6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

美味しい鹿肉

2017-10-29 | 食品

旭川の息子が
軽トラックを運転して
鹿肉が届けてくれた

驚いたことに
燻煙にして4本足そのまま
ラップで包み
どっサッと置いて・・・

肉を熟成させるためには
もう少し寝かした方が美味いと
重い足を一つ一つ
苦労して
カラスにつつかれない
仕掛けを作り
網掛けして風通しの良い日陰に
吊るした



いい香りの燻煙香が
周囲に満ちて
唾液がほとばしる



熟成日が到達して
いよいよ一本ずつ
解体・・・



刺身、ステーキ、
唐揚げ、フライ、カレー、シチュー等々
芳香な燻煙も利いて
ここのところ鹿肉三昧です



あっさりと癖なしで
毎日食べても
飽きずに本当にうまい

食べきれずご近所に
おすそ分けして
喜ばれて・・・

息子の好意と
自然から授かった「命」を皆んなで
大切に頂きました

有難う

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初冬の雄々しい旭岳

2017-10-23 | 登山

例年と違って旭岳は
急に寒冷となり
積雪量も多い



この間の遭難事故も
そんな中であったが
今朝は雲一つない
さわやかなすかっ晴れです



新雪を纒い
所々岩肌が露出している山容は
そのコントラストが
いつもと違って
雄々しく聳え
おおっ!
と胸の高鳴りです



初冬のロープウェイ姿見駅には
外人観光客が
ズック靴などの軽装で
大きな声を発しながら
どんどんロープウェイから
降りてきます

雪化粧の旭岳をバックに
自撮り棒のスマホで
雪体験を
しきりにパチパチです


低温でのスマホは
電池が効かず
撮れなくならないよう
祈るのみ・・・

それらを尻目に
アイゼンをつけ
雪山登山完全装備で
初冬の旭岳を一人登山です


今日は風もなく穏やかで
トムラウシから十勝岳迄
その稜線がくっきり見えて
絶景です



しばらく歩くと
汗が吹き出て
下着がびっしょり
中間地点まで登って
体が冷えないよう
今回は引き返しました


この間の遭難事故が嘘の様です



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羊蹄山ふもとの真狩樹木園

2017-10-18 | 風景

羊蹄山は雲の中
あいにく曇空の天気で
麓は紅葉真っ盛りだが
残念ながらその雄姿は
見られません



そこで
桂並木が評判の
真狩樹木園に
紅葉が見頃ではないかと
行ってみました



真っ黄色のハート型の葉は
既に7割近く散り
小径は枯れ葉の絨毯です



人の気配もなく
枯葉が静かに風に舞って
冬は間近です

 

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ニセコ神仙沼から長沼へ

2017-10-15 | 風景

真夏の燃える様な緑が
瞬く間に黄色赤と山肌が変色
自然の変化にもう秋かと・・・

紅葉今が旬
天気はイマイチだが
紅葉狩りの観光客は
ごった返して
駐車場も満杯です

ニセコ神仙沼への木道は
行列状態です



その奥の長沼に続く道は
木道もなくなる山道なので
人は極端に少なくなり
やっと登山気分で
喧騒を逃れ
滑りやすいぬかる道を
下り降りして
静かな沼畔に着きました



水は少なくその渇水状態は
生気を失ったようで
やがて積雪で埋め尽くされ
人を寄せ付けない
世界を想像して
紅葉とは別の風景を見ました




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越後のがつかり芭蕉堂

2017-10-12 | 旅行

フェリーに乗る迄
時間を持て余し
新潟観光マップを見ていたら
バンフの中に
芭蕉堂と印刷してあった

芭蕉は奥の細道の越後路で

荒海や
  佐渡によこたふ
     天の川

と詠み

日本海の浜辺を歩った筈と
早速お目当まで行ってみたが

砂浜は水族館等の公園になり
防風林目的の
樹木も生い茂り
浜辺のイメージはない

芭蕉は
古くなった蓑を脱ぎ捨て
新しい蓑を纏い
浜辺を一路
一振、那古浦、を通って金沢へ向った

後世
その場所を蓑塚と言って
この地に石室の芭蕉堂
を建て
ゆかりの物を埋め込んだとか



コンクリート製の建築は
蜘蛛の巣がまとわりつき
トーチカみたいで
どうも芭蕉の風情を感じない
がっかりしたのは
わたしだけではないと思うが?

