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教材の「前提条件」。

2016-07-03 06:05:30 | 公立校の学習法(アラカルト)

「大学受験の教科書 はじめの一歩編」(初版 2009年)より

(引用開始)

英語を例にあげよう。
河合偏差値50程度の人が、「基礎英文解釈技術 100」をいきなり
学習したとしても、1冊に60時間程度かかり、身につく量は
60~70%程度。
これと同じ状況の受験生を嫌になるほど見てきた。
 ところが、先に文法の学習を行って英文法の全体像を掴み、
「基本はここだ!」により、解釈とは何かを認識するだけで、全く変わる。
準備に10~15時間かかるものの、「基礎英文解釈技術 100」は
30時間程度で終わり、90~100%程度身につく。

(引用終了)

大学受験用の教材には、使用するための「前提条件」となる
学力が必要です。
それを抜きに、「努力と根性」で、その教材を「征服」することも
可能ですが、多くの場合、「征服」前に挫折します。

「前提条件」を満たすために、英語や数学の場合、
過去の学年のレベルの「やり直し」を要求されることがあります。
場合によっては、小中学校のレベルまで。
高校生・大学受験生は、「やり直し」と聞くと、
教材の数が増えることに文句を言って行わず、
かといって「努力と根性」もなく挫折します。
あるいは「努力と根性」はあるのですが、かけた努力の割に
「身についた量」が少なく、成績が伸びません。

「やり直し」をするには「勇気」がいることですが、
労力的にも「近道」なのです。

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