枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

フレキシブル。わたしを月まで・・・

2018年02月07日 | Weblog

 ダン・マイルドと、ニナ・フレキシブルの年齢差を超えた恋愛漫画。然し、単なる恋愛とは異なる。スーパー少女のニナが、時空を翔ける話で、奇想天外でありながら、少女の可憐さや、愛らしさに加えて、しっかりした結婚感に驚く。未来世界では、月に連れて行くなど造作もないことだが。

 手塚治虫氏は、0マンの舞台に金星を、萩尾望都さんは火星を。竹宮恵子さんの作品は、COMに発表していた頃から好きだったが、空がすきもテンポよく楽しい。図書館で水野英子さんの、銀の花びらや、星のたて琴を話すが、全く知らない。ツルゲーネフの初恋も漫画で読むと良く分かる。

 どの世界でも、古典的な意味合いの物があるが、初期の作品のどれもが、水野英子さんのは素晴らしい。白いトロイカで、歌劇を知って、フィガロの結婚を、トリスタンとイゾルデも。知識の豊富さに驚くばかり。白鳥の湖も、バレリーナが登場するので新鮮だった。絶版となって久しいもの。

 自然からのインスピレーションは、個人の感性度にも依るが、天の声を聴けるのは、そうそう誰でもではない。神さまの気まぐれであったり、ちょっとした偶然からもあって、一概に決まったことではない。見えない物が視えるということには基準も、法則さえないからだ。根気、忍耐、諦めない。

 オリンピックが近づくと、前年に起こった事件を思い出さす。最近では、その事件が、大幅に脚色されていて、事実とは違う内容にびっくりした。日本人の悪い癖で、自分好みに解釈して、ネットやスマホに流す。何十年も経っているし、今更それを云ったところで、当事者は既に亡くなっている。

 書籍を読む愉しみは、個人差が大きいが、わたくしの場合は、ジャンルが広く浅いので、結構いい加減な話となる。つまりは知ったかぶりで、煙に巻くのも巧い。相当な臍曲がりでもない限り、調べてみようとは思わないからだ。実は、この手で法螺話をするのは快感にもなる。真実一路です。

 旧暦の、4月1日を、こういうのだが読み方がお分かりか?季節感があれば、衣替えを指すことは言わずながもで、綿貫である。

 

 

 

コメント
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