秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

あの幻の春場所から5年が過ぎて

2016-03-09 | 世情雑感


稽古が終わると土俵が清められ三方に塩撒かれるのですね。






大阪港の築港高野山釈迦院境内に田子ノ浦部屋の春場所宿舎があります。
朝稽古の見学とちゃんこ体験に誘ってもらいました。





かつての鳴戸部屋の力士が現在では田子ノ浦部屋。
相撲界のことはよく知りませんが、ニュースちら見だけでもいろいろあったようです。




ビールを注いでくださったのは、丼 (o_o)
味まで違って感じます。





高安関って稽古の時は恐ろしかったけど、お食事の時はめっちゃカワイイ。
今日からファンになりました。





稀勢の里関のお目目、何を思案されてるのでしょうね。



鯛のでっかい切り身がいっぱい入った塩ちゃんこ。
めっちゃ美味しかったです。
先代は食通で鳴戸部屋のチャンコは角界一と言われてたとネットでみました。





田子ノ浦親方の髪型素敵です。






若の里は引退、西岩襲名披露で5/28に髷をおとされます。




若い力士は稽古の後すぐに接待で、お尻にまだ砂付いてました。




現在、鳴戸は空き名跡で協会預かりで、かつての鳴門部屋にいた力士らは全て田子ノ浦部屋所属となっています。
日本力士の救世主と囃され続けた稀勢の里。
しかしこの5年の間にいろいろおおありで、結局先場所で優勝したのは琴奨菊でしたね。



昨夜は巨人軍の賭博問題で上層部が引責ニュースみました。
今年は野球ですが、5年前は相撲界。
2011年の春場所が休みとなったのは八百長問題でした。


鳴戸部屋、田子ノ浦部屋でちょっとググッてみました。

ちょうど5年前の2011.03.09(週刊ポスト2011年3月18日号)の記事がヒット。


稀勢の里 ウォーミングアップしてるから八百長力士でない説
週刊ポスト誌上で「白鵬×日馬富士 疑惑の優勝決定戦」を告発した大関・日馬富士の元付け人・雷鳳(23)。
彼によると、「幕内で確実にガチンコ力士といえるのは、今年の初場所の番付では4人だけ」だと証言する。
その内の1人が稀勢の里(鳴戸部屋)だという。雷鳳が語る。
「稀勢の里はガチンコとして有名ですね。立ち合いで朝青龍の顔を思いきり張れたのはこの人くらい。支度部屋では付け人2人を吹っ飛ばすほど、いつも迫力満点のウォーミングアップをしています。結果が決まっていたらそんなに練習する必要もない。
八百長の見分け方にも通じる象徴的な一番があります。昨年の九州場所、白鵬の連勝記録を止めた時、白鵬が砂かぶり席まで吹っ飛ばされていた。ガチンコだからこそ、ああなるんです。」



それから半年が過ぎて、八百長問題を糾弾しすぎた「ガチンコ親方」鳴戸親方が窮地に立たされます。

あたかも“鳴戸部屋以外は全員八百長”といわんばかりの発言が災いとなり“鳴戸糾弾”ムードの起爆剤に。
“度を超したかわいがり”を是とする鳴戸親方となってしまいます。
そして、11月7日急性呼吸不全のため急逝されました。



2011.11.10※女性セブン2011年11月24日号
暴行騒動報じられた鳴戸親方の死去 「真相闇」と歓迎の声も
「亡くなる2日前には、取材に来ていたテレビ局のスタッフに“稽古場にはいるなといってるだろう!”と物凄い剣幕で怒鳴り始めたりと、暴行報道以来、ピリピリしていましたね」
11月7日、急性呼吸不全のため死去した大相撲・鳴戸親方(元横綱・隆の里、享年59)の亡くなる直前の様子をこう語るのはある相撲関係者。
“暴行報道”とは、『週刊新潮』が2週にわたって報じたもの。同誌によれば、鳴戸親方は“精神注入棒”と書かれた角材で弟子の頭を殴打したり、痩せていた弟子の体重を増やす目的でインスリンを注射していたという。
さらに鳴戸部屋では、大関候補の稀勢の里らによる“かわいがり”や、若手力士へのセクハラまであったという。
相撲協会では、報道を受けて、鳴戸親方から聴き取り調査を実施し、8日には臨時の理事会を開き、処分などを検討していた矢先の急逝だった。

数々の苦難を乗り越え、30才という高齢で横綱まで上り詰め、“おしん横綱”と呼ばれて人気を集めた元横綱・隆の里。親方になってからの姿について、別の相撲関係者はこう話す。
「“土俵の鬼”と呼ばれた二子山親方に育てられたせいか、親方になってからは、厳格で鉄拳制裁も辞さない指導方針でした。それだけに今回の協会からの事情聴取にも“やっていない”の一点張りで、親しい関係者には、“暴力じゃなくて指導だ。オレは悪くない”なんて話していたみたいです」
しかし、11月13日から始まる九州場所では、弟子の稀勢の里の大関獲りが懸かっており、大事な場所を目前に控えての報道だっただけに、ショックも大きかったようだ。
「親しい親方には、塞ぎ込んで、“稀勢の里には申し訳ない”とか“オレが泥をかぶればいいのか”なんて漏らしていて、精神的に不安定だったようです…」(相撲担当記者)
鳴戸親方の死によって、相撲協会は今回の暴行事件についての調査の打ち切りを発表した。結局、真相は闇に葬られたわけだが、相撲協会内部からはこんな声も上がっているという。
「協会としては、イメージ回復の大事な時期だっただけに、鳴戸親方の死で、事件に蓋がされたことを歓迎する幹部もいるそうです。これで稀勢の里が大関に昇進すれば、“親方に捧げた”とか“涙の昇進”といった美談にほとんどのニュースは差し替わるわけですから」(前出・相撲関係者)



