質オザサ店主ブログ

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稲荷神って、狐じゃあなかった

2011-01-02 | 古代史のミステリー
全国にある稲荷神社の総本山とされる伏見稲荷大社。
住まいと同じ京阪沿線ですぐ行けるのに、初めてお参りに行ってきました。

年間約1000万人が訪れ、初詣には3ヶ日で約250万人が参詣、
これは関西で最多で全国でも五指に入るそうだ。

1589年(天正17)に豊臣秀吉が母・大政所の病気平癒を祈って造営した楼門


楼門内には右大臣と左大臣の像が安置されています。
両側には阿吽の2対になった狛犬ならぬお狐様が。
楼門前の一対の狐の像は、宝珠と鍵を銜えていて、
それぞれ御祭神の御霊と米倉の鍵とされるそうです。
これは今調べていて知ったことなので画像ありません。

 

本殿は、応仁の乱で消失した後、1499年に再建された「稲荷造り」重要文化財です。
しめ縄ではなくて稲穂がのれんのようにぶら下がってます。

有名な千本鳥居


 
左側一方通行で、どちらも同じ奥社奉拝所につながってます。
千本鳥居の終点にあるのが奥社奉拝所。

おもかる石

願い事を念じて、灯籠の頭の上の丸い石を持ち上げます。

私が持ったらものすごく重たかった。。。
予想より軽かれば願いが叶い、重ければ叶わないと言われています。

「杉」は、伏見稲荷大社のご神木。
木の昌んに生い繁ることから「椙」とも書き「富の木」と称えられています。
『しるしの杉』を一体授かってきました。

平安時代中期以降、熊野詣が盛んとなり、
その往き帰りには、必ず稲荷社に参詣するのが習わしとなっていた。
その際には、稲荷社の杉の小枝『しるしの杉』をいただいて、
身体のどこかにつけることが一般化していったそうです。

 

今年2011年が鎮座1300年にあたります。

711年(和銅4)2月7日初午の日に、
秦氏の伊呂具(いろく)が、餅を的にして矢で射た。
*「そんな遊びができるほどうちには米が沢山余っているぞ」という金持ち自慢
餅が突然白鳥に姿を変えて飛び去った。
白鳥は山城国紀伊郡の稲荷山三ヶ峰に舞い降り、その峰には稲がたわわに実った。
この奇跡を見た伊呂具が「伊奈利」の名をもって3つの峰に3柱の神を祀った。
これが伏見稲荷大社の起源という。

その後この地に豪族として秦氏が君臨することになります。
963年(応和3年)には、都の巽(東南)を鎮護する神社と定められました。


稲荷山という標高233mの山全体が神域となっています。
山自体が神の宿る場所「神奈備」
稲荷神そのものが狐ではありません。

「稲荷」とは、稲を荷うという意味で、稲成りや稲生りともいわれます。
五穀や食物を司る農耕の神様です。

 

農民にとっての五穀豊穣は、商人にとっての商売繁盛
いつしかお金持ちの家などに祭られるようになりました。
江戸時代には「全国どこにでもある」と言われるくらいの広がりを見せます。

狐が稲荷の使いとされるようになったのは、
稲荷神の別名である「御食津神(みつけがみ)」の当て字に「三狐神」と書かれた事や、
古代にあった「春に山の神が里に降りてきて田の神となり、秋に収穫が終ると山に帰る」という信仰から、
山と里を行き来する狐の習性によって狐が「田の神様」とされた事が相まってともいわれています。

伏見稲荷大社の抱き稲の紋
 
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6 コメント

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Unknown (アズキ)
2011-01-03 16:35:20
伏見稲荷のことはよくわかりました。
子供のころ家は商売をしていたので
ここには月参りで時々おばあちゃんに連れられてきていました。
今はお正月に来るぐらいかな。
あの長い鳥居はポスターにのるぐらいに有名ですよね。結構 あの場所好きです。
また 日を改めて 上の方まで行ってみましょうね。昨日は晴れて良い参拝でした。
アズキさんへ (おざさ)
2011-01-05 08:54:21
午後3時スタートでしたが、思い立ったが吉日ってよく言ったものでですね。
行ってよかったです。
今まであちこちでお稲荷さんに手を合わせてきましたが、商売繁盛になんで狐なんかなとは思ってました。
以前津和野の太鼓谷稲成神社神社へお参りしたときにはココまでは分かりませんでした。
http://blog.goo.ne.jp/goo3820/e/37f3820b4a026858c221cb0763b71f87
Unknown (TM)
2011-01-05 22:12:24
だいぶ前のことですが、私も元旦に伏見稲荷に初詣に行ったことがあるんですよ。伏見稲荷大社を選んだのは、ただ単に有名だったからですが。

もちろん千本鳥居の前で写真を撮ってきました。後にも先にも、関西でお正月を迎えたのはこのときだけです。
TMさんへ (おざさ)
2011-01-06 10:27:20
東京在住のTMさんがかつてお参りされたことがあったのですね。
南大阪で育ったので初詣は住吉大社という宣伝は知ってましたが、伏見稲荷がそんなに有名とは知りませんでした。
京阪沿線で暮らして早くも30年は経つのに、それでもお参りしようと意識したことなかったのです。
縁があるときって不思議です。
今年初めておいでとお呼びになられたのかもしれません。
ご訪問いただき有難うございました。 (jumgon)
2011-01-07 00:40:34
オザサさん、各地の旅行、歴史探訪とか少林寺拳法とか、色々活動されてるのですね。
漆の記事はおもしろかったです。
又時々訪問させてくださいね。
jumgonさんへ (おざさ)
2011-01-07 11:52:55
jumgonさんのブログはよく調べられていて参考になります。
伏見稲荷のサイトで秦氏のこと、そして賀茂一族とのつながりなど興味深く読みました。
でも簡潔にまとめることができなかったのでした。
古代史って以前はまったく興味なかったのですが、一度はまりだしたらどんどん興味尽きないですね。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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