福光Cafe

目覚めの珈琲、癒しの珈琲、希望の珈琲など淹れたての香りをのせてお届けします。

我が家も偽装騒動?

2007年10月24日 | 出来事

食の偽装のオンパレードの様相ですね。

牛肉:ミートホープ ・ お菓子:白い恋人/赤福 ・ 鶏肉:比内地鶏。

これ以前にもポロポロありましたが...。

ところで我が家の偽装とはどんな?

平日の我が家の夕食は、基本的に母が作ります。

相方も仕事で共働きなので、どうしても母にお願いせざるを得ません。

このことがどうこうではないのです。

母は年齢的にも昔の人ですから、煮たり焼いたりする物の賞味期限は、

一日ぐらい過ぎても問題はない。

そこに登場するのが我が家の愚息。

休日には時々祖母と一緒にキッチンに立ち食事を作ります。

母が賞味期限を守るように、冷蔵庫をチェックし賞味期限が迫っているものは、

必ず料理してしまいますものですから、夕食のメニューがテーブルに

あふれてしまうこともしばしば...。

てな訳で、母が材料を半分使用した料理にしようとした“過賞味期限偽装”を、

愚息が見破った次第。

人命に関わる偽装はいけないし、早期解決を望む。

ところで海産物の産地偽装が問題にならないのが不思議です。

たとえば「カニ」。

「越前ガニ」は越前地域の海域で水揚げされるからその名がつく。

しかし実際は、他所で水揚げされた松葉ガニを集めて越前へ送られる。

これって産地偽装?

米もコシヒカリ、ササニシキなど100%量なくても他の銘柄が規定量であれば、

ブレンドされていてもコシヒカリ等の名称をつけても良いことになっている。

いろいろ考えればきりがありませんが。

面白いブログを見つけました。

 

偽装は人類の文化である。

女性の化粧に始まり、服装全般も偽装だ。

アルマーニのスーツを着ているサラリーマンは「虎の威を借りた狐」と言える。

コスプレに至っては全身偽装ずくめか。

整形・豊胸手術・脂肪吸引においてはコスチューム化している。

 

くれぐれも人生まで偽装せぬようにしましょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

 


「初音ミク」って?

2007年10月21日 | 出来事

アニメ声で楽曲のヴォーカルパートを制作できる「初音ミク」

 <拡大>

音源ソフトウエア「初音ミク」のパッケージ。税込市場予想価格は1万5750円前後

 「初音ミク」をご存じだろうか。これはヤマハの開発した音声合成ソフトウエア「VOCALOID」を利用した音源ソフトウエアであり、同名のキャラクターがバーチャル歌手として設定されている。VOCALOIDは、公式ページによると「コンピュータ上で歌声のパートの旋律と歌詞を入力すれば、そのまま楽曲のヴォーカルパートを制作することができる歌声合成ソフトウェアです。実際の人の歌声から収録したデータベースである『歌声ライブラリ』を用いて合成を行うため、元の歌声の性質が残り、リアルな歌声の合成音を得ることができます」というものだ。

 初音ミクは実際の声優の声をサンプリングした音源を使用しており、かつ今回はアニメキャラ用の設定のために、人工的な不自然さを逆に効果的にすら感じさせる再現力がすばらしい。

 だがテレビ関係者が侮ってはいけないのは初音ミクやVOCALOIDそのものではない。

■分業体制が確立し、個人では難しかった映像制作だが

 筆者も長年携わってきたのでかなり断言できるのは、映像制作というものは個人レベルで行うのは相当敷居が高い。企画、撮影、編集、テロップ(字幕)入れ、音楽、ナレーションといった一連の制作プロセスがあり、個々のプロセスもそれなりの能力や技術が要求される。お父さんが撮影した運動会ビデオを見せられる苦痛は誰でも経験があるだろう。

 プロの世界であってもこれらを1人でこなせる人は極めて少数であり、分業体制が確立している。企画者、台本作家、カメラマン、照明、音声、ヘアメイク、スタイリスト、編集、選曲、ナレーターなどなど何十人という人間によって役割が分担されている。

