「誰も書かなかった!住宅で失敗しないための7つの自己防衛策」および「大震災に勝つ!100年持つ!最高の木造住宅を『安く』『無垢材』つくる方法」が10月21日(日)と23日(火)の読売新聞広告欄に掲載されています。おかげさまで読者から「勉強会に参加したい」「近くの現場を見学したい」という嬉しいお問い合わせも毎週のようにいただいております。
インターネット社会にあって、こうした書籍がいまでも注目されるのはどうしてでしょうか。
それは、インターネットで得られるのは「情報」ではあっても、「学習」の域までは達していないからではないでしょうか。多くの方が、何かを勉強しようとしたら、本を用います。テキストを使うのです。インターネットは情報ツールとしては適切といえる部分もありますが、学習というのは「じっくりと考える」ことで習得していくものではないでしょうか。情報ツールであるインターネットでは、じっくり考える前に「次の情報」を探してしまいます。それゆえ、「知識は入るかもしれないが、実力はつかない」というジレンマに陥りやすいものでもあります。
学ぶためには、読み、思い巡らして消化し、実際に見たり触ったり体験したりして体で習得し、そしてそれを実践することが必要です。インターネットで行えることのほとんどは「バーチャル(仮想)」なことであり、そこから先に行かなくてはならないのですが、実際にはそこで止まってしまうことが少なくありません。
ハウジング・ワールドでは、これからも本を出版していきたいと考えています。紙媒体もそうですし、タブレット端末で読めるものも提供していけると思います。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。