小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

秋色撮りレッスン 5 (松方コレクションほか)

2016年10月15日 | 展覧会
 
  
 神戸市立博物館の松方コレクションに勇んで出掛けたら下の作品数くらいならじっくり味わえると思うのだが、140もの作品を並べられるとついつい焦ってしまうし、知っている画伯はわずかで、フランスとイタリアが中心だったかその周辺の国々のものが壁に掛けてある。

 いやはや川崎造船所社長、衆議院議員もやられた松方幸次郎氏(1866年1月17日~1950年6月24日)の私財を投じての収集には圧倒される。さらに共楽美術館を設立しようとまでしていたという!   
  
 ロートレックの下の写真の作品だけは馴染みがあるが、モネ、セザンヌ、ゴーギャンなどは有名な普段目にする作風とは違う。彼らの絵が定着する以前の初期のものかな?下の作品と説明書きは博物館のHPから抜粋させてもらった。

 展覧会後は神戸の街を歩いた。



 

 

トゥールーズ=ロートレック(1864-1901年)1891年 オルセー美術館蔵  この《庭に座る女》は、背景に描かれた植物の緑色と、椅子に座る女性のスカーフの赤色が印象的な作品です。都会のダンスホールや酒場をテーマに描いてきたロートレックが、モンマルトルで自然を描いた珍しい作品と言えます。   



クロード・モネ(1840-1926年) 《ヴェトゥイユ》 1902年 国立西洋美術館蔵   ヴェトゥイユとは、フランスを代表する印象派の画家モネが、1878年にパリから移住してきた土地を指します。松方幸次郎は、第2次収集期(1921-1922年)にモネと出会ったことで、大きな影響を受けました。直接モネと交渉し《睡蓮》、《舟遊び》、《並木道》などを購入しています。我々日本人がモネの作品を知ることが出来るようになった一つのきっかけとして、こうした松方の行動が挙げられます。



ポール・セザンヌ 《ジョルジョーネの「田園の合奏」より》   ルーヴル美術館素描画室蔵

   

ポール・ゴーギャン 《水飼い場》   1891年 オルセー美術館蔵



シャルル・ドービニー 《イゼール川の谷の水門》  ルーアン美術館蔵

 

オーギュスト・ロダン 《永遠の青春》  国立西洋美術館蔵

  
  



展覧会場に隣接する旧居留地の「旧十五番館」 



朝ドラ「べっぴんさん」のロケに使われた上の絵の異人館「萌黄(もえぎ)の館」に行ってみたら
               ↓


改装中でがっかり!(笑)





すぐ近くの異人館「風見鶏の館」に足を延ばしたら、正面の公園でサクソフォーン吹きと小父さん世代の方がお疲れの様子だった。



さてどん尻に控えしは、JR三宮駅前のハロウィーン飾り  
    
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Unknown (shinkai)
2016-10-16 15:45:10
こんにちは!

松方コレクション展ですか?! お気に入りの作品はありましたか?

松方コレクション、という言葉は知ってはいるのですが、どういう経緯かとHPも見てきました。
 
で知ったのは、現在パリの有名美術館に収まっている絵も、元々はコレクションの一部だったのも知りましたが、
う~ん、こういうのは悪い言葉でいうと、ドサクサ紛れの泥棒みたいなもので、ははは、現代になっての平和交渉でこそ成り立つ「引きとめ、据え置き」ですねぇ。

小父さんの仰るいつも見ている画家作品のイメージと違う、というのも分かります。
名が歴史に残るほどの一流画家といえども、すべての作品が名作秀作であるとは限らず、なんですね。
それに仰るとおり、彼らのスタイル定着以前という事もありますし、
画家の死後その名が有名になると、かってのスケッチ的なものや習作も、その名前だけでお高く取引され一流美術館に収蔵、という事もある訳です。

それに松方さんがコレクションされ始めた時代には、既に有名作品は一流どころに収まっていた、という事もあるかと思います。

とはいえ、こうした実作を目の当たりに出来るというのは素晴らしいですよね。
一目でお気に入りのものはじっくりと、後はチラッとだけで良いとおもいます。
そうしている内に、本当にご自分のお好きなのが見えてくると思います。

こちらも秋が深まって来ました。 良い色になりつつありますよぉ。
shinkaiさんへ (小父さん)
2016-10-16 23:42:16
こんばんは

>お気に入りの作品はありましたか?

手元に作品リストはありますが、名前は忘れました。

ただ、人の体よりも大きく描かれた作品には見入ってしまいますね。
この展覧会の看板にもなっているロートレックの《庭に座る女》の前ではしばらく立ち止まってはいましたが、
とてもシンプルにさっさと描き上げたような印象でした。

この数年で出会った大作(有名な作品)は、たいがい特別惹きつけられるわけでもなく、これが秀作なんだと
自分に言い聞かせているみたいです。

>ドサクサ紛れの泥棒みたいなもので、ははは、現代になっての平和交渉でこそ成り立つ「引きとめ、据え置き」ですねぇ。

ああ、この《庭に座る女》の説明プレートにも国の宝なので国外へは出さないとか書いてましたね。

その割にはガードマンも居ないし、これが宝なんだ?なんて思って見てました。

>すべての作品が名作秀作であるとは限らず、なんですね。

どの展覧会に行っても名の知れた画伯でも教科書に載るような作品は数点しかありませんね。

その点、ターナー展などは、一人の作品の変遷がならべられて私にはとても興味ふかかったです。

>かってのスケッチ的なものや習作も、その名前だけでお高く取引され一流美術館に収蔵、という事もある訳です。

なるほどですね。

>とはいえ、こうした実作を目の当たりに出来るというのは素晴らしいですよね。

いや、素晴らしい絵画と有名な画伯の名も並んでいるのでしょうけど、すべてを見ていたら、モネ、セザンヌ、ゴーギャンの名前すら見落としそうになります(笑)

>一目でお気に入りのものはじっくりと、後はチラッとだけで良いとおもいます。

この要領がまだ身につきません。
前回くらいから音声ガイドを借りるのを止めました。
あれこそ自由に見させてくれずに追い立てられる印象ですから(笑)

>そうしている内に、本当にご自分のお好きなのが見えてくると思います。

有難うございます。
しっかり見ている絵って現在はshinkaiさんのものだけです。

芸術の秋にしなければいけませんね!(笑)

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