 動画CGMが注目されたきっかけはYouTubeだったが、著作権的にクリアでない映像が次々にアップロードされ、権利上問題のない映像はほんの一握りであった。自作映像が少ないのは当然の話で、先ほど述べたように映像制作はシロウトさんに易々とこなせる芸当ではないのだ。そこにテレビ関係者は相当の自信を持っていることは以前の本コラムで指摘した。

 <拡大>

「初音ミク」のスコア編集ツール(VOCALOID Editor)のユーザインタフェース

 ところが、状況が一変しつつある。 ニコニコ動画などにより素人による分業体制が確立されつつあるのだ。ニコニコ動画はアップロードされた映像に対して、オンライン上から字幕を入れるというものだ。プロの映像制作プロセスの中ではほんの一部分であるが、入れる字幕一つで映像の印象が全く変わるために効果がわかりやすく、誰でも参加しやすい。お父さんのブレブレ運動会映像もそこに挿入される文字によっては突然輝き出すことがある。

 ニコニコ動画では動画は「別の所にある既存のもの」を対象としている。この「素材」となる動画を制作するための音楽、ナレーション入れという制作プロセスに、先ほどの「初音ミク」が強力なツールとなっている。

 ニコニコ動画で見られる「初音ミク系コンテンツ」を先ほどの制作プロセスごとに見ると、企画は音楽ビデオもの。構成はオリジナル楽曲もあるが多くは既存楽曲でほとんどが無許諾。役者は初音ミクのキャラクター、編集の一部である字幕入れをニコニコ動画、音楽ナレーション入れの部分がソフトウエアとしての初音ミクという分業体制である。そしてこれらのすべてのプロセスがオンライン上で共有されていく。

■自分で映像を作りだすとテレビを見ている暇はもうなくなる

「ニコニコ動画」にアップされた「初音ミク系コンテンツ」

 これまでは撮影用のHD(ハイビジョン)ビデオカメラ、編集用のパソコンなどハードウエアが先行して進化し、価格も劇的に低下してきた。そこに編集や字幕、音楽やナレーションといった部分をソフトウエアが、それもオンライン上のサービスとして登場してくると、いよいよ動画CGMが扱いやすく現実味を帯びてくる。

 もちろんこれらが整備されたとしても、誰でもが動画で情報を出せるわけではない。しかし映像制作プロセスの一部分を切り出せば扱いやすさは飛躍的に向上する。それら各プロセスを共有しながら遊びながら制作していく。気がつくとあっという間に時間は過ぎてしまいテレビを見ている暇はもうないし、こうして作られた映像を見ていても結構おもしろい。

 映像制作上の各プロセス用サービスは今後も続々登場するだろう。しかしビジネス的にはそれぞれのプロセスだけで収益を確保していくのは簡単ではない。これらを継続的、安定的、計画的に行えることができればビジネスとして大きくなるのだが、おそらくそれはこれまでのマスメディア的発想なのだろう。困ったことに分担共有されるプロセスを誰かがコントロールしようとすると一気に魅力が低下してしまう可能性が高い。

 映像を扱うという点ではテレビもCGMも同じように見えるが、CGMはメディアというよりは、みんなで遊んでいじり倒すという点でゲームやSNSに近い。生活者がゲームに続いて映像関連の遊び道具やコミュニケーションツールを手に入れようとしている点をテレビ局は察知するべきだ。このままではテレビに振り向けてくれる時間はどんどん減少していくことになりかねない。

NIKKEI NETコラムより>


本質的にはアナログ?

2007年10月20日 | 出来事

営業車で仕事の途中。

明かるさがいまいち弱いなあと感じ、コンビニに車を止めて

フロントにまわると、やはりフォグランプが切れていた。

その時何を思ったか、無意識のうちにそのフォグランプを、

足で軽く蹴ったらしい?(意識がなかったので、こういう表現にしてみました)

するとどうだ!点いたではないの!

