Restaurants MIKI Double(ミキ・ドゥーブル)

2009-12-07 16:38:36 | 洋食・各国・カレー
導入部~

これから始まるフレンチワールドなランチへの期待感が昂揚する









前奏~

野菜ポタージュの柔らかな甘味が味覚神経の覚醒を促す。
願わくば、このスープを一さじ口に含んだ時にカレースープの味を、想像して欲しい。









アクセント~

いつの場合も「彩り」は必要である、箸休めの為に1/2は残しておこう。
何故ならば……









主題部~

ケータイの画面から目線の切り替えが遅れたその刹那、カレーの香りだけがS
字カーブを描きながら先に来た。うーむ、この「かぐわしさ」だけで50得点稼いじ
ゃいましたね。ベースは「野菜カレー」ジャガイモ、ブロッコリー、パプリカ、茄子
のハーモニーを牛乳が包み込み、窪川ポークの旨みを閉じこめたカツレツと対
峙する。

そう、ここでは「カツレツの旨さと相まって」等という表現をしてはいけない。
あくまでも「ソース」が勝つか「カツレツ」が勝つのかという鬩ぎ合いを注視して
欲しいのだ。そうして結果的に客である私達は昇華したカツカレーを頂くことが
出来るのである。

一つの物足りなさは箸休めが無いこと、フレンチに福神漬けは似合わないけれど
人参やカリフラワーのピクルスなら色合い的にも宜しいかと。








エンディング~

余韻とは口中に於ける食後の感覚的残余を記憶に留める作業であり極めて短時
間しか感じる事の出来ない感覚。短いといってもコーヒーが、口中に留まる間にも
それを感じる事は可能であり、残余感(概ね旨み成分)が心地良い場合に限りそ
れは幸福感に繋がるのだ。


さあ、そろそろ時間です、席を立ちなさい、伝票は席には有りません。
流石にフレンチレストランである。





--shop data--

店名:レストラン「ミキ・ドゥーブル」
所在:高知市帯屋町1-14-15(KKビル2F)(Yahoo!地図)
電話:088-872-5002
営業:昼11:00~15:00(L/O14:30)夜18:00~22:00(L/O21:30)
定休:月曜(祝日の場合は翌火曜日)
席数:30席
舌代:カツカレー¥1,000+食後の珈琲¥250



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1 コメント

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ドゥ (弥二朗)
2010-09-14 12:17:25
D>W>U で どぅ 今の今まで知りませんでした。 D>O>L>Uと打ちよりました。
どと小文字ぅの組み合わせですらあ。 3タイプのほうが短くていいですね。 

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