マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

これが鄕愁の東京風味

2016-10-11 15:43:06 | Weblog

なんだか大阪人のくせに東京に魂売ったみたいに、と言われるかもしれんけど。

だが、東京においては、こういう東京風味さえ急速にヤバくなってるわけよ。

こういう基本の味は忘れて欲しくないわけですよ、ま、東京下町クォーターとしては。 







かつてバイトにいそしんだ日本橋三越前にあるのが、佃煮の老舗「鮒佐」。

江戸から続く名店で、ここの製造部長やってた方の倅が、役者の勝村政信だそうだ。

もちろん、とんかつ屋の小僧の頃には、佃煮なんぞにこっから先も興味なんかなかった。

一番安いのをいただく。







包みが洒落てる。







どうさ、この色艶。

浅蜊、あみ、昆布、ごぼう。

ああ、この見るからに濃口醤油で煮〆たようなのが、ないのだ。

このまんまポイッと口に入れて、冷や酒をグイもこたえられない。

ごはんに載せて、冷たいお茶かけてサラサラやったら、無茶苦茶うまかった。

佃煮、侮るべからず!


 
 


店内にあった、新派の花柳章太郎の額。

この近所の酒亭「まるたか」を贔屓にした

久保田万太郎も一句のこしている。



  日本橋室町鮒佐花火の夜 万 









さて、もう一つの江戸東京風味がこちら。

日本橋「弁松」のお弁当。

元は魚河岸で働く人々へ売った弁当らしい。

これがまぁ、いかにも東京風味の宝箱なのである。






今どき、きちんと経木の弁当箱。

おかずの味はどれも甘辛い。

この玉子焼の甘さはどうだ。 野菜もしっかり色がついている。

タケノコ、シイタケ、濃い。 だが進むにつけ、ちょっと単調になるのは仕方ないところ。


左の隅に甘味である、豆きんとん。

右端にあるのはメカジキの付け焼き。

メカジキなんて、まず関西ぢゃ出て来ない。 他にいっぱい食うべき魚があるから。





 
赤飯のついたセットも人気。

めしがやたら美味い。

おかずが濃いから、めしが進むことよ!

特に手前に入るショウガの辛煮。 ご飯のために生まれてきたか。

 



 

面倒なのは弁当箱に飯粒がくっつくこと。 昔はこうだったよなぁ。

一粒ずつ摘まんでるのがめんどくさくなり、お茶をぶっかけてみた。

箱がしっかりしてるので、漏れることなど無かった。 



食後の羽二重団子うまし。

日暮里が本店だが、弁松もともに東京駅八重洲口出た、大丸地下で買える。



 

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