してやったりとほくそ笑んだのは言うまでもない

でもやはり身体に流れているDNAは所詮アナログ感覚なのだろうね♪

アナログもいいトコあるんだよ。

深みがあって、あたたかく、じわ~っと染み入る感覚だから...。

このブログも、皆さんに少しでも心に染み入るものでありたい。

 

 


「働きマン」から見えるもの

2007年10月19日 | コーヒータイム

前にもこのブログに書いたが、最近のTVドラマはほとんどがコミック漫画の原作を

もとに製作している。

今日のタイトル「働きマン」もその一つである。

主人公「松方弘子」は出版社に勤務し、「週刊JIDAI」の編集記者。28歳、独身。

弘子は仕事モードに入ると、私生活すべてを犠牲にしながら仕事に没頭する女性。

かくして彼女のニックネームは「働きマン」に。

しかし、そんな「働きマン」もなぜ仕事をしているのか日々悩んでいる。

人にとって“働くとは何か”を問いかけるドラマである。

 

「働きマン」Vol.2

同じ出版社のスポーツ担当女性編集記者「野川由実」は、メジャーからも

オファーがある野球選手の密着コラムを書いている。

彼女の信条は「『女』で仕事が取れるならそれでいい」だ。

しかし、実は愛らしさとは別に彼女は誰よりも早く出社し、遅くまで残業しながら

原稿を書く裏の努力があった。

「働きマン」の弘子は、その事実を知り由実への今までの見方を変える。

 

人は見た目ではわからない。

陰で苦闘しながら努力を重ねているものだ。

日頃、目に見えるのは一部分である。

にもかかわらず、あたかもそれが全ての様な事と思いがちである。

人を羨んでも何も生まれない。

それよりも、目立たないところでコツコツと努力していることを、

知ることのほうが数倍価値がある。

人間は触発の中でしか本物は学べない。

 

 

 

 

 

 

 


岩手出張でした

2007年10月18日 | 出来事

16、17日は岩手出張でした。

朝晩の冷え込みは、秋の深まりゆく様を感じさせる。

ところで休憩のため立ち寄ったあるコンビニのトイレ。

ドアを開けたら白黒のTVCMで見たことのある女優の顔が...。

オードリー・ヘプバーンが頬に手を添えているポーズ。

さらに「汚さないでネ!」の言葉を添えて...。

大きな目で見つめられ、汚さないように気をつけながら、

○○したのは言うまでもない。

携帯カメラで撮ったのですが、誤って消してしまった残念

 

 


横断歩道をいそいそと渡る野良犬

2007年10月15日 | 出来事

今日、三桁の国道をやや山間部を走らせていたら感動の出来事が...

横断歩道に犬が一匹首を左右に振りながら、車が通り過ぎるのを待っていた?

私には確かにその様に思えた(笑)

散歩の途中の犬かなと思ったが、飼い主の姿は見えず。

しかも犬には首輪がなかった。

ああ、野良犬か。と思ったが、いかにも横断歩道を渡りたいようにしていたので、

車を停車させた。

すると、急ぐ感じでもなくかといってゆっくりでもなく、しっかりした足取りで渡った。

しかも渡り終えると、こちらに顔を向け「ワン!」と軽く吠えるではありませんか。

頭からつま先までザワッ!としたと思うのも束の間、感動と共に震えがきました。

ヘタな人間よりできるじゃないの~と、さらに感動した。

先人の言が頭に浮かんだ。

「夫れ老狐は塚をあとにせず白亀は毛宝が恩をほうず畜生すらかくのごとし

いわうや人倫をや」

 

 


