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ドラマの舞台

2016年09月29日 04時04分14秒 | ハチパパのひとり言

            NHK-BSプレミアム「隠れ菊」主演 観月ありさ

今週で終わるNHK朝の連ドラ「とと姉ちゃん」。4月の放送開始の頃見ててびっくりした。主人公の子供時代の舞台が、私の故郷浜松で、主人公の父親が勤めるのが染色工場だった。

私の父も終戦直後、浜松で染色工場を立ち上げ、一時はガチャマン時代(ガチャっと織機の音がするたびに1万円儲かる)と言われるほど羽振りが良かった。

それからいま、NHK-BSプレミアムで日曜夜10時から放送している「隠れ菊」。8回連続ドラマですでに4回の放送が終わっているが、これも浜松が舞台。観月ありさ主演で、主婦業から料亭の女将への転身、男と女の愛憎劇、離婚した家族の親子の葛藤など、ロケ地の場所当てや次の展開の行方が気になってしまう。

昨日一昨日と浜松へ行ってきた。親友との会食、実家の墓参りと弟夫婦の墓参りを済ませて、地元で有名な中華料理店で親族数人と会食もした。そこで浜松が舞台のテレビドラマの話で盛り上がった。

更に、来年の大河ドラマは浜松が舞台の「女城主景虎」である。浜松駅をはじめ、あちこちにポスターやディスプレイがなされ、これから市民あげてムードが盛り上がることだろう。

録画しておいたテレビ「あさひるばん」をカミサンと見ていたら、舞台がなんとカミサンの郷里宮崎県。この作品は、「釣りバカ日誌」で知られる漫画家で、映画の助監督経験もあるやまさき十三が71歳で初監督を務めた人情コメディ。3年前の11月に全国映画公開されたもので、私は初めて見たが、見ごたえのあるいいドラマだった。

「あさひるばん」には、宮崎のあちこちが画面に登場して、都城市の藤元総合病院も実名で何度も映されていた。ここは今年2月ガンで亡くなったカミサンの実姉が長期入院していた病院で、妹として近くのウイークリーマンションを借り、毎日看病に通ったところである。カミサンの顔は真顔で懐かしそうに見入っていた。

今夜、テレビ朝日の番組「あいついま何してる?」を見ていたら、東国原元宮崎県知事が出てきて、宮崎県の映像がやはりあちこち目に入る。「あさひるばん」を見たばかりなのに、カミサンの郷里の映像が続けて見られた。

夫婦それぞれ、郷里の映像がテレビに出てくると、嬉しくもあり自慢げにもなる。また、12年前から2年間、車にお布団を積み込んでハチと一緒に全国行脚した場所が放映されると、これも懐かしく当時の思い出を夫婦二人で話したりして楽しい。ドラマの舞台がどこかというのは、ドラマの筋書きとともに誠に興味深い。28/9/28

 



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