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東京丸の内でディナーを楽しむ

2017年03月24日 13時58分26秒 | ハチパパのひとり言

            ライトアップの東京駅と丸の内高層オフィスビル

急に息子二人から、夫婦で東京へ出てきて一緒に食事しないかと誘われる。兄弟で急に決まった話らしく、外出中のカミサンに連絡してOKとなった。

午後6時40分に東京駅構内の銀の鈴で待ち合わせとなったが、東海道線が蒲田駅付近を走行中急ブレーキがかかり緊急停車、品川ー川崎間の踏切に人が立ち入ったとの車内放送があった。

すぐに息子へメール連絡したが、幸いにも15分程度の遅れで電車は動き出したのでホッとした。銀の鈴にはすでに息子二人が待っていて合流、行きたい店があるというのでついて行った。

丸の内南口を出てすぐのJPタワー5階の万作KITTE丸の内店に入る。夜7時ともなるとサラリーマンで満席状態で、やむを得ずカウンターに横一列で座る。万作は昭和9年創業の宮崎料理の店で、3年前に東京中央郵便局がJPタワーKITTEとして生まれ変わったときに、宮崎から進出して出来た人気店らしい。

現地の本物の食材にこだわった「至極の鶏メニュー」と題して、 宮崎の自然で養鶏されている、幻の地鶏「ぶり鶏」を炭火で焼いたメニューが美味しかった。カミサンが宮崎県延岡市の出身で、地鶏の炭火焼きはよく知っているが、いつも食べてるものとは違ってやわらかく、もっちりしていて食べやすかった。(いつものとは歯ごたえのある真っ黒な感じのもので勿論美味である)

焼酎も本場宮崎でつくられて県外に出回らないレアなものばかりで、飲みごたえがあり美味しかった。正直なところ酒も料理もそれなりのいい値段だったが、宮崎出身のカミサンを想って選んでくれた店だと思う。結局息子たちに奢ってもらってしまったが、すまないという気持ちと幸せな気持ちが入りまじった素敵゚な時間だった。

東京丸の内も日本橋も、長年勤めた銀行の本部、支店に通っていた場所であり懐かしくもあるが、東京駅とその周辺の変容は著しく目を見張るばかりである。今日の行き帰りに乗車した東海道線は、上野東京ラインと称して東京駅は通過駅となり、ぎゅうぎゅう詰めの車内は通勤地獄そのものだった。当時を思い出して、よくぞ通えたものだと我ながら感心してしまった。29/3/22

 

 



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