あの「空白の一日」から29年目の和解

2007年10月14日 | 出来事

1978年11月、その年のドラフト会議が迫っていた。

世間を騒がせた主人公「江川 卓」は、この「空白の一日」問題が起こる前年の

ドラフト会議で「太平洋クラウンライターズ」(現西部ライオンズ)に指名されていた。

交渉権はこの球団にあったが、江川はこれを拒否しアメリカ野球留学をした。

この交渉権はドラフト会議の前々日までであった。

そして運命のドラフト会議の前日が訪れた。

どうしても江川を入団させたい読売巨人軍は、ウルトラCの奇策に出た。

それはどの球団も交渉をしないドラフト前日に、江川と入団契約を結んだ。

いわゆる「空白の一日」と呼ばれる前代未聞の入団劇となった。

これに対し各球団が反発し、この入団は認められなかった。

結局この年のドラフトで、江川との交渉権を得たのは「阪神タイガース」になった。

ここからがもう一人の悲劇のヒーローを生むこととなった。

コミッショナー裁定により折衷案が決定した。

それは江川を阪神に入団させ巨人にトレードに出し、一方江川を受け入れる巨人は

それに見合う選手を阪神にトレードをさせるというものであった。

その候補に挙がったのが「小林 繁」投手。当の小林投手はOKでトレード成立。

わだかまりを残したままの29年の歳月を経て、清酒「黄桜」のCMに出演となった。

この清酒メーカーの粋な計らいもあったし、今日の「ザ・サンデー」の中で江川が

語っていた。『50代になってやっと区切りが付けられる年齢になった。これが40代

だったらCM出演は受けられなかった。60代では周りがなんで今頃になってという

気持ちになるだろう」と。

CMの中ではこのような会話が。

小林:「お互い避けてたんかな?」
江川:「え~…」
小林:「俺もしんどかったけどな。2人ともしんどかった」
江川:「そうですよね」

2人は杯を交わしながら、
約3時間話したそうです。

時が解決してくれるという見本ですかね!

 

 

 


深く絞るような魂の叫び

2007年10月13日 | 出来事

中村中(ナカムラアタル)の曲をじっくりと聴いた。

心から振るえがきた。かつて阿久悠氏が表現したような感動を...。

独学でピアノを学び、性同一障害ゆえの日常の葛藤を独特な感性で曲を創作。

シンガーソングライターとして脚光を浴びる。

まずは、曲とともに彼の(彼女の)歌を聴いてほしい。

『友達の詩』 

 『風になる』

『私の中の「いい女」』

『汚れた下着』


香りが飽和状態です~。

2007年10月12日 | 出来事

金木犀は場所によって咲く時期がまばらになるのですが、今年は少々違って...。

いつもの年なら彼岸頃から咲き始め、順次いろいろな場所で咲く。

ところが今年は一斉に咲き始めたため、金木犀の香りのオンパレードです。

しかも、我が家の花瓶にも香りが!ん~“ドンダケ~!”。

金木犀は橙色?ですが、白色の柊木犀(別名:銀木犀)も綺麗です。

香りは人間の五感の一部に刺激をもたらす。

同じように人として人に、五感を震わせるような刺激を及ぼす生き方をしよう!

 


行方不明?二ヶ月になろうとしていた...

2007年10月11日 | 出来事

PCから失踪して二ヶ月近くになっていた(笑)。

暑さから逃れていたら、すっかり秋らしい気候になってきました。

つたないこのブログに、数少ないながらもアクセスしていただいている貴重な方には、

大変お待たせいたしました。

空白の期間の出来事は追々、書いていきます。

今日は、今読んでいる本について。

単行本で読めなかった、帚木蓬生著『エンブリオ』。

“エンブリオ __ それは受精後八週までの胎児。

天才産婦人科医・岸川は、人為的に流産させたエンブリオを培養し臓器移植する

異常な医療行為に手を染めていた。

神の領域に踏み込んだ先端医療は何処へ向うのか。

生命の尊厳揺るがす衝撃の問題作。”

子供に恵まれない夫婦への“妊娠”という朗報をもたらす医師。

しかし、胎児の臓器を培養する行為は果たしてどうなのか?

短絡的かもしれないが、企業人が企業に莫大な利益をもたらしたからといって、

その企業から年棒以外に利益を搾取してはいけないことに通じると思うのだが。

「エントロピー増大の法則」というものがあるが、培養する臓器から生まれる“生命”

はこの法則には当てはまらない。