行動です。



葉上に止まった当初は2頭とも翅を閉じていましたが、やがて♂は小刻みに震わせながら翅を開き、横を向いた♀を目指して近寄っていきます。

ある一定の距離まで来ると、小刻みに震わせながら開いていた翅を閉じ、

いきなり腹部を♀の腹部に向けて急角度に折り曲げます。



外部生殖器を露出している。

やがて、♀の腹端と接触し、

交尾が完了しました。2013年12時6分。

雌雄の体の向きを、それまでのV字形から水平に変える。

静止。

昼飯の時間、「すぐに戻って来い」とモニカから電話が。2013年12時43分。スタートから37分間、この後どれくらい続くのでしょうか?

湿地に生えるサトイモの一種の葉上で。



この2枚のみ、広東(詔関市翁源市)と江西(赣州市大全)の省境付近。



♂の翅表は角度により真っ黒に見える。




以下、普通種のオンパレードでいきます。

ヤマトシジミ

イチモンジセセリとヤマトシジミ

イチモンジセセリ

イチモンジセセリ属の一種

オオチャバネセセリ属



キマダラセセリのグループ(ネッタイアカセセリ属1)

キマダラセセリのグループ(ネッタイアカセセリ属2)

キマダラセセリのグループ

ホシチャバネセセリ近縁属だと思う

ホソバセセリ(またはその近縁種)





ユウマダラセセリ(またはその近縁種)

タイワンタイマイ

モンシロチョウ

タイワンホシミスジ

キタテハ

ウラキマダラヒカゲ



ヒメウラナミジャノメ(交尾中のウラフチベニシジミのすぐ横で交尾していた)




トンボについてはまるっきり無知なので、同定は“あてずっぽう”です。
広東省詔関市翁源県 2013.6.4~13

シオカラトンボ属1(コフキショウジョウトンボ)

シオカラトンボ属2

シオカラトンボ属3



シオカラトンボ属(だと思う)4

ベニトンボ



思いつかない(ちょっとカオジロトンボに似た印象です)

アカネ属、、、ですよね?

コシアキトンボ



チョウトンボ属



今回の大収穫は、ツクツクボウシの声をチェックしたこと。


【本文後送】



口座番号 三井住友銀行 大船支店 普通口座6981197 アオヤマジュンゾウ

お問い合わせ
mail jaoyama10□yahoo.co.jp (□を@に変えて)




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