6 コメント

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うらやましい~! (ミミー)
2016-03-11 23:47:20
母がお相撲好きで楽しみに毎日見ますので、私も一緒に見て興味あるのですが、大阪場所の部屋の宿舎に見学に行ったり、ちゃんこごちそうになったりしたことないので、すごくうらやましいです!最後の勤め先寝屋川で、職場の近くに境川部屋の宿舎がいつも来てたのに、1度も行けなかったのが残念でした。きっと勤め抜け出してよう見に行けなかったのでしょうね。大関豪栄道が寝屋川市出身なので、来てたのですが。豪栄道もカド番で頑張らねば!もっともっと稽古せんとあかんって解説で言われてました。母は遠藤も好きだったのですが、けがか何か事情があったのでしょうが、十両に落ちてしまって、永谷園のCMも、照ノ富士に取られましたね。再起して欲しいです。
田子の浦部屋、いい力士がいますね。稀勢の里も高安もほんとにガチンコ力士って感じで、頑張ってほしい…特に稀勢の里には優勝と横綱を願っている相撲愛好者が多いと思います。
ちゃんこ料理は幸運でしたね。

かつての八百長問題、私も当時は大変興味ありました。
ミミーさんへ (ulala)
2016-03-12 10:06:53
以前から何度もお誘いいただいてたのに、段取りつけて行かなかったのはタニマチって恐ろしげだったから^^
ブログみた友人がミミーさん同様行きたいなと言ってました。
相撲ファンならそんなものなんやと、初めての貴重な体験さえてもらい感謝。
春場所の初日、琴奨菊は高安との対戦だそうです。
にわかファンになったので楽しみです。
なるほど (りひと)
2017-03-27 18:24:16
相撲を知らなかったのですけど八百長事件でかなり景色が変わったのは理解していました。
そんな背景の中元隆の里さんが亡くなったのですね。映画じゃないけど現実にも色々な伏線があるようでびっくりしてしまいます。
正しい者が必ず評価されるようになるといいですね。人間世界は本当組織のは入るとしがらみばかりでその場で異を唱えると組織を出されかねないのですから。その中でじっとこらえてその精神を守り抜く姿は素敵ですけど、多分渦中の方々は相当な苦しみだったでしょう。土俵際で諦めずにいたらいい方向にいくとは信じられないような若者たちの為、いっぱい成功例を実体験で目の当たりにする機会をいっぱい作って欲しいですね。
隆という字には思い入れがありますので稀勢の里の師匠のお気持ちがとても近く感じてもいます。
見えない世界ゆえに本人には伝えにくい事もいっっぱいあったでしょうけど、稀勢の里の師匠への想いでお互いの気持ちが繋がりかねないのだろうと思いました。

神風とか土俵の神とかそんな表現よりも身近に関わった方々の想いが通じる可能性も再確認したように思います。皆さまの周りにもきっと同じような関係があるんでしょうね。無宗教ですけど縁がある方を大事にまた年長者の上の方にやって貰った事を上には返せませんので後輩の下の方へやってあげる事、それこそが大事な連鎖ともの凄い神を生むのかなあと思いました。
先祖やお世話になった方々が神になるのでしょうね。
うららさまにとってのギズモも神の一人だと思います。生きている方、亡くなってしまった方みんなが神になるのでしょうね。神社以外にも神がいそうなので自分の生活を見直したいです。2243
りひとさんへ (ulala)
2017-03-28 11:12:44
去年春たまたまお誘いいただいて訪問した田子の浦部屋稽古場、一年後にこんな展開あるとは。
あのときの稀勢の里の浴衣には高安の名前が染めてあったことも兄弟弟子の絆を物語ります。
そしてあの画像の視線の先には慟哭を乗り越えた深い思案や信念があったのでしょう。
2011年からの長い年月だったと思います。
亡き親方や今現在をささえてくださってる方々の思い、そしてそれらに感謝してもくもくと稽古に励み努力重ねた稀勢の里は、大きな感動を日本国民にもたらせてくれました。

いつもギズモに触れてくださってとてもうれしいです。
りひとさん、ありがとう(^人^)
高安勝った! (りひと)
2017-05-26 18:49:10
今日は、なんとか生で緊張しながら観れました。
宇良さんが負けた時公園に貼り付けだったのであーとガックリしましたけどその方が心は楽でした。たちあいから中盤からドキドキの展開でしたね。よかったです。
以前も見せて頂いた写真ですけどさらにテンション上がりすぎで見ちゃいました。ファンも凄いらしいですね。

あと2日気が抜けないです。稀勢の里の怪我へもいい効果あるといいですね。1103
りひとさんへ (ulala)
2017-05-26 23:35:20
今夕は同業者組合総会で、高安の勝負はつい今しがたニュースで見れました。
今場所好調な日馬富士が相手で勝てないだろうと思ってたので、嬉しいやら驚くやら。
実は春場所で稀勢の里が怪我した前日12日目生で見れました。
人生初体験のマス場所観覧でしたが事情あってブログ記事にできませんでした。
実際あの狭いマス席で飲み食いしながら相撲観戦集中は難しいことを実感。
TV視聴なら解説あるしビデオ再生、カエラアングル変えて見れて楽しめますね。
升席観覧は花見みたいな行楽なのでしょうと納得しました。

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