辺りに
北原白秋

坂口安吾

の石碑
もあつたが
小高い森の中で
砂浜は見えず
譜のイメージとほど遠おかった

歩き疲れ
駅裏の夕陽がやけに寂しく
夕闇に消えていった

 

 

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芭蕉の気持で日光東照宮

2017-10-08 | 旅行

日光東照宮の陽明門が
修復完了と聞き
10数年ぶりに行ってみた



切符売り場は列をなし
それとは別に
ツワー客がどんどん入って行く

陽明門、眠り猫、三猿は相変わら
人でごった返し
皆、スマホで記念撮影だ



煌びやかな境内は
まったく異次元の世界で
今でも権威の象徴を感じる



当時の人は
特権階級の人以外は参拝できず
さぞ恐れおののいたに違いない



芭蕉はじっくり参拝したと
あるから
特権階級だったんだなぁと!

徳川幕府の隠密との話もあるし・・・

地震で被害が出てその修復を
伊達藩に任し
工事の進捗状況を視察したとか・・・

    あらとうと
          青葉若葉の
                日の光

東照大権現のごますりの詩
とも思えるし・・・

謎解きの旅もまた楽しい

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芭蕉と歩く芦野の里が

2017-10-06 | 旅行

芭蕉は奥の細道で
那須から殺生石を通って
宿場町芦野へ
そして
田一枚 植えて立去る 柳かな

の句を残している

那須まできたからにはと
白河の関の一歩手前
その芦野が気になり
黒磯から黒田原駅までJRに乗り
そこからバスに乗り継いで
行くことにしたが・・・

バスが
朝晩4本しか運行してなく
途方にくれた

タクシー乗るには距離があり
行くのを断念するか
看板地図の前で
うろうろしていたら

どうしましたかと
駅前に駐車していた
妙齢の女性ドライバー
から声がかかった

大きな声で芭蕉の芦野の里へ行きたいが
バスがないと

それを聞いた
別の女性ドライバーが
芦野へ丁度ゆくから
乗って行きますか?と

嬉しさのあまり
お願いしますと
あたふたと
乗り込んだ

最近は自動車がないと生活できず
バスは少なくなって
よその人には不便になったとか・・・

田圃の中の遊行柳まで
難なくたどり着き



赤い曼珠沙華と
黄金の稲穂の間に
柳がポツンとシンボリックに

のどかな田園風景で
芭蕉はそれを詠んだと・・・

帰りは城下町だつた
芦野集落まで歩き

 

今は草ぼうぼうの寂れた芦野城跡地
を訪ね
栄枯盛衰を目の当たりにした

タクシーを呼ぼうと
土建屋のおじさんに
聴いたら
こんなところはタクシーは無く
駅から走ってきてまた折り返すから
時間がかかるよと・・・

礼を言ってわかれたが
すぐに車で走ってきて
駅方面に行く用事があるから
乗せていくと・・・

田舎の人々の温かいもてなしで
その親切が嬉しくて
芦野は一生忘れない里となった

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那須火山の茶臼岳1915m

2017-10-02 | 登山

数十年前に登った那須岳をもう一度
登ってみたく
黒磯から
バスの人となった

山にかかった雲は新幹線の様に
早く動いて
頂上での見晴らしは期待でき
そうになかった

案の定
風が強くてロープウエーは
運行を見合わせていて
意を決して登山は中止としたが・・・

湯元の殺生石あたりを
未練たらしく回遊してたら
次第に晴れてきて
せっかく来たのだからと
急いで登る事にした


茶臼岳頂上付近は
風速20mと
注意して登山するよう
繰り返し放送していたが
確かに風は強く
帽子は何度か飛ばされそうで
寒くて鼻水が垂れっぱなし

雲が物凄いスピードで動き
体が風に抗いフラフラ
時折、陽が噴火石を照らして
不気味だ

風になやまされ
三本槍岳への縦走は諦め
茶臼岳から
直ぐに下山した

ふもと近くでは風もやみ

アキノキリンソウが

小さく可愛く
揺れて

エゾリンドウが咲き

やっと登山気分に
浸れた1日だった

